1.嫌だった出来事をよく覚えている繊細な子の登園しぶり
我が家には年長の繊細な娘・まーちゃんがいます。
2025年1月
これは、まーちゃんが年中だった頃のことです。
年少の時、みんなの前で吐いてしまった、当時のことをよく覚えていました。
朝も夜も口癖は「またきもちわくなって、はいたらどうしよう…」
保育園では、お友達との関わりが増えはじめ「〇〇ちゃんが〜でいやだった」、「〇〇ちゃんとけんかした…」と、家ではネガティブな話ばかり。
先生からは「楽しく遊んでいましたよ」と言われるのに、家ではなぜこんなに嫌だったことばかり話すのだろう…と不安になっていました。
些細なことでも怒りやすく、泣きやすくなり、何気ない会話も減っていき、どう関われば良いのかわからない。
そう感じる日が増えていきました。
冬休みが明けると、ついに「あしたほいくえんやすむ…いきたくない」と言うようになりました。
私の育て方がいけなかったのかな…
どうしてうちだけ…
仕事はどうしよう…
明日は保育園行けるのかな…
と、私の頭の中も不安でいっぱいでした。
泣き叫ぶ娘を抱えて無理に登園させたり、休ませたり。正解がわからないまま、毎日乗り切ることで精一杯でした。
その後、
「あたまいたい」
「おなかいたい」
と体の不調を言うようになり、笑顔が消え、私が何を言っても下を向いたまま動かず、保育園にほどんど行けなくなっていきました。
何とか登園できても、給食は数口しか食べられません。
「きもちわるくなるのしんぱい…」と泣く娘に、「そうだよね。心配だよね。」と共感することしかできませんでした。
大好きだった外遊びやお出かけも嫌がるようになり、「ずっとおうちがいい。ママがいい。」と一日中家の中で過ごすことが増えていきました。

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2.泣きながら食べる給食。何をしてあげればいいかわからない私…
2025年4月
年長になっても状況は変わらないまま。
ある日、給食を担当した先生から「6歳だからあと6口たべよう」「残しちゃダメだよ」と言われたことをきっかけに、家でも「ぜったいのこしちゃだめなんでしょ…」と言うようになりました。
そしてある日のお迎えで先生から、
「今日は給食中、ママに会いたいと泣いていました。」
と、聞いた瞬間、胸がギューッと締め付けられました。
私はお母さんなのに。
一番近くにいるのに。
何をしてあげればいいのかわからない。
励ましても、共感しても変わらない。
夜、一人で泣きながら不安な毎日を過ごしていました。

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3.ママが我が子を理解できた発達科学コミュニケーションの視点
2025年10月
悩みながらも、子どもとの関わり方を模索する中で出会ったのが、脳科学・心理学・教育学をベースにした発達科学コミュニケーションの学びでした。
家庭での関わり方や日常の声かけに目を向けていく視点に触れたことで、私の子どもの見方は大きく変わっていきました。
発達科学コミュニケーションでは、繊細な子は
- 刺激を受け取とりやすく感受性が高い
- 恐怖や不安を感じやすい
- ネガティブな記憶を強く残しやすい
- 自分を守るために行動を止める脳のブレーキがかかりやすい
と捉えます。
この視点を知った時、私は初めて気づきました。
「きもちわるくなるのしんぱい…やすむ」
この言葉は、甘えでも性格でもなく不安を感じやすい脳の特性からくる反応だったんだ。
そう理解できたのです。

4.不安を安心と自信に変える2つの関わり
発達科学コミュニケーションでは、不安を感じやすい子にはまず安心をためる関わりが大切だと学びました。
①笑顔とスキンシップ
- 穏やかな表情で接する
- 「お疲れ様」と笑顔で迎える
- 頭を撫でる
- 手を握る
- 抱きしめる
そしてそれまで毎日していた「保育園楽しかった?」「何したの?」という質問は止め、安心を届けることを最優先したのです。
②ネガティブな記憶をポジティブな記憶へ上書きする
不安を「大丈夫だよ!」と励ましたり、否定をして変えようとするのではなく、
ママの言葉で成功体験の記憶を積み重ね、脳にできた、大丈夫だったを増やしていく
ことを大切にします。
具体的には、
- 「おいしそうに食べているね」
- 「お箸の持ち方いいね」
- 「ママはもうお腹いっぱいだから残しちゃおう。ごちそうさまでした」
と、食べることへの安心を家庭で積み重ねました。
また、保育園の写真を見ながら
- 「こんなことしたんだね!」
- 「楽しそうに遊んでいるね」
と、楽しかった記憶に注目する会話も増やしました。
さらに、「残さず食べることよりも、命にいただきます・ごちそうさまが言えることをママは大切だと思うよ」と、新しい視点も伝えていきました。
すると、3日で暗かった表情が和らぎ、目が合い、たわいもない会話が増えていく変化がまず見られました。
そして、学び始めて1ヶ月後には、登園しぶりが和らぎ、保育園の出来事を楽しそうに話してくれたり、外へも出て遊ぶようになっていったのです。
無理だと思っていた外食へも「きょうラーメンたべにいきたい!」と挑戦したり、「きょうはしんぱい。かってきたものをいえでたべる」と、不安を感じる場面でも自分で決め、伝えてくれました。
2026年2月
不安でいつも減らして持っていったご飯も
「どのくらいでもいいよ!もぅきもちわるくならないから!」
と自信満々に言い、登園したまーちゃん。
そして、「きゅうしょくのスープおいしかった〜ぜんぶたべておかわりした!」
と笑顔で帰宅。
「あしたはきゅうしょくなに?」「あしたもおおなわとびしよー!」と楽しそうに笑う娘の姿がありました。

5.親子で笑顔になれた理由
繊細な子の脳の特性を理解し、正しい肯定を学んだことで子どもと関わる時の軸ができました。
なにをしたら良いのか迷い、どうしてこうなっているのかわからなかった私は、わかるに変わった安心と嬉しさで、自然と笑顔が増えていきました。
「ママが笑っていると嬉しい!」
まーちゃんが私にかけてくれた言葉です。
私もまーちゃんの笑顔が見れて心から嬉しかった。
不安があっても、正しい理解と肯定の関わりをすることで、安心と自信を取り戻すことができる。
ネガティブな出来事は変えられなくても、ママの声かけでポジティブな記憶へ上書きしてあげることができる。
そして親子で笑顔で過ごす日々が戻ってきました。
この記録が、親子で泣いているどこかの誰かに届き、1人でも多くの親子が笑顔になれたら嬉しいです。

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執筆者:えんどう まりな
発達科学コミュニケーション




