子どもの喧嘩が激減!繊細な長女が弟と仲良く過ごせるようになったママの肯定の声かけ

監修: むらかみりりか
発達科学コミュニケーション マスタートレーナー

些細なことで始まってしまう子どもの喧嘩に、どう対応したらよいのか頭を抱えていませんか。我が家も長年、繊細な姉と弟の喧嘩に悩まされてきましたが、繊細な子の脳に合った対応を実践したことで喧嘩が激減し、姉が弟の面倒をみてくれるまでになりました。その対応方法をお伝えします。

1.弟が姉にちょっかいを出すとたちまち始まる子どもの喧嘩

 

繊細な長女、現在中1の花(通称)は小4の頃から弟とよく喧嘩をするようになり、ひどい時は暴言がでたり弟の足を蹴ったりすることもありました。

 

喧嘩の発端は、花のゲーム機を勝手に触ったり、やっているゲームを覗き見したり、毎回ちょっとした弟のイタズラから始まりました。

 

花は自分のお気に入りのモノが壊されてしまうと思って、「さわらないで!」と言い、ゲームを覗き見されたときは「見ないで!」と言いながら叩いたり、そこから喧嘩に発展。

 

私はそのやりとりを見て、「そんな言い方しなくても見せてあげたらいいじゃない?」と花に提案しても、「やだ!」と言って弟が泣き出すというパターンが出来上がっていました。

 

毎日繰り返される子どもの喧嘩にイライラして、しまいには私が「やめなさい!」と声を荒げる日々…。

 

どうしたら喧嘩をしなくなるのか悩みながらも、子どもとの関わり方を模索する中で出会ったのが、脳科学・心理学・教育学をベースにした発達科学コミュニケーションの学びでした。

 

家庭での関わり方や日常の声かけに目を向けていく視点に触れたことで、私自身の受け止め方が、少しずつ変わっていきました。

 

繊細な子について学びを深めていく中で、繊細な子の脳の特性を知り、花への対応方法を変えたことで子どもの喧嘩が激減していくという驚きの変化があったのです。

 

次の章から、その理由と方法をお伝えします。

 

 

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2.繊細な長女がキレてしまうのは感情脳の不安定さに理由がある

 

繊細な子は脳の感情を司るエリア(=感情脳)が未熟なため感情をコントロールする力に苦手さがあります

 

そのため花はたわいもないことでも弟からイタズラをされると、危険を感じて感情脳が暴走し、言い方がきつくなったり、弟の足を蹴ったりしてしまうということがわかりました。

 

体調不良や疲れ、痛みなどが原因で感情がぶれやすくなり、怒りの感情が表れやすいという一時的な場合もありますが、その時はゆっくり休ませてあげたり、痛みを取り除いてあげましょう。

 

次の章からは繊細な花が弟と仲良く過ごせるようになった方法を3つご紹介していきます。

 

 

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3.繊細な長女が弟と仲良く過ごせるようになった3つの方法

 

①肯定の注目とママの笑顔がベースとなる

 

まずベースとなるのは、日常でのお子さんとの関わり方です。

 

出来ていないことや好ましくないことはスルーして、出来ているところだけに注目します

 

繊細な子は人の感情に敏感に反応するため、怒っているお母さんの子どもは怒りっぽくなり、楽しんでいるお母さんの子どもは楽しむようになるのです。

 

私が花に出来ていないことや好ましくないことに注目をすると、なんと今度は花が弟に同じことをしていることに気が付きました。

 

私が肯定の声かけに変えていくと、弟にも同じ声かけをするように。

 

「おはよう~!」

「朝の支度始めたんだね」

「ご飯モリモリ食べているね」

「~してくれてありがとう、助かったよ」

 

といったように笑顔で声かけをしていくと、の安心の範囲が広がり気持ちが安定していきました。やっているゲームを覗き見されてもそんなに気にならなくなったのです。

 

それでも喧嘩がおきてしまった時は?

 

以下に2つ、効果的な方法をお伝えしますね。

 

②喧嘩している最中はその場を見ないふりをして落ち着くまで待つ

 

花と弟が喧嘩をしている最中は家事などをしながら見て見ぬふりをしました

 

喧嘩中に視線を向けたり仲裁に入ると、構ってくれると思い込んで余計にヒートアップしてしまうからです

 

感情脳が暴走しているときはこちら側の話を聞く態勢にもなっていないので、ひとまず怒りの感情が落ち着くまで何も見ず、何も言わずに待ちます

 

③落ち着いたら話を聞いて、感情を言葉にする練習を促す

 

怒りの感情が落ち着き、お子さんが話を聞ける状態になったら、じっくり話を聞いてあげましょう。そして、自分の感情を言葉で表現する練習をします。

 

私は花がたまに弟を蹴ってしまうことに悩んでいました。

 

怒りの感情をそのまま行動(蹴る)に移してしまうのではなく、落ち着いて「〇〇が嫌だった」などと言葉にできるように促しました。

 

感情を言葉で表現する練習をすることで、お子さんは自分の気持ちを整理できるようになり、自分でコントロールする方法を学んでいくことができます。

 

この3つの方法を実践したことで、激しかった子どもの喧嘩が激減。

 

花は弟からイタズラをされても毎回、真に受けとることはなくなり、そして弟を足で蹴る前に「〇〇だからやめて」などと言葉でしっかり伝えられるようになりました。

 

 

何よりも嬉しかったのは、弟と一緒に公園へ行ったり、歯を磨いてくれたり、絵本を読んでくれたりとお世話までしてくれるようになったのです。

 

そんな成長したわが子を見ていると、とても微笑ましく、あんなに喧嘩が激しかった頃が嘘のように感じられます。

 

是非3つの方法を試してみてくださいね。

 

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執筆者:藤野とも子

発達科学コミュニケーション

 

 

監修: むらかみりりか
(『HSC繊細な子の育て方がわかる!ペアレントトレーニング』著者)

準拠理論:
本記事は発達科学コミュニケーションに基づき執筆されています


この記事を書いた人
藤野とも子

発達科学コミュニケーション トレーナー

娘が小4の時、「学校だいすき!」だったはずなのに
ある日の「先生が怖い」からはじまり、「できない」「やりたくない」と
ネガティブな言葉ばかりを口にするようになり不登校を繰り返すようになりました。
私はただ「大丈夫だよ」「できるよ」と励ますことしかできず
この子の力をどう育ててあげたらいいのかわからなかったのです。

発達科学コミュニケーションと出会い
娘がネガティブな感情になっていたのは、脳のストレス反応だったと知り
そこから私は「励ます関わり」ではなく、心と脳を強くする親子の関わりへ変えていきました。

すると娘は少しずつ、「これやってみたい!」と外の世界へ一歩踏み出してイキイキとした娘の姿を見られるようになったのです。

わが子のネガティブな言葉に巻き込まれてしまう、もう疲れた…と悩んでいるママへ。子どもが「できない」ではなく「やってみたい」と思える心と脳を育てる関わり方のヒントをお伝えしています。

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