保育園に行きたがらない3歳の繊細な子が「保育園楽しみ」と笑顔で登園できるようになったママの対応2選

夏休み明けや週明け、保育園に行きたがらない繊細な子どもは少なくありません。本やネットに書いてある対応策が上手くいかないと悩むお母さんも多いでしょう。この記事では、保育園に行きたがらない繊細な子が笑顔で登園できるための対応策を紹介します。

1.保育園に行きたがらない3歳の繊細な子にどう向き合うか

 

夏休み明けや週明け、保育園に行きたがらない3歳の繊細な子どもが増えてくるのは、多くのお母さんが経験する悩みです。

 

本やネットに書かれている通り、我が子の「『保育園に行きたくない』という気持ちに共感しても上手くいかない」と不安に思うママも多いのではないでしょうか。

 

この記事では、実際の経験をもとに、保育園に行きたがらない繊細な子どもへの効果的な対応方法をお伝えします。

 

 

2.3歳の息子が保育園に行きたがらない理由

 

昨年、我が家のスカイくん(通称)は、年少クラスに進級した直後から「保育園に行きたくない」と訴えるようになりました。

 

特に、夏休み明けからは保育園に行きたがらないことが多く、その抵抗感も強まり、毎朝の登園が大変なストレスとなりました。

 

本やネットに書かれてある通り、どんなに共感しても、スカイくんの「保育園に行きたくない」という気持ちは強まるばかりで、私自身も心身ともに疲れ果ててしまいました。

 

このとき、保育園に行きたがらないスカイくんの脳の中では何が起こっていたのでしょうか?

 

 

3.繊細な子どもが保育園に行きたがらない時に脳内で起きていること 

 

繊細な子どもは、ネガティブな感情や記憶を鮮明に覚え、それを脳に溜め込みやすい特性があります。

 

そのため、過去の嫌な体験を引きずり、はじめての環境や変化に対する抵抗感が強まることがあります。

 

繊細な子どもの「あれが嫌だった」という記憶が、保育園に行きたがらない要因になっているのです。

 

また、繊細な子どもは人の感情にも敏感に反応できる特性があります。

 

保育園に行きたがらないお子さんの「行きたくない」というネガティブ感情に寄り添ってあげたくなりますが、お母さんが「いやだよねぇ」と共感だけで終わってしまうと、ネガティブな感情がさらに強まってしまうことがあります。

 

この結果、「やっぱり行きたくない」と心のブレーキが強く効きすぎてしまい、保育園に行きたがらない気持ちが一層強くなるのです。

 

しかし、心と脳に合った対応を取ることで、スカイくんは今では毎日笑顔で保育園に登園できるようになりました。

 

その具体的な対応方法を次にご紹介します。

 

 

4.保育園に行きたがらない子を笑顔で送り出すための対応2選

 

◆①子どもの気持ちを受け止める

 

まず、保育園に行きたがらない繊細な子どもの「行きたくない」という気持ちを否定も肯定もせず、「そうなんだね」としっかり受け止めることが大切です。

 

その上で、「何が心配かな?」と聞いてあげることで、お子さんが感じている不安やネガティブな感情を言葉にして表現させてあげましょう。

 

◆②ポジティブな見通しを立てる

 

次に、保育園での楽しい出来事を想像させ、ポジティブな見通しを立ててあげましょう。

 

例えば

「大好きな〇〇くんに会えるね」

「きっと〇〇くんも会いたいって思ってるよ」

「大好きな〇〇のおもちゃで遊べるね」

 

といった声かけで、保育園に対するポジティブな感情に導くことができます。

 

このようにして、スカイくんは保育園への不安を乗り越え、今では「保育園楽しみ!」と笑顔で登園できるようになりました。

 

 

お母さんのちょっとした声かけや対応で、繊細な子どもの心は大きく変わります。

 

ぜひ、この記事で紹介した保育園に行きたがらない時の対応方法を試してみてください。

 

執筆者:まるやま あやか

(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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