夏休み明けに「保育園に行きたくない」と行き渋る繊細な子の朝をラクにする脳に届く対応2選

監修: むらかみりりか
発達科学コミュニケーション マスタートレーナー

夏休み明けや週明け、保育園に行きたがらない繊細な子どもは少なくありません。「本やネットに書いてある対応をしてるのに、上手くいかない」と悩むママも多いでしょう。この記事では、保育園に行きたがらない繊細な子が笑顔で登園できるようになるためにお家でできる対応を紹介します。

1.保育園に行きたがらない3歳の繊細な子にどう向き合うか

 

夏休み中は元気に過ごしていたのに、休み明けになると、「ママがいい」「保育園行きたくない」と保育園に行きたがらない子どもが増えてくるのは、多くのママが経験する悩みです。

 

本やネットに書かれている通り、わが子の「『保育園に行きたくない』という気持ちに共感しても上手くいかない」と不安に思うママも多いのではないでしょうか。

 

この記事では、実際の経験をもとに、保育園に行きたがらない繊細な子どもへの効果的な対応方法をお伝えします。

 

 

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2.3歳の息子が保育園に行きたがらない理由

 

2023年4月、わが家の翼(通称)は、年少クラスに進級した直後から「保育園に行きたくない」と行き渋るようになりました。

 

夏休みはその分楽しいことをたくさんさせてあげたい!少しでも経験させてあげたい!と、家族と一緒なら元気に過ごし、初めてのことにも挑戦する姿がありました。

 

私は「1学期よりも少し成長したし、休み明けは大丈夫かもしれない」と思っていました。

 

ところが、特にお盆休み明け、夏休み明けからは、「いきたくない」「ママがいい」「ママとおうちにいたい」がどんどん強くなり毎朝の登園が大きなストレスとなりました。

 

実は、家族と一緒に安心できる場所で元気に過ごすことと、ママから離れて集団生活へ戻ることは、繊細な子にとっては別の力が必要だったのです。

 

当時の私は、そんなことは知らず、本やネットに書かれてある通り、どんなに共感しても、翼の「保育園に行きたくない」という気持ちは強まるばかりで、私自身も心身ともに疲れ果ててしまいました。

 

このとき、保育園に行きたがらない翼の脳の中では何が起こっていたのでしょうか?

 

 

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3.繊細な子どもが保育園に行きたがらない時に脳内で起きていること 

 

繊細な子どもは、ネガティブな感情や記憶を鮮明に覚え、それを脳に溜め込みやすい特性があります。

 

そのため、過去の嫌な体験を引きずり、はじめての環境や変化に対する抵抗感が強まることがあります。

 

繊細な子どもの「あれが嫌だった」という記憶が、保育園に行きたがらない要因になっているのです。

 

また、繊細な子どもは人の感情にも敏感に反応できる特性があります。

 

保育園に行きたがらないお子さんの「行きたくない」というネガティブ感情に寄り添ってあげたくなりますが、お母さんが「いやだよねぇ」と共感だけで終わってしまうと、ネガティブな感情がさらに強まってしまうことがあります。

 

この結果、「やっぱり行きたくない」と心のブレーキが強く効きすぎてしまい、保育園に行きたがらない気持ちが一層強くなるのです。

 

しかし、心と脳に合った対応を続けていくことで、翼は今では毎日笑顔で保育園に登園できるようになりました。

 

その具体的な対応方法を次にご紹介します。

 

 

4.保育園に行きたがらない子を笑顔で送り出すための対応2選

 

◆①子どもの気持ちを受け止める

 

まず、保育園に行きたがらない繊細な子どもの「行きたくない」という気持ちを否定も肯定もせず、「そうなんだね」としっかり受け止めることが大切です。

 

その上で、「何が心配かな?」と聞いてあげることで、お子さんが感じている不安やネガティブな感情を言葉にして表現させてあげましょう。

 

◆②ポジティブな見通しを立てる

 

次に、保育園での楽しい出来事を想像させ、ポジティブな見通しを立ててあげましょう。

 

例えば

「大好きな〇〇くんに会えるね」

「きっと〇〇くんも会いたいって思ってるよ」

「大好きな〇〇のおもちゃで遊べるね」

 

といった声かけで、保育園に対するポジティブな感情に導くことができます。

 

このようにして、翼は保育園への不安を乗り越え、今では「保育園楽しみ!」と笑顔で登園できるようになりました。

 

“脳”が安心すれば
ママから離れて挑戦できる!

 

お母さんのちょっとした声かけや対応で、繊細な子どもの心は大きく変わります。

 

ぜひ、この記事で紹介した保育園に行きたがらない時の対応方法を試してみてください。

 

 

執筆者:まるやま あやか

発達科学コミュニケーショントレーナー

監修: むらかみりりか
(『HSC繊細な子の育て方がわかる!ペアレントトレーニング』著者)

準拠理論:
本記事は発達科学コミュニケーションに基づき執筆されています


この記事を書いた人
まるやまあやか

この記事に登場した翼は、書籍「HSC・繊細な子の育て方がわかる!ペアレントトレーニング」の翼くんです。

年少の頃の翼は、保育園に行けば楽しそうに過ごしているのに、朝になると「ママがいい」と私から離れられず、行き渋る日々が続いていました。

習い事でも、本当は「やりたい」気持ちがあるのに、いざその場に行くと私から離れられない・・

できる力はあるはずなのに、外の世界でその力を出せない息子の姿を見るたびに、「できるのに、なんで?」「このままで小学校大丈夫?」と、もどかしさと不安でいっぱい。

保育園の先生に「心が繊細ですね」と言われたことをきっかけに、繊細な子の子育てについて調べるようになりました。

調べれば調べるほど、「繊細な子だから、ママから離れられないのも、行き渋るのもしょうがないのかな」と諦めてしまいそうになっていました・・。

だけど、私は「繊細だからしょうがない」と、たった3歳の息子の未来を諦めたくなかった。

そんな時に出会ったのが、脳科学博士・吉野加容子さんが開発した、お家で脳を育てる「発達科学コミュニケーション」でした。

息子の困りごとを性格ではなく、心と脳の視点で理解し、「ママがいなくても大丈夫」と自立につながる関わりに変えたことで、翼は少しずつ変わっていきました。

1ヶ月で「ママがいい」はやわらぎ、3カ月経った頃には、「ママがいい」と泣いていた息子が、「ママ~早く保育園にいこう」と駆けていくほど保育園が大好きになり、1年間も参加できなかった本当はやりたかった習い事にも参加できるようになりました。

そして今、小1になった翼は、小学校という大きな環境の変化の中でも「いってきます」と元気に登校!

自分からお友だちに声をかけ、毎日「あそびにいってくる!」と外の世界を楽しめるようになっています。

私自身も、「このままで大丈夫かな」と不安でいっぱいでしたが、「この子なら大丈夫」と信じて見守れるようになりました。

幼児期の繊細な子が、ママから離れられず外の世界で力を出せないことに、もどかしさを感じているママへ。

「繊細だからって諦めなくて大丈夫」

そんな想いを込めて、ママから離れられない繊細な子が、ひとりで挑戦できる子になるための心と脳に合った関わり方をお伝えしています。

私の子どものころの夢は、困っている人を助けるアカレンジャーになることでした。今は、同じように悩む親子に「諦めなくていいよ」と希望を届けるHEROでありたい!

そんな想いを込めて、「アカレンジャーまるやまあやか」として活動しています。

発達科学コミュニケーショントレーナー
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