行動力が加速する!
5Dayシリーズ。
こんなテーマで
お届けしてきました^^
【Day1】子どもの脳をフリーズさせる声かけしていませんか?
【Day2】ボーッとしてフリーズしちゃう子の頭の中はどうなってる?
【Day3】言っても動かないマイペースな子の行動力が加速するやる気UP子育て
【Day4】どうして動けない?行動力をアップするために観察したい「聞く力」
↓今日はここ
【Day5】早く動けない「脳の」理由がわかればキレずにサクッと動き出す
*・*・*・*・*・*・*・*
いよいよ今日でシリーズ最終日!
さて最終日の今日は、
早く動けない「脳」の理由から
じゃあどうしたら動けるようになるの?
までを解説していきます!
以前の記事でもお伝えしたように。
脳は細胞の数ではなく
ネットワークが大事なので
ネットワークの枝がまだまだ
少ない小学生や幼児は
大人だったら考えなくても
できるような簡単なことでも、
できるような簡単なことでも、
子どもにとっては難しい
ことがあるとお伝えしました。
その上で、
今日は少し今までの話しと
違うじゃん!的な話しを
しますが、
とても大事な所なので
誤解を恐れずに書こうと思います。
それは、
脳全体の成長の事を考えた時には、
早くできるようになることだけが
良いわけではない
と言う「脳」の成長にとって
根本的に大切なお話しです。
えー!行動力が加速!
やる気UP!じゃないの?と
思ったかもしれません。
大丈夫です!慌てずに
聞いてくださいね^^
脳の発達の順番の話しを
していますので、
脳の発達の順番に沿っていけば
行動のスピードもついてきます。
今日の話しが①、
その次に②の順番でやっていけば
行動のスピードも
上げていくことができる。
行動のスピードも
上げていくことができる。
そう思って今日の話しを
表面的ではなく
根本から理解していくと
正しい方法でお子さんを
「脳から」行動力を伸ばすことが
できますので参考にしてみて
くださいね。
何度か
「子どもの脳は情報を処理するのに
時間がかかる」
と言う事はお伝えしてきました。
それによってどんな事が
起こってくるか?というと
・複数の事を同時にできない
・言われても見つけられない
・どの順番でやればいいかわからない
こんな事が起こっています。
例えば、靴を履いてほしいとき。
ママの指示は「靴履こうね。」
となりますよね?
この靴を履くと言う行動には、
脳の中では複数の処理をしなければ
ならないと言ったら
想像できるでしょうか?
①靴を見つける
このためには、
・見る
・目的のものを覚えておく
・注意深く探す
こんなたくさんの事を
同時に行っていることになるんです。
そのため、目の前に靴があるのに
見えてなくて探せないと言う様子を
見かけて、
「そこにあるでしょ!」
「ちゃんと見て!」
となった事はありませんか?
(わが家の不注意傾向があるグレーゾーンの
娘はまさにこれが大の苦手です)
娘はまさにこれが大の苦手です)
そして履くためには
②靴を手元に持ってきて、
履きやすい場所に置き、
距離感を合わせる
③どんな順番で履くのか
(右から?座ってから?
立ったまま履ける?など)
考えて実際に靴に足を入れる
こんな風にいくつもの機能を使って
靴を履いているんです。
大人にとってはあまりにも
当たり前にできることなので、
ここまで分解して考えたことは
ないと思います。
ですが、この例は極端かも
しれないけれど
日常の中で何度言っても
スムーズに動けない行動が
あるとしたら、
お子さんの苦手さや特性に合わせて
脳の処理の分解を考えて
ほんのちょっとサポートしたり
指示を分解してあげるだけで
叱らなくても
驚くほどサクサク動けるように
なります。
その時大事なのが、
早く!と急かすのではなく
一つ一つ動作を区切って伝えたら
時間がかかっても子ども自身に
考えさせてやらせてみる。
そのために、じっくりと待つ。
と言うことが一番大事になります。
行動の速さだったり、
効率的に動けるかどうかよりも
子どもの脳に必要なのは、
結果に向かうためのプロセスで
どれだけ試行錯誤したか?
ということなんです。
そのため、
私が毎月親子参加型で開催してきた
「こども社長トレーニング」
ではお子さんに色々な質問をして
楽しいイベントだったり、
お手伝いしたいお仕事を
考えてもらっていますが、
考えてもらっていますが、
参加者のママからこんな感想を
頂いたことがあります。
==========
(小2男の子のママSさん)
成瀬先生が息子に話しかけて
下さった時、
ニコニコしながら返事を待つ
時間の長さに正直驚きました!
講座で学んで実践しているつもり
でしたが、
先生がどんな風にお子さんと
接しているか生で見られたことで
より具体的にどうすればいいかが
わかりました。
(小3男の子のママYさん)
子どものやって欲しくない行動には着目せず、
子どもは意見を出した時には、
子どもにとっての
「自分の考えを聞いてくれる姿勢」
がすごく伝わる聞き方をして下さるなと思いました。
「自分の考えを聞いてくれる姿勢」
がすごく伝わる聞き方をして下さるなと思いました。
==========
こんな風にお子さんと
接していくので、
1回目の体験会では
「みんなと一緒にこんな事
やりたくない!」と
怒り出して参加できなかった
お子さんが
2回目からはニコニコで
自分のアイディアを語って
プレゼンしてくれたりするんです^^
今ではそのお子さんも
行動力がぐーんとUPして
先生からも準備が早くて
褒められるほどに
変化してくれています。
なかなか言っても動かない
と思ったら、
今日お伝えした脳が成長する
順番を意識してみてくださいね!
そして、経験が増えれば増えるほど
脳のネットワークが広がり、
太くなっていきます!
「お手伝い」で楽しく!
体験でいろいろな感覚を育てて
脳のネットワークを無理なく
伸ばすチャレンジをする
春休みにしてみてくださいね^^
*・*・*・*・*・*
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