発達障害グレーゾーンでやる気がない子が自然とやる気になる「やり始め」の極意

子どもが宿題をなかなか始めない…やり始めても集中力がなくて最後まで取り組めない…と悩んでいませんか?実は、発達障害・グレーゾーンでやる気がない子どものやる気を引き出すコツは「やり始め」にあります。  
 

苦手な事への集中力が続かない発達障害・グレーゾーンの子ども

 
 
「うちの子、やる気がなくて…勉強や授業に集中できないんです」という言葉をよく聞きますよね。
 
 
自分のお子さんが
 
・宿題を始めても最後まで取り組むことができない
・授業中に先生の話を最後まで聞かずに勝手なことをしてしまう
 
などという事に悩んでいるお母さんは多いと思います。
 
 

 
 
最後まで物事をやり遂げるには「集中力」が必要です。しかし、その集中力が続かないから最後までやりきることができないのです。
 
 
好きなことにだったら何時間でも没頭して集中するのに、勉強になると集中力が続かずに最後まで取り組めないというのは誰にでもあることです。
 
 
特に、発達障害・グレーゾーンの子どもは脳の発達が未熟であることや脳の特性から好きなことには過集中してしまうほど取り組めるのに、苦手なことや嫌いなことへ集中することが人一倍苦手という事が良くあります。
 
 
そのような子どもが宿題などの苦手なことに集中して取り組むための集中力を引き出すにはどうしたら良いのでしょうか?
 
 

集中するために必要なのこととは?

 
 
実は、集中するためには必要なことがあるのです!
 
 
それは「やる気」です。
 
 
大人になると、
 
・自分がどんな環境に身を置けば集中できるか
・何をするとやる気が出るのか
 
という事を自分なりの対処法を持っている方も多いと思います。
 
 
私の場合は
 
・集中したい時は仕事部屋よりも意外と自宅のダイニングテーブルが良くて、カフェワークは本気で集中したい時には向かない
 
・新しい発想を求める時、やる気をチャージしたい時はカフェワークがピッタリ♪
 
という事が分かってきました。
 
 
数々の失敗と成功の経験から学んできた、自分なりのモチベーションのあげ方、保ち方があると思います。
 
 
しかし、まだまだ経験年数の短い子どもの場合、いくら親から「集中しなさい!」と言われようとも、どんな風にすればやる気が起きるのか、本人にもわかっていません。
 
 
だからこそ、親の観察眼と環境づくりがとっても大切なんです!
 
 

 
 
実は、やる気を起こすためにとるべき行動は「よしやるぞ!」と気合いを入れることではありません。
 
 
人間の脳は、「やり始めれば自然とやる気になる」ようになっているんです。ということは、やる気がない子どものやる気を引き出すには「やり始め」がうまくいけば良いという事です!
 
 
では、「やり始め」をどうすれば良いのでしょうか?
 
 
次の項で、「やり始め」への上手な対応をお伝えしますね。
 
 

発達障害・グレーゾーンの子どものやる気を引き出す「やり始め」の極意

 
 
前項で、子どもがやる気を出すには親の観察眼と環境づくりがとても大切というお話をしました。
 
 
そこで、お子さんに宿題をさせたい場合を例にあげて説明しますね。
 
 
宿題をすることをお子さんが嫌がる前になんとなく机に座り、教科書を広げ、えんぴつを持たせることが宿題を「やり始める」までの流れになります。
 
 
そこまでをいかに円滑に、嫌がらずに進めるかが大事なポイントです。
 
 
東京大学大学院情報学環・学際情報学府特任准教授の古川雅一先生おすすめの方法として、「学習机におやつを置いて、勉強への流れを作りましょう」という方法が紹介されていました。
 
 
行動経済学が専門の教授なのですが、行動経済学の、強制的な手段を取らずに、自発的に人の行動を変えるように仕掛ける手法使って、机に向かって勉強するハードルを下げる方法を紹介されています。
 
 
まずは、勉強する机の横にランドセルを置いて、すぐに取り出せるようにしておいて、おやつを学習する机で食べるというものです。
 
 
そうすることで、抵抗感なく自然と机に向かうことができて机に向かう習慣ができるというもの。つまり、宿題の「やり始め」を自然な流れで習慣化できてしまうのです!
 
 

 
 
そして、もう1つポイントがあります。それは、具体的に小さな目標を設定することも大切だそうです。
 
 
これは発コミュでもお伝えしていますが、お子さんが「これくらいならやれそうだな」と思う所で目標設定するという事です。
 
 
高すぎる目標を立てるとかえってやる気が下がってしまいます。達成可能な目標を細かく設定するという事が、やる気を持続させる秘訣です!
 
 
なかなか宿題に取りかかれないお子さんだけでなく、ピアノの練習をなかなかしないなどにも応用できそうですね!
 
 
ぜひ、お子さんの集中力を続けさせていというお母さんはやる気の引き出し方を参考にしてみてくださいね。
 
 
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