思い通りにいかないと全部投げやりになる、自分を否定する子に正解の対応とは?

今日は、
私も以前とっても悩んでいた
 
凸凹キッズ特有の
「捉え方」「言葉」による、
思い通りにならないと
全部投げやりになっちゃう問題
についてお伝えしますね。
 
 
こんなことありませんか?
・子どもの希望ではじめた事
なのに、ほんの些細なことが
きっかけで
全てが嫌になり
なぜか怒って途中で放棄!

きみの為にここまで来たのに!
・やりたくてはじめた事なのに
ちょっと難しそうと感じた瞬間に
全面拒否に早変わり!

え?やりたかったんじゃなかったの?
・人から言われた「からかい」を
まに受けすぎて
学校にも行けなくなる。

それ冗談で言われてるだけ!
 
これは、私の娘にも
良くあることでしたし、
私の受講生からもよくお問合せや
ご相談をいただく内容なんです。
 
 
どうしてこうなってしまうのか?
というと、
凸凹キッズ特有の
脳の特性によるもので、
主な理由はこの3つ。
 

・見通しを立てるのが苦手

(だから勝手に思っていた
イメージと違った!ってことが
良くある)
・不安が強く、少しでも難しいと
感じた瞬間にできない!と脳が
感じてしまう

(落ち着いていれば3秒で
できる事も
できない!と決めつけて
動けない)
 

・冗談がそもそも通じない

(比喩や皮肉は
そのまま受け止めます。
捉え方がちょっと異なります。)
 
この脳の特性により
起こってくるのが
100→0思考です。

 
 
一度ダメだ!と感じてしまったら、
それまでの経緯とか
ちょっと工夫してみるとか
全部土返しして、
全て実際に投げ出してしまったり。
 
 
投げ出さなくても言葉で
 
「もう全て終わりだ」
「もう友達なんていない」
「明日から学校に行けない」
「もうゲームぶっ壊したい」
 
そんな激しい言葉が出てきて、
ママからすると
「こんなことでそんなになる?」
と驚いてしまうという事が
あったりしますよね。
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そんな時の対策をお伝えする前に
まず知っておいてほしいことが
あります。
 
 
それは、
 
子どもの言葉に騙されないで下さい
 
という事なんです。
 
 
どういう事か?というと、
例えば、ゲームを禁止された時に
「お母さんなんて嫌いだ!」
って言ってきたときは、
 
お母さんが嫌いなんじゃなくて、
心の中は

「もっとゲームやりたかったのに!」

と思っていますよね。
 
 
今は冷静なのでそう思えるけれど
実際はなかなかゲームをやめない
お子さんにママもイライラしている
ことが多いので、
 
そこで
「お母さん嫌いなんて言うなら
ママだってもう知らない!
と言ってしまったら、
 
ママひどい!僕のこと嫌いなんだ!
となってしまう。
 
 
こんなミスコミュニケーション
起こってきます。
 
 
ではどう伝えるか?というと、
「もっとゲームしたかったよね。」
と気持ちに共感する方法をとります。
 
 
だからと言って、
お子さんの言う通りに
全て願いを叶える必要はなく、
そっか。そうなんだね。
でOKです^^
 
 
子ども「ゲームなんかいらない!」
 
ママ「そっか。そうなんだね。」
 
と受け止めてみて下さいね。
 
 
こんな言葉を言っている時は、
子どもが自分で気持ちの整理を
したい時。
 
 
周りからすると、
突然極端な事を言い始めた!と
びっくりしますが、
 
それを、聞いた大人が
良い悪いの判断をしてしまうと
状況が複雑になってしまうので、
基本は受け止めるだけ。
否定しない。
 
 
行動が切り替わったら肯定する
という流れでやってみてくださいね^^
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