「まだ遊びたい!」と泣いて怒る子ども…スムーズに帰るには?
公園などで楽しく遊んでいる最中に、
「もう帰るよ」と声をかけると、
「まだ遊びたい!」と
泣いたり怒ったりして
帰るのを拒否する…。
このような経験をしたことがある
ママは多いのではないでしょうか?
毎回のようにこのやりとりが続くと
ママもストレスを感じてしまいますよね。
「帰るよ」で毎回泣かれる!公園からの帰宅が大変!
外でも思いっきり
体を動かして遊ばせたい!という思いから
公園に連れて行く機会が多かった我が家。
連れて行くのは良いのですが、
帰るときに一苦労。
遊ぶのが楽しすぎて、
「帰るよ」と言われると
泣いたり怒ったりして抵抗します。
遊びに行く前に
帰る時間を
あらかじめ決めておいても
約束が守れることもなく
結局無理矢理引きずって
帰るような状況でした。
帰るのを拒否するのはなぜ?発達特性と切り替え力の弱さ
ADHDとASDの特性を
持っている息子は
次の行動への切り替えが苦手です。
公園から帰ること
イコール
遊ぶのをやめないといけない、という
ネガティブな気持ちが生まれ
帰りたくない!と
泣いたり怒ったり、
癇癪へとつながってしまっていました。
また、時間の感覚も希薄だったり
楽しく遊んでいる時は
時間が過ぎるのも忘れて
没頭してしまう傾向があるのです。
時間よりも「回数」で約束するとスムーズ!
◯時になったら帰ろうね、と
時刻で約束を決めても
守ることが難しいので
回数で約束をしてみました。
時間よりも 回数で決めた方が
先の見通しが持ちやすく
切り替えを助けてくれるからです。
例えば
あと△回滑り台滑ったらおうちに帰ろうか!
あと自転車◯周したら帰ろうね。
こちらの決めた回数に
納得しない場合もあるので
そんな時は息子自身に
あと何回で帰る?と決めさせます。
すると
自分で決めたことで
折り合いをつけやすくなるので
おすすめです。
あまりにも
多い回数を言ったときは
もう少し減らしてくれると
ママ助かるな〜。と
交渉したこともありました。
すると、あと◯回だね!と
自分でも意識しながら
帰るタイミングを
気にしてくれるようになり
さっと切り替えて
泣いたり怒ったりすることなく
帰宅できるようになったんです。
それでも切り替えが難しいときは
帰宅後に楽しみを作っておきます。
帰ったら、ジュース飲もっか!
〇〇くんの好きなの買ってあるよ!と
楽しいことに切り替えられるよう
誘ってみることもおすすめです。
さっと切り替えて
帰ることができた時には
楽しかったね〜!と
ポジティブな言葉をかけて
いい記憶で終える、ということも
忘れないでおきましょう!
この対応を続けることで
「帰る」という行動が
スムーズにできるようになり
親子ともにお出かけのストレスが減ります。
最初はうまくいかない日も
あるかもしれませんが
続けることで
子どもは少しずつ変わっていきます。
ぜひ、試してみてくださいね!