病院にはちゃんと通っています。
それでも家庭での関わりまで
学ぶ必要がありますか?
はい。
医療と家庭では
役割が違うためです。
診断や治療の判断は、
医療機関に相談しながら進めます。
家庭では、診察室を出たあとの生活で
子どもの状態に合わせて
環境やコミュニケーションを
整えていきます。
こんにちは!
起立性調節障害・不登校・不安で動けない子が、朝から笑顔で挑戦し始める力を育てる
発達科学コミュニケーション
トレーナーの大下真世です。
病院には通っているけれど、
「家庭では、このままでいいのかな」と
迷うことはありませんか?
朝は起こした方がいい?
今日は学校を休ませる?
学校の話はしてもいい?
ずっとゲームをしているけれど、止めた方がいい?
どこまで本人に任せる?
診察室を出たあとの毎日には、
保護者が判断に迷う場面が
たくさんあります。
この記事では、
起立性調節障害における医療と家庭の役割の違いと、
家庭で大切にしたい関わり方を
お伝えします。
- 起立性調節障害における医療と家庭の役割の違い
- 通院していても家庭で迷いが生まれる理由
- 子どもの現在地に合わせて親ができる関わり
医療と家庭では役割が違う
起立性調節障害の診断や治療は、
医療機関に相談しながら
進めることが大切です。
今、身体がどのような状態なのか。
どのような治療が必要なのか。
薬をどうするのか。
こうした医学的な判断は、
医療機関が担います。
一方で家庭には、
診察室を出たあとの生活を
支える役割があります。
| 医療機関 | 家庭 |
|---|---|
| 身体の状態を確認する | 日々の体調や気持ちを受け止める |
| 診断・治療・薬を判断する | 生活の中で必要な環境を整える |
| 治療方針を検討する | 状態に合わせて会話や任せ方を調整する |
医療か、家庭か、
どちらか一方ではありません。
主治医の先生の方針を大切にしながら、
家庭では毎日の生活を支えていく。
医療と家庭の両方から支える
という考え方が大切です。
通院していても家庭では毎日判断が必要になる
ママたちが本当に困るのは、
診察室を出たあとの生活ではないでしょうか。
朝は起こす?
もう一回、声をかける?
今日は学校を休ませる?
学校の話はしてもいい?
ずっとゲームをしているけれど、
止めた方がいい?
元気そうだから外に誘う?
どこまで本人に任せる?
こうした判断は、
毎日同じではありません。
昨日うまくいった方法が、
今日もうまくいくとは限らないからです。
だから、
「何と言えば正解ですか?」と
一つの答えを探すだけでは足りません。
「何と言えば正解?」より子どもの現在地を捉える
家庭での関わりで大切なのは、
今、この子がどんな状態なのかを
ママ自身が捉えられることです。
今は、しっかり休む時期なのか。
少しずつ動きを増やせる時期なのか。
体調のつらさが強いのか。
失敗への不安が強くなっているのか。
状態によって、
必要な関わりは変わります。
「学校に行けるようにするため」だけに
目を向けるのではなく、
今の子どもにとって
負担を増やしているものは何か。
次の一歩につながることは何か。
そんな視点で見られるようになると、
日々の迷いを整理しやすくなります。
家庭で親ができる3つのこと
1.主治医の方針を土台に日々の状態を見る
診断や治療については、
主治医の先生に相談しながら進めます。
家庭だけで
「今日は動かした方がいいのかな」
「この症状は大丈夫かな」と
すべてを抱え込む必要はありません。
医療機関の方針を土台にしながら、
家庭では日々の体調や表情、
気持ちの変化を見ていきましょう。
2.環境を整え負担を増やさない
子どもが動けないとき、
「どうしてできないの?」と
理由を急いで聞きたくなることがあります。
一方で、体調のつらさや
学校への不安が重なっているときは、
答えを求められること自体が
負担になる場合もあります。
今、何が負担を増やしているのかを見ながら、
予定の入れ方や休み方、
本人に任せる範囲を調整していきます。
3.会話を通じて自分の状態を捉える力を支える
家庭で目指したいのは、
親にすべて決めてもらうことではありません。
「今日はここまでならできそう」
「今は休みたい」
「明日はこうしてみたい」
子ども自身が状態を言葉にして、
少しずつ考え、選べるようになることです。
そのためには、
できなかったことだけで終わらせず、
次はどうするかを一緒に考える
会話が大切になります。
まとめ|医療と家庭の両方から支えよう
起立性調節障害の診断や治療は、
医療機関に相談しながら
進めることが大切です。
その上で家庭では、
診察室を出たあとの毎日の生活で
子どもの状態に合わせて
環境やコミュニケーションを整えていきます。
正解の声かけを一つ探すよりも、
今、この子がどんな状態なのかを
捉えること。
その視点があると、
「今日はどうしよう」という迷いを、
次の一歩を一緒に考える時間へ
少しずつ変えていけます。



