さて今日は
「回復する不登校/回復しない不登校
ーこだわりの強さ編ー」
というお話です。
昨日は【感覚過敏】のお話をしました。
今日は2つ目のキーワード
【こだわり】です。
朝なかなか起きられずに
ただでさえ遅刻ギリギリなのに
髪型が1ミリでもずれたら怒る。

このやり方でやればいいのに
自分のやり方にこだわって
失敗してキレる。
ママは当たらず触らず
接しているのに、
ちょっと琴線に触れただけで
大爆発。
「もう!なんでこんなにこだわるの?」
「いつからこんなだったかな⁉」
と疲れ切っちゃいますよね。
ほかにも
✓時間の使い方
✓順番・ものの置き場所
✓やり方
✓自分のルール
これらが崩れると、
強い不安や怒りにつながる子がいます。
このとき
「融通がきかない」
「わがままだ」
と捉えてしまうと、
親子の関係はどんどん消耗します。
でも、こだわりは
“自分を保つためのココロの支え”
であることも多いのです。
この安心を無視して
ただ規則正しい生活だけ、
ただ〇年生としてふさわしい行動を、
と型にはめることばかり求めても
なかなかうまく行きません。
まずはお子さんのこだわりチェック
してみましょう。
☆こだわりチェックリスト
STEP1|強さの確認
□ 髪型・服・持ち物が少し違うだけで強い不機嫌になる
□ 順番が変わると動けなくなる
□ 自分のやり方以外を提案されると怒る
□ 予定変更に極端に弱い
□ 物の配置が崩れると落ち着かない
□ 「0か100か」の発想になりやすい
□ 細部に異常に時間がかかる
▶ 3つ以上当てはまる子→
こだわりは“強め”です。
STEP2|深掘りしてみよう
□ こだわりが崩れるとき、実は不安そうな表情をしている
□ 「失敗が怖い」傾向がある
□ 人からどう見られるかを強く気にする
□ 予定が読めないとイライラする
□ 完璧にやれないならやらない、
になりやすい
□ 外では頑張っていますよと言われる
▶ 多く当てはまるなら
それは“性格”ではなく「脳の反応」の
可能性が高い。
つまり脳の反応を変えるサポートが必要。
さらにもうひとつ。
こんな対応していませんか?
STEP3|親の対応チェック
□ こだわりを正そうとしている
□ 「普通はこうでしょ」と言っている
□ 早く慣れてほしいと思っている
□ イライラを態度に出してしまう
□ 爆発を止めることを優先している
↑これが多いほど長期化の
リスクは上がります。
いかがでしたか?
お子さんはサポートが必要ですか?
そして、ママの対応は思い当たることが
多くありませんでしたか?
回復が進むケースは、
こだわりを壊そうとしません。
まずは
「なぜそれが必要なのか?」を見ます。
こだわりは、
不安の裏返し。
安心が増えると、
自然に緩んでいきます。
無理に広げるのではなく、
安心の土台を広げる。
そのためにまずは、
こだわりを受け入れるところから
始めてみましょう。
ここを間違えると、
不登校は長期化しやすくなります。

明日は3つ目のキーワード
【繊細さ】についてお話します。
今日はここまでです。


