さて今日は
「学年が変われば何とかなるかも」
というママが増えてきたこの時期、
ある誤解を解消するお話です。
今日は、そんなふうに思うのが
“自然な理由”と
そこに少しだけ視点を足すお話です。
春が近づくと
クラス替えや
先生の変化をきっかけに
「今度こそ変わるかも」
そう思いたくなりますよね。
実はこれ、
特別なことではなくて
親としてすごく自然な感覚です。
環境が変わることで
楽になることもありますし、
実際に
それでうまくいくケースもあります。
私自身も当時は
同じように感じていました。
だからこそ今は
「そう思っていた自分を否定する」
というより
もう一つ視点を知っておくと
ラクになるなと感じています。
その大事な視点。
それは
「環境が原因なのか」
「脳の受け取り方が原因なのか」
という視点です。
どちらかひとつにフォーカスすると
回復がうまくいきません。
環境だけに頼ると
お子さんの青春時代が「運任せ」に
なってしまいます。
だからどちらの視点も大事なんです。
たとえば、
・友達の一言をずっと気にしてしまう
・注意されると強く落ち込む
・嫌な出来事を何度も思い出す
・失敗すると思うと挑戦できなくなる
こうした子どもたちは
心が弱いわけでも
性格の問題でもありません。
多くの場合、
「脳がネガティブな情報を強く
受け取る回路」
になっているだけなのです。

そして、この回路は
学年が変わっただけでは
自然には変わりません。
クラスが変わっても
学校が変わっても
また同じことで
苦しくなってしまうことがあります。
もともともっている脳の反応は
実はとっても強いから。
だからこそ大切なのは
「環境が変わることを待つこと」
ではなく
「脳の回路を整える関わり方」を
知ることです。
たとえば、
もしメガネのレンズに
傷がついていたらどうなるでしょう。
景色がぼやけて見えますよね。
そのとき
部屋を変えても
学校を変えても
景色はやっぱりぼやけます。
なぜかというと
問題は景色ではなく
レンズだから。
繊細な子や
ネガティブ思考の子も同じです。
世界が悪いだけでも
学校が悪いだけでもなく
脳の受け取り方のレンズ、
ここにもかたよりがあるんです。

だから
環境を変えるだけでは
見え方は変わらない。
逆にレンズを整えると
世界の見え方が変わります。
実は、
不安が強い子
繊細な子
ネガティブ思考の子は
親の関わり方によって
脳の使い方が変わっていきます。
子どもの未来を変えるのは
偶然の環境ではなく
日々の関わりです。
次のメールでは
繊細な子が
ネガティブ思考になりやすい深い理由を
もう少し深くお話しします。
今日はここまでです。


