さて今日は、
「行かせても不安、休ませても不安」
そんな朝を過ごしているママへ
お話しします。
不登校や起立性調節障害のお子さんを
育てていると、
朝が来るたびに、
ママの心がぎゅっと
苦しくなることはありませんか?

子どもが起きられない。
顔色も悪い。
体調もつらそう。
だから、
「今日は休ませた方がいいのかな」
と思う。
けれど同時に、
「このまま休ませ続けたら、
もっと行けなくなるんじゃないか」
「甘やかしているって
思われるんじゃないか」
「学校からも、家族からも、
この子の将来からも、
私が逃げているように
見えるんじゃないか」
そんな不安が出てくる。
じゃあ、少しだけでも
行かせようとすると、
今度は子どもの顔がこわばる。
「少しだけ行ってみる?」
「保健室だけでも行く?」
「先生に会うだけでもどう?」
そう声をかけた瞬間、
お腹が痛いと言う。
泣く。怒る。黙り込む。
その姿を見ると、
今度はママの胸がぎゅっとなる。
「無理に行かせて、
この子をもっと
傷つけているんじゃないか」
「私が焦っているだけなんじゃないか」
「この子の心を
壊してしまうんじゃないか」
だから結局、
行かせても不安。
休ませても不安。
どちらを選んでも、
ママの心は休まらないんです。
けれど、ここに
小さなズレがあります。
それは、
「行かせるか、休ませるか」だけで
今日の対応を決めようとしていること。
もちろん、
登校するか休むかは大事です。
けれど、
本当に見たいのはそこでは
ありません。
大事なのは、
今のお子さんの脳が、
挑戦できる状態なのか。
それとも、
安心を回復させる状態なのか。
ここです。
休ませることが必要な時期もあります。
でもその休み方は、
ただ何もしない時間ではなく、
「責められなかった」
「安心できた」
「自分で少し選べた」
という記憶を積み重ねる時間に
していくことが大切です。
反対に、
挑戦させることが必要な時期もあります。
でもそれは、
ただ学校に行かせることではありません。
行こうかなと思えた。
朝、起きられた。
学校の近くまで行けた。
保健室に10分だけいられた。
そんなふうに、
子どもの脳が
「これならできそう」
と感じられるサイズまで
小さくすることが必要です。
つまり大事なのは、
行かせることでも、
休ませることでもなく、
今のわが子に合う一歩を見立てること。
ママが迷うのは、
愛情が足りないからではありません。
行かせるにも理由がある。
休ませるにも理由がある。
どちらにも、
子どもを守りたい気持ちがあるから
苦しくなるんです。
だからまずは、
今日行けたかどうかだけで
回復を判断しないでください。
見るポイントは、
登校できたかどうかではありません。
体調はどうか。
表情はどうか。
言葉で気持ちを出せているか。
崩れても立て直せるか。
好きなことから動けているか。
自分で選ぶ場面があるか。
ここを見ていくと、
今必要なのが
休息なのか、
小さな挑戦なのかが
少しずつ見えてきます。
行かせても不安。
休ませても不安。
そんな朝に必要なのは、
ママがひとりで正解を
探し続けることではありません。
必要なのは、
わが子の今を見立てて、
親子の心が壊れない一歩を選ぶこと。

そこから、
回復は始まっていきます。
不登校や起立性調節障害のお子さんの
「今の状態」を見立てて、
次の一歩を作っていきましょう^^
※明日はこんなやり方で
歩みを進めている親子のストーリーを
いくつかご紹介します。


