さて今日は
「大谷翔平の本を読んでも、
野球は上達しない」
というお話についてです。
もし、お子さんが、
「野球を習いたい!」
と言ったら、
本やYouTubeだけを渡して、
独学でやらせるでしょうか?

きっと、
できるだけ良い先生に習わせたい。
できることなら、
一流の選手から教わらせたい。
「大谷翔平に教えてもらえたら最高!」
なんて思うのではないでしょうか。
お子さんのことになると、
いい先生、いい塾、いい学校、
と躍起になる私たちママ。
ところが、自分の子育てになると、
本を読む。
SNSを見る。
無料セミナーに参加する。
誰かの成功事例を集める。
それだけで、
なんとかしようとしてしまうことが
ありませんか?
もちろん、
情報を集めることは大切です。
けれども、
大谷翔平選手の本を
何冊読んでも、
自分のフォームの
どこを直せばいいのかは、
本からは教えてもらえません。
バットを振ってみて、
「今のあなたは、ここに力が
入りすぎているよ」
「まずは、この動きから練習しよう」
「今は次へ進むより、
ここを繰り返したほうがいい」
そうやって、
今の状態を見てもらいながら、
実践して、
修正して、
もう一度やってみる。
だから、
少しずつ上達していきます。
子育ても同じです。
「肯定が大切」
「スモールステップで」
「見守りましょう」
情報として知っていても、
わが子の今の状態では、
どの言葉をかけるのか。
今は休ませる時期なのか、
小さな挑戦を促す時期なのか。
動けなかったときは、
待つのか、
一歩をさらに小さくするのか。
ここまで判断できなければ、
実際の関わりには落とし込めません。
情報を集めることと、
学びながら進むことの違いは、
「知ったかどうか」ではなく、
実践したあとに、
わが子の反応を確かめ、
次の一手を
選び直せるかどうかです。
さらに大切なのは、
有名な先生に
教わることでも、
誰かの成功例を
そのまま真似することでもありません。
わが子の今の状態を捉え、
この子には、
何が必要なのか。
どこから始めれば、
「できた」を積み重ねられるのか。
そこを一緒に考え、
軌道修正できる環境があることです。
実は、学びには、
「知っている」と
「使える」の間に、
大きな壁があります。
たとえば、
野球の正しいフォームを
頭で理解していても、
実際にバットを振った瞬間には、
いつもの体の使い方に
戻ってしまうことがあります。
子育ても同じです。
「肯定しよう」と分かっていても、
朝、子どもが起きてこない。
約束したことをやらない。
ゲームをやめられない。
そんな場面になると、
不安や焦りから、
いつもの声かけに戻ってしまう。
だから必要なのは、
正しい知識を
増やし続けることではありません。
実際にやってみて、
子どもの反応を確かめ、
「今の言葉は届いたのか」
「この一歩は、
この子には大きすぎなかったか」
と振り返り、
次の関わりを
選び直していくこと。
この、
知る
↓
やってみる
↓
反応を確かめる
↓
修正する
という繰り返しによって、
知識が初めて、
わが子を支える力へと
変わっていくのです。

不安で動けない子の回復は、
一直線ではありません。
少し動いたと思ったら、
また止まることもあります。
そんなとき、
「やっぱり、うちの子には無理だった」
と諦めるのか。
「今の一歩が大きすぎたのかもしれない」
と見立て直せるのか。
この違いが、
その先の親子の行動を変えていきます。
セミナーでお伝えしたことも、
聞いて終わるための
情報ではありません。
お子さんが、
自分で考え、
自分で選び、
自分から動き出すために、
ご家庭で使える形に
変えていくための学びです。
※セミナーから個別相談に
進まれた方はぜひ、その実践の結果を
教えてくださいね^^
これまで、
情報を集め続けても、
答えが見つからなかった方へ。
今必要なのは、
さらに新しい情報を増やすことではなく、
知っていることを、
わが子に合う一歩へ変えること。
ここを一緒に進めていきましょう。
今日はここまでです。


