「パパを怒らせないように」と伝えていた私に、息子がくれた言葉

朝起きられない

さて今日は

「「パパを怒らせないように」と
伝えていた私に、
息子がくれた言葉」

というお話です。

 

先日、息子と一緒に走りました。

走りながら会話が弾み、

気をつかうことも、

遠慮することもなく、

お互い自然体でいられました。

私が3キロ走ったところで

「今日はもうこれでいいかな」

そういうと…

「もう限界と思ったところからの

 あと1周がココロもカラダも
 
 成長するんだよ」

と息子が言いました。

息子の言葉に背中を押されて、

あと1周。

今までで一番、

力を出せた気がしました。

そんな時間を過ごしながら、

私は、息子が起立性調節障害に

なった頃のことを

思い出していました。

その頃の私は、

仲のいい親子だと思っていました。

だから、息子の体調を良くしたくて、

「水分はとった?」

「塩分も必要だよ」

「少し運動した方が

いいんじゃない?」

「生活リズムを整えよう」

と、良かれと思って

声をかけていました。

息子が本当にすべきこと
(そう当時は信じていたもの)に

集中できるように、

私が先回りして確認したり、

必要なものをおぜん立てしたり。

こだわりの強い息子に

気を遣いながら、

できるだけ困らないようにと、

あれこれ整えていたんです。

でも、そんな声かけが続くうちに、

息子は部屋に鍵をかけて、

出てこなくなりました。

うまくいっていると思っていた

親子関係に、

初めて暗雲が立ち込めたように

感じました。

当時の我が家には、

もう一つ、見過ごしていたことが

ありました。

家の中のコミュニケーションの

基準が、

いつのまにか

「パパを怒らせないように」

になっていたことです。

夫が怒ると、

家庭の雰囲気が一気に悪くなる。

それを防ぎたくて、

私は何気なく子どもたちに

お願いしていました。

それもこれも

子どもたちをちゃんと

育てたかったからです。

「パパを怒らせないようにしてね」

その言葉で、子どもたちに

誰かの機嫌を気にすることが

当たり前だということを

教えていたのかもしれません。

そして、誰かに気を遣うことも、

誰かが自分に気を

遣ってくれることも、

当たり前のようになっていたのでは

ないかとあとになって考えると

思うのです。

息子が以前、

こんなことを言いました。

「今こうしていられるのは、

自分の努力もあるけど、

ママのおかげが大きいと思ってる。

でも、パパが怒らないようにって

子どもたちに言い聞かせていたのは、

本当によくなかったと思うよ」

息子が私のことを認めてくれた。

そのことは、とても嬉しかったです。

でも同時に、

私が子どもたちに

背負わせていたものにも気づき、

胸が痛くなりました。

「そうだよね」と、

息子と率直に返しました。

そのころすでに猛省していたから。

それでも、

もっと早く気づけなかった自分を、

私は深く反省しました。

息子が部屋に鍵をかけていた頃、

私は発コミュを学び始めました。

息子を心配して

先回りするのではなく、

まず息子の言葉を受け止める。

そんな関わりを続ける中で、

少しずつ、息子と穏やかに、

率直なコミュニケーションが

とれるようになっていきました。

だから、先日のランニングで

息子の言葉に背中を押されたとき、

私は気づいたんです。

私が息子に伝えてきた関わり方は、

息子の中にも宿っているの

かもしれない。

 

親から子へ伝わった言葉が、

今度は息子から私に返ってきた。

私が息子を支えているつもり

でいたけれど、

この日は、息子に伴走して

もらっていました。

親子の関係は、

どちらかが一方的に

支えるものではないんですね。

私が伝えたものは

子どもが受け継ぐ。

そしてそれが今度は

子どもが誰かとかかわるときに

活かされる。

人を癒し、

人を励まし、

人のやる気を引き出し、

この人と一緒にいると楽しい!

自分をもっと高めたい!

と感じるコミュニケーションに、

そう感じてもらえる存在に、

なっていくんです。

それはただ「今」という時間を

支えるものではない。

ここから先訪れる未来永劫、

子どもが出会う人に伝播していく。

親から子へ、

子から孫へ。

はたまた、

血にかかわらず

コミュニケーションをとる

すべての人に。

こんな素敵な人生の贈り物は

他にないと思っています。

もし今、

心配で先回りしたり、

子どもの顔色を見ながら言葉を

選んだりしているなら、

それは、あなたが一生懸命に子どもを

守ろうとしているからだと思います。

ただ、私は

関わり方を学び直すことで、

息子との関係は、

もっと健全で深いものに

変わっていきました。

あの頃の私のように、

「どう接したらいいんだろう」

と迷っているママと、

今の親子に合う関わり方を

一緒に考えられたらと思っています。

支えられた子どもが

今度は誰かを支える存在へ。

家族以外の誰かに愛され、

友に笑い、

人生の時間を一緒に歩きたいと

思ってもらえる存在に。

そんな素敵な贈り物を

ここからあと少し

共に過ごせる時間も

届け続けていこうと思っています。

今日はここまでです。

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