我慢ができず癇癪を起こす子を前に立ち止まっていませんか?
「今すぐやりたい!」と強く主張して待てない。
思い通りにならないとすぐ癇癪を起こす。
欲しいものを我慢できず泣き叫ぶ。
そんな子どもの姿に、
「どうしてこんなに我慢できないの?」
「癇癪がひどくなってきている気がする…」
と悩んでいませんか?
頭では「成長の途中」と分かっていても、 毎日の生活の中で何度も繰り返されると、 ママの心もすり減ってしまいますよね。
私自身も、我慢と気持ちの切り替えが苦手な我が子に 「育て方が間違っているのかな」 「このまま大きくなったらどうなるんだろう」 と不安を抱えてきました。

そんな中、私は発達科学コミュニケーションを学びはじめ、分かったことがあります。
がまんができないことや癇癪は、性格やしつけの問題ではないということです。
「また怒っちゃった…」を今日で手放す。
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我慢ができない子の行動に隠れている発達の仕組み
我慢できない、癇癪を起こしやすい子どもは、 脳の中の「ブレーキ機能」がまだ育っている途中の状態です。
そのため「待つ」「我慢する」「気持ちを切り替える」ことが、今はとても難しいのです。
このブレーキ機能は、
・衝動を抑える
・気持ちを切り替える
・先の見通しを立てる
といった働きをしています。
これらはすべて、行動を止めたり調整したりするために必要な力で、成長とともに少しずつ育っていくものです。
特に、発達凸凹のある子どもは、
・「やりたい!」という感情が先に出る
・待つことや順番がとても難しい
・気持ちを言葉にする前に行動や癇癪が出る
といった状態になりやすいのです。
自分の中で気持ちを整理したり、「あとで」をイメージしたりすることがまだ難しいため、感情がそのまま行動として表に出てしまうことも少なくありません。
大人にとって当たり前の「ちょっと我慢する」「あとでね」は、発達に特性を持つ子ども達にとっては、とても高度なスキルです。
その場の気持ちを抑えながら、先の見通しを持ち、行動を切り替える
―― 実は、脳の中では複数の働きが同時に必要とされています。
つまり、
我慢できない=わがまま
癇癪=しつけ不足 ではありません。
脳がまだ発達の途中にあり、今まさに我慢や切り替える力を育てるための練習を重ねている段階なのです。

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我慢ができず癇癪が目立つ「今」だからこそ関わりが大切な理由
「そのうち我慢できるようになるはず」私もそう信じながら我が子のことを見守ってきました。
しかし、我慢の力は自然に身につくものではなく、育てていく力なのだ と発達科学コミュニケーションの声かけを学び、考えが変わっていきました。
癇癪が起きるたびに叱られたり、 「できない」「また癇癪」と否定され続けると、
・自信を失う
・癇癪で伝える癖が強くなる
・感情のコントロールがさらに難しくなる
という悪循環に入りやすくなっていくのです。
逆に、今の時期から「我慢できた」「癇癪にならずに済んだ」という成功体験を積み重ねていくことで、小学校生活や集団の中で必要な自己コントロール力につながっていきます。

癇癪を繰り返す子の「感情ブレーキ」を育てる関わり
癇癪の最中は「叱らない」
癇癪を起こしている時、子どもの脳は興奮状態で、ママの声がほとんど届いていません。
このタイミングで
「ちゃんと我慢して!」
「なんでできないの?」
と叱ってしまうと、脳はさらにオーバーヒートします。
まずは落ち着くことを最優先にしましょう。
落ち着いている時こそ声かけのチャンス
我慢の力を育てるのは、
実は「癇癪が起きていないとき」なのです。
・少し待てた
・我慢できた
・切り替えられた
そんな小さな瞬間を見つけて、
「今、我慢できたね」「癇癪にならずに済んだね」と具体的に言葉にして伝えます。
この積み重ねが、脳の中に「我慢の回路」を作っていきます。

NG対応に注意
・責める
・無理に我慢させすぎる
・癇癪を否定する
これらは自信を奪い、癇癪を増やす原因になることもあります。
叱るより、できたことを見つけて育てる視点を大切にしましょう。
我慢できない、癇癪が多いのは、”できない子”だからではありません。
脳がまだ発達途中なだけなんです。
毎日のママの声かけと、小さな成功体験の積み重ねで、我慢のブレーキは必ず育っていきます。
今日からできる関わりで、 一緒に少しずつ進んでいきましょう。
執筆者:華田さち
(Nicotto Project 発達科学コミュニケーショントレーナー)




