思春期っ子のママは、毎日イライラ怒ってばかり
子どもが産まれてから、新たな発見や楽しみも増えました。
しかし子どもが大きくなるにつれ、イライラと怒りっぽくなったなぁ〜と感じることありませんか?
子どもが宿泊合宿などで居ない時は、「あれ?私、今日は一度も怒ってないなぁ〜穏やかに過ごせているな」と感じたりしませんか?
実は私もそうなんです。
子どもが産まれるまでは、毎日イライラすることはありませんでした。
しかし子どもが成長するにつれ、毎日、イライラと怒ってばかりで、自分でも嫌になるほどです。
そんなママをみて、子どももママの顔色をみたり、その場をスルーするという技を身につけていたりします。
怒りの感情は、悪い感情ではない!
怒りの感情は、もともと動物がもっている感情です。
敵に襲われた仲間を守るために、怒りの感情が沸き起こるのです。
怒りは人々を動かす最大の原動力になります。ただし、怒ることのデメリットは、エネルギーの消耗が激しいことです。怒ることはいいのですが、怒り続けることはよくないのです。
脳は、使っているエリアがどんどん発達していきます。怒りの感情は脳の奥深くにある「扁桃体」という場所で生み出されています。
感情系のエリアは、一生成長する老化知らずのエリアです。よって、ママの脳もまだまだ発達するのです。
イライラの怒りが発達してしまうと、怒りのクセがついてしまいます。怒りの感情を発達させたいわけではないですよね。
ママのイライラが子どもへ影響!親子関係が悪くなる!?
ママがイライラしていると子どもへの影響はどうなっていくでしょうか?
子どもは、ママの顔色ばかり見るようになります。自分の感情を受け止めてもらうことができないので、感情を出さなくなります。
そして自信もやる気も失くしていきます。
思春期になると、「またイライラ怒っている!」なんて思われて、親子の会話も減り、親子関係も悪化させていくのです。
思春期だからこそ、進路の話など、今後の子どもの人生の話をすすめる上で、良好な関係を築いておきたいところです。
ママのイライラの怒りの感情を〇〇化して冷静になる方法
では、イライラ怒って、自己嫌悪にならないようにするには、どうしたらよいでしょうか?
イライラ怒っている自分を客観的にみるために、イライラの怒りのレベルを数値化してみましょう。
イライラのレベルを10段階で数値化します。
0 穏やか
(ストレスがなく安定した状態)
1ー3 不愉快
(自分の中にイライラが芽生えた状態)
4-6 腹が立つ
(イライラが湧き出てきた状態)
7-9 爆発寸前
(今にも怒鳴りそうな状態)
10 爆発
(怒鳴ってしまった状態)
自分のイライラが、どの程度なのかを客観的にみることによって、冷静になることができるようになります。
私もイライラした時に、自分のイライラを数値化してみました。
そして、事前にレベル別の対策を考えてみました。
不愉快 → 深呼吸する。
腹がたつ → 好きな飲み物を飲む
爆発寸前 → その場所を離れる
私の場合、一言、口から言葉を怒りの言葉を発してしまうと、次々と言葉が出てきてしまいます。よって気持ちを切り変えることを意識します。
10の”爆発”を避けたいので、爆発する前に対策したいですね。
今のイライラの怒りは、どのレベルと考えるだけで、「このくらいか!」と自分を客観的に見ることができて、気持ちも落ち着くことがありますよ。
そして、ママが、イライラのコントロールをできると、子どもは安心して自分の喜怒哀楽が出せるようになります。
ママの良い対応が子どもの自信とやる気に繋がります。
親子関係も良好になり会話も増えますね。是非、ためしてみてください。
執筆者:池田 さちえ
(New Mammyアンバサダー★)
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