3歳が自分で着替えない!逃げまくる子どもを追いかけ回す毎日に疲れ果てていませんか?
「ドタドタ…バタバタ…」
「いやだー、やりたくなーい!」
お着替えがイヤで逃げまくる息子。
その後ろ姿を、手に持ったシャツを握りしめて追いかけながら、「コラー、時間ないんだからー!」とガミガミ怒鳴る私。
かつての我が家の朝は、まさに「戦場」そのものでした。
私はフルタイムで仕事をしていたため、心の中はいつも「仕事に遅刻しちゃう!」という焦りでいっぱい。
自分の余裕のなさが拍車をかけ、朝の準備は一刻を争うミッションのようでした。
子どもを起こし、朝ごはんを食べさせ、お弁当を作って持ち物チェック。
山積みになったタスクの中で、一番の難関が「お着替え」だったのです。
「早く着替えて!」と追いかける私を、3歳の息子はニヤニヤしながら振り返ってさらに逃げる。
その姿を見るたびに、私の中の怒りの火種がどんどん大きくなっていくのが分かりました。
「みんな自分でやってるのに、なんで何もできないの!」
しまいには、周りの子と比べてしまったり、お着替えとは関係のない別のことまで引き合いに出して怒鳴ってしまったり。
ダメだと分かっているのに、一度火がついたイライラを止めることができない状況でした。
毎朝、自己嫌悪で涙が出そうになりながら、疲れ果てて仕事に向かう毎日…。

もし、あなたが今、「3歳になっても自分で着替えないなんて、育て方が悪いのかな」「怒ってばかりで、もういやになっちゃう」と、この暗いトンネルの中にいるとしても、どうか自分を責めないでください。
お母さんの努力が足りないのではなく、お子さんの特性に合った「動き出したくなるスイッチ」がどこにあるのか、まだ見つかっていないだけなのです。
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3歳が自分で着替えない理由は?楽しくないことには心が躍らない脳のヒミツ
なぜ、3歳の子がこれほどまでに「自分で着替えない」で逃げ回ってしまうのでしょうか。
それには、衝動性が強いお子さんの脳の仕組みに理由があります。
衝動性が強いということは、外からの刺激や、ふと思いついたことに対して、考えるよりも先に体が反応してしまう状態を指します。
つまり、
・考えてから行動することが難しい
・「今これをしたらママが困るかな?」と周りの状況を判断する余裕がない
・相手の気持ちを考えたりといった心の余裕を持ちにくい
・一度動き出すと、その動きを制御することが難しい
という特徴があるのです。
彼らにとって、毎日のルーティンであるお着替えは、決して「心躍ること」ではありません。
彼らは「自分が心躍ること」には全力で動きますが、そうでないことには全く興味を示さず、自分の思ったままに動きます。
だからこそ、ママから逃げたり、追いかけっこをしたりする刺激的な遊びの方が、ずっと魅力的に見えてしまうのです。
しかし、この「衝動性」は決して弱点ではありません。
「自分が楽しい!と思ったことへの行動力は、誰よりもすごい!」という、圧倒的な強みでもあるのです。
3歳の子にとってお着替えが「やらされる苦痛な時間」から「夢中になれる楽しい時間」に変わりさえすれば、彼らは驚くほどのスピードで自ら動き出します。
この強い行動力を原動力に変えていきましょう !

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3歳が自分で着替えない今こそ「できた!」を増やして自信を育てるチャンス
「いつか自分でするようになるだろう」と待つことも一つの方法ですが、衝動性の強いお子さんの場合、今すぐ楽しいアプローチを始めることには大きな意味があります。
なぜなら、衝動性の強いお子さんは集団生活に入ると、注意や叱責をされる場面がどうしても多くなりがちだからです。
本人は悪気なく、刺激に反応してその場にふさわしくない行動をとってしまうだけなのに、「わざとやっている」と誤解されて怒られてしまうことが少なくありません。
こうした勘違いからの注意や叱責が続いてしまうと、お子さんは自信を失い、「どうせ自分なんて…」と自分を否定するようになってしまいます。
自信を失った子どもは、困った状況に直面したときに「自分じゃ無理だ」と諦めやすくなってしまうのです。

そうならないために、集団生活が始まった今こそ、お家で「できた!」という成功体験をたくさん集めてあげることが大切です。
「自分でお着替えができた!」という小さな一歩を積み重ねることが、「僕ならできる!」「やってみよう!」と思える強い心の土台作りになります。
毎朝のバトルを、お子さんの未来を輝かせる「自信育成タイム」に変えていきませんか?
タイマー&実況中継で3歳が自分で着替えない悩みを解決する具体策
それでは早速、我が家の息子が劇的に変わった、具体的で簡単な2ステップをお伝えします。
時間と競争しちゃう!(楽しく誘ってくださいね)
衝動性の強い子は、ゲーム要素が大好きです。
「早く着替えなさい!」と指示を出すのではなく、「時間と競争してみよう!」と誘い出します。
おすすめは、残り時間が視覚的にわかりやすく、音楽が流れるタイマーです。
我が家では音楽が流れる「easy timer」を愛用しています。
お子さんが「何これ、楽しそう!」と食いつけば、もう勝ったも同然です。
楽しいと思ったものには、すぐやりたくなっちゃうのがこの子たちの特性です!
お着替えを実況中継をする!
お子さんがお着替えを頑張り始めたら、ママは名実況アナウンサーになりきりましょう!
「お!〇〇選手、ズボンを脱ぎ始めました!いいですね〜、脱ぎ終わったーーー!さぁ次は?お?先にズボンを履くようです!」
実況中継は、すべてが「肯定の声かけ」になります。
指示しなくても、今の行動を実況されるだけで、お子さんの脳には「できた!」という達成感がどんどん溜まっていくのです。
実況が入ることで、より「楽しい」が増えて、またやりたくなります。

かつては朝から追いかけっこをして、イライラで爆発していた私ですが、この2ステップを取り入れてから、3歳の息子は自分から楽しくお着替えができるようになりました。
「3歳の子が自分で着替えない」という悩みは、実はお子さんの素晴らしいエネルギーを輝かせるチャンスでもあります。
辛いお着替えバトルを終わらせて、親子でハイタッチできるような時間を増やしてみませんか?
早速明日の朝から、ちょっとしたゲーム感覚で「実況中継」から始めてみてくださいね。
執筆者:KOHARU
(発達科学コミュニケーショントレーナー)


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