ASDキッズの心が疲れ、無気力になる原因
こんなお悩みありませんか?
✓お子さんが無気力
✓家で「疲れた」しか言わない
✓勉強もやってほしい自分のことも何もしない
もしかしたら、進学や進級で新しい環境になり、お子さんが注意や否定されることが増えていることが原因の一つかもしれません。
ASD(自閉症スペクトラム)のお子さんは、
・対人関係・集団行動が苦手
・想定外のことや初めてのことでパニックになる
・こだわりがあり周囲に合わせることが困難
という特性がみられます。
これは周囲との摩擦の引き金になりやすく、正しい理解やサポートがないと、わがままに見えたり、一方的に注意をされてしまうことにつながります。
すでに新しい環境というだけでお子さんは大変なエネルギーを使っています。
さらに学年が上がったことでもっと多くのことをできるように求められ、みんなと同じようにできずに注意をされてしまうと、どんどん自信を失くしてしまいます。
そして自分の感情を言葉にすることが苦手という特性もあるので、自分のことは誰にもわかってもらえないと思いこみ、心を閉ざしてしまう可能性があります。
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注意が多くなり、無気力になってしまった我が家の息子
我が家の息子もそうでした。
新しい環境に慣れることだけでも大変です。
本人は頑張っているのに、学校で注意されることが増え、周りの子との差にも自分で気づくようになり、どんどん落ち込んでいきました。
学校からの注意を受け、私も焦り「息子をなんとかしなくては!」と家でも「こうしなくちゃいけない!」という小言が増えていきました。
すると息子はどんどん無気力になり、口を開いても「疲れた」のみ。
何もしないでぼーっと部屋にこもるようになってしまいました。
以前の息子とはまるで別人。
このままではいけないと本気で思った私は、発達科学コミュニケーションを学び、対応をがらりと変えたことで、息子は元気を取り戻していきました!
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無気力になったASDキッズの心の疲れを取り去る3つの対応
私が変えた対応の大切なポイントは次の3つです。
否定の声かけをなくす
否定の声かけをなくすとは、勉強ややるべきことを一切言わないことです。
まだやっていないことを口にすることも、実は否定の声かけになるので、封印していきましょう!
好きなことをする時間をたっぷりとる
脳は好きなことをするときに発達します。
「楽しい!」「わかった!」という経験が脳のネットワークを作るからです。
子どもが夢中になれる好きなことの時間をたっぷり確保します。
お子さんの好きなことについて肯定の注目をたくさん伝える
肯定の注目をたっぷり増やすとお子さんに自信がつくため、よい行動が増えるだけでなく、好ましくない行動が減っていきます!
好きなことについてこだわりポイントを聞いたり、作品の工夫したところを質問し、会話を増やします。
それに対して「いいね!」を、笑顔とジェスチャーでたっぷり伝えていきましょう!
脳の発達には順番があり、まずは否定の注目を取り去り、「いいね!」の肯定の声かけをたくさんすることで信頼関係ができ、お子さんの脳にお母さんの声が届くようになります。
とくにお子さんが「好きで没頭していること」に対して肯定の注目をたっぷり増やすと、お子さん自身が会話をしたくなるので、親子の会話が弾みます。
お母さんがお子さんの好きなことに詳しくなるため、次の会話にもつなげることができ、どんどん親子の会話が増えていきます。
打ち解けた会話からお子さんの本音が引き出せるようになり、そこを共感してあげるとお子さんは「お母さんにわかってもらえた!」という経験ができます。
こうして脳の発達を加速させ、お子さんの理解力をあげることができます!
我が家でも気づくと息子の「疲れた」という言葉が消え、好きなことにどんどん取り組む姿勢が見られ、無気力さが消えました!
今では次に挑戦したいことを自分で次々に見つけ、取り組んでいます。
新しい環境や新しい不安は様々な形でやってきます。
息子が疲れてるなと感じたときは、何度でもこの対応を丁寧に行うようにしています。
子どもの心を守るために、みなさんもぜひやってみてください!
執筆者:原田しず
(発達科学コミュニケーションアンバサダー)


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