「怒りっぽい子ども」に多い!スイッチが入りやすい脳の特徴とは?
もう年長さんなのに、うちの子だけちょっとしたことで「怒る」「泣き叫ぶ」今までの育て方が悪いの?と自分を責めていませんか?
でも実は、子どもの怒りっぽさは“性格”ではなく脳の使い方や受け取り方の得意、苦手がある影響です。
怒りや癇癪は、感情のコントロールを担当する「前頭前野」という脳の部分がまだ未成熟なサイン。
つまり、怒りやすい子どもは脳の発達が追いついていないということなんです。
特に5歳6歳児の脳は “自己主張が強くなる” “感情の整理や表現がまだ追いつかない” という成長の狭間の時期です。
年長さん前後のお子さんは自分の意見を持ち始めるけど感情の整理がまだうまくできない時期です。
たとえば、
・ 思い通りにいかない悔しさ
・失敗した悲しさ
・認めてもらえない不安
こうした“言葉にならない感情”が積み重なって最後に“怒り”として外に出ます。
つまり脳が感情の整理 をしきれずに渋滞してしまっている状態です。

そこに
「こだわりの強さ」
「敏感さ」
「情報処理のゆっくり」
「不注意傾向」
これらが重なると、自己主張と感情のコントロールがさらにぶつかり脳が混乱して爆発しやすくなります。
子どもの怒り、暴言、八つ当たりは脳のSOS。
そしてそのSOSは、1番安心できる存在のママにだけ強く出てしまうんです。
だから、ママが「また、怒ってる」「なぜいつも怒ってるの?」とイライラするのではなく
「今はうまく言えない気持ちが溢れているんだな…」と見てあげることが大切です。
その子の「感じ方」や「思考のスピード」に合わせた関わり方が必要なんです。
では次に、どのような関わり方に変えていけばいいのか、おうちでできる対処術のポイント3つを厳選してお伝えします!
朝から起きる癇癪に
悩んでいるママ必見!!
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おうちでできる!「怒りっぽい子ども」にママができる3つの関わり方
ポイント1”脳のクセ”を整えていこう!
脳のクセを整えるには、まず「関わり方のクセ」を変えること。
次の対処法を意識するだけで、驚くほど子どもの脳が落ち着きます。
まず気を付けてほしい、 やってしまいがちなNG対応
例えば
「これ片付けて!」
「早く着替えて!」
このような声かけが毎日続いていると、子どもの脳は「自分はできていない」と無意識に感じてしまい、 自己肯定感がどんどん下がっていきます。
特に敏感な子や“がんばっても空回りしやすい子”ほど、注意される回数が多くなりがちなので注意が必要です。
子どもが自分で「できた!」と感じられる関わり方が、 脳を育てるうえでとても大事なんです。
ポイント2”脳のクセ”を整える方法とは?
子どもの感情を言葉にして伝えてあげるような声かけです。
たとえば
「そうか、それだけ悔しかったんだね」
「怒りたくなるほど、大事なことだったんだね」
このように子どもは、自分の気持ちを“言葉にしてもらえる”と、 自分でもそれを整理できるようになっていきます。

ママが「感情を言葉にしていく」ことができるようになると、「ママが分かってくれた」と安心し、 だんだん怒りが落ち着いて“対話できる脳”に育っていきます。
ポイント3 明日からすぐにできる実践法
誰でもできるシンプルな実践法をご紹介します。
それは「終わったことだけを伝える」ということです。
たとえば、「なんでさっきあんな言い方したの!?」ではなく
「今、落ち着いて話せてるね。」
すでに“できていること”だけを言葉にすることで、子どもの脳は「ちゃんと見てくれている」と満足感を感じられて落ち着きます。
それだけで、癇癪がぐっと減っていくお子さんもたくさんいます。
今日から始めよう!「怒りっぽい子ども」と心がつながる親子時間
関わり方を変えたママさんからこんな変化の報告がありました!
小学校1年生女の子のママ
まずはよく観察して今の脳の 状態ってどうなってる?今は何ができなくて怒ってるんだろうと原因を見つけて いくようにしていくと、手が出なくなった だけではなく嫌なことがあっても自分で切り替えて次はこれやろう!と自分から言ってくれるようになりました!

怒りっぽさは「悪い性格」ではなく、発達途中の脳からのサインです。
だからこそ、叱るよりも“整える”こと。
そして何より大切なのは「うちの子はダメ」ではなく、「この子の脳には得意と苦手がある」と見てあげること。
ママの視点が変わると、親子の関係もあたたかく変わっていきます。
脳を責めずに、育てていく。
それが、怒りっぽい子の“本当の笑顔”を取り戻す第一歩です。
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執筆者:桜井ともこ
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)


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