もう外食を諦めない!環境の変化に弱い子どもの不安な脳に届く「安心の土台」と「見通し」の黄金ステップ

環境の変化で子どもの不安が強く、お出かけや外食を嫌がり家族ががまんしていませんか?不安は、脳が未知を「危険」と判断する仕組みが原因かもしれません。脳の特性を理解し「安心の土台」と「見通し」を作る関わり方で、少しずつ挑戦できるようになります。

環境の変化に子どもの不安が強くて、外食を避けていた我が家

環境の変化に不安を感じやすい中学生の息子は、初めて行くお店も嫌がる…

年齢が低ければ仕方ないと思いがちですが、小学校高学年、中学生になっても… となると、心配になりますよね。

不安が強い息子にとって、初めて行く場所など、環境の変化は“怖いものに近づく感覚”で、お店の前まで来て「入りたくない」と言ったり、中まで入れても、何か自分の予想と違うところがあると、「やっぱり帰る」と言って車で1人で待っていたり、家族の外食はお留守番が続いていました。

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不安が強い子どもの脳が環境の変化を「危険」と感じる理由

環境の変化で不安が強い子どもは、知らない場所を脳が“危険かもしれない”と判断しやすい傾向があります。

なぜなら、見通しが立てられないからです。

見通しが立てられない主な原因は

いつもと違う場面や予定変更が苦手。
・物事を順序立てることが苦手
・何が起こるのか分からなくて不安になりやすい

この背景が脳の警戒モードを高め、脳が環境の変化を「危険」と感じて捉えてしまいます。

しかしこのままだとどうなるでしょうか。

家族みんなが行きたい店を諦めたり、日常の小さな楽しみが少しずつ制限されて家族が我慢しないといけなくなる… 本当は家族で旅行も行きたいし、家族そろって笑顔の時間が増えると嬉しいですよね。


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環境の変化に子どもの不安があっても、安心して行動できるようになる4つの関わり方

ママが「外食を楽しむ姿」を見せる

まずは大人が外出や外食を楽しんでいる姿を子どもに見せることが大切です。

「こんなお店に行ってきたよ」「これが美味しかったよ」と、言葉で伝えましょう。

子どもの脳に外出=楽しいというポジティブな記憶を残すことが目的です。

慣れたお店で成功体験を積み重ねる

初めてのお店ではなく、何度も行ったことのある子どもの安心できるお店を選びます。

外食できたあとは、成功した体験を言葉にしてしっかり伝えます。

「一緒に来れてよかったね」
「みんなで食べられて嬉しかったね」
「○○と話せて楽しかったよ」

この“楽しかった記憶”を言葉にすることで、脳に成功体験として残り、子どもの中の不安が小さくなって次の行動につながっていきます。

行けそうなお店の条件を整理する

子どもの特性に合わせて「行きやすい条件」を明確にします。

・オシャレすぎない
・お座敷は避ける
・混雑する時間帯は行かない

このように我が家オリジナル「行けるお店リスト」を作っておくと安心です。

その中から「どこに行きたい?」と子どもに選ばせることで、脳の警戒心が自然とゆるみます。

見通しを持たせて不安を減らす(事前準備)

初めてのお店は、事前に情報を見せておくことが効果的です。

・お店や料理の写真を見せる
・お店の前を通った時に「今度ここに来たいね」と伝える
・先に行った感想を楽しく話す

「何が起こるか分かっている」状態をつくることで、環境の変化で不安は大きく減っていきます。

この一つひとつの関わりが子どもの安心感となり、環境の変化に対する不安は少しずつやわらいでいきます。

実際に息子が初めてのお店に行けたとき、自分からたくさん話し、嬉しそうな表情を見せてくれました。

小さな一歩の積み重ねが、行動する力につながっていくのだと実感しています。

家族でのお出かけを我慢してきたなら、ぜひこの関わり方を試してみてください。

無理をせず安心を積み重ねていくことで、家族で過ごす時間や楽しみは少しずつ、自然に広がっていきます。

執筆者:笠井みほ
(発達科学コミュニケーショントレーナー)

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