不登校傾向の子どもが修学旅行に行けるのか?どう対応したらいいか、困っていませんか?
不登校傾向の子どもが修学旅行に行きたいと言っているけれど本当に行けるのかな?
直前になって「やっぱり修学旅行に行かない」と言ってくるのでは…。
絶対行きたいと言ったり、やっぱり行きたくないと言ったり…。
そう言われたとき、どんな対応をしたらいいか、悩んでいませんか?
不登校傾向の子どもの修学旅行の参加はハードルが高いですよね。
お母さんは心配のあまり、修学旅行について、あれこれと口にしてしまいますが、子どもは余計にプレッシャーに感じてしまいます。
お母さんの心配や不安の声かけこそが、子どもの修学旅行に対する不安を増長させてしまいます。
そこで、不登校傾向の子どもが「行きたい!」と思っている修学旅行に自信をもって参加できるようになるお母さんのサポート方法をお話します。
子どもが修学旅行に対する不安を増やしてしまう理由とは?
修学旅行の話し合いの日に勇気を出してクラスへ行けるのか?
学校で自分の希望する行きたい所を伝えられるのか?
子どもも不安が次々とつのりますね。
不登校傾向の子が一度諦めてしまうと、なかなか気持ちがあがってくるのに時間もかかりますね。
なぜ不安いっぱいになってしまうのでしょうか?
不登校傾向の子は、不安をためやすく、抱え込み、こうなったらどうしようと、先の不安がつのってしまうのです。
他のみんなと同じようにできなくて違和感をもったり、小さい頃から否定されたり 「自分はだめだな」と感じやすかったりします。
たとえば、大人も行ったことがない所へ行くのは不安でちゃんとやれるか?
時間に遅れたらどうしよう、場所を間違えたら?と考えてしまうのは大人も同じですね。
お母さんが子どもに声かけをする前に、自分に置き換えて考えてみましょう。
不登校傾向の子が修学旅行で得られるものとは?
不登校傾向の子が修学旅行で得られるものは、どのようなものでしょうか?
修学旅行をきっかけに、学校に対する気持ちに変化が起きるかもしれませんし、いい友人関係が生まれたり、仲間の大切さに気づくきっかけにもなりますね。
それを叶えてあげるには、何か一つでも、例えば、修学旅行の話し合いの日に登校するために、朝早く起きれた、その行動ひとつであっても「今日起きれたね」と声をかけていきましょう。
「登校できたね」「行ってらっしゃい」「おかえり」
など 、毎日できている、あたりまえのことを伝えていくと、子どもを肯定していることになります。
子どもは肯定されると自信がつき、自分で考動できるようになっていきます。
いかがでしょうか?
修学旅行の用意ひとつしていなかったとしても、やれていないことだけに目をむけず、やれていることに注目してあげる、それを口にして伝えていきましょう。
自分から修学旅行の準備をはじめたりするようになります。
普段から子どもをほめる機会をふやすことで、お母さんがちゃんと自分を見てくれているんだなと子どもが実感し、気持ちも安心します。
子どもの気持ちをゆったり聞いてあげる大切さ
修学旅行に対して、子どもが不安を口にしても、まずは、そのまま受けとめてあげましょう。
子どもの気持ちは直前まで揺らぎます。
やっぱり、行きたくないと言ってくることもあるでしょう。
そんなときはお母さんがゆとりを持って、子どもから気持ちが聞けるまで待ってあげましょう。
そして、しっかり気持ちを受け止めてあげましょう。
少しの時間でいいのです。
親子関係がよくなり、笑顔で子どもと過ごせる、そんな機会になりますよ。
我が子も、修学旅行の全日程を途中で帰ることなく参加し、ひとまわり強くなって帰ってきました。
私にもできました、あなたにもできるはずです。
「行ってらっしゃい」「おかえり」が、叶うといいですね。
執筆者:あおうみゆうこ
(New Mammyアンバサダー★)
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