普通のお母さんが発達凸凹っ子の発達支援なんてできるの?
今日は、なぜ発コミュが発達凸凹っ子に対応する専門家を育成するのではなく、お母さんが専門家になる! という道を選んでいるのかをお話しします。
お母さんでいいの?
私・・ただの素人ですけど?
そんな声が聞こえてきますが、それは大きな間違いです。
お母さんで大丈夫?ではなく、お母さんが1番の適任者!なのです。
この記事ではその理由をお伝えしていきます。
お母さんが我が子の発達支援に適任な理由
お母さんが我が子の発達支援の専門家になるのに適任な理由は2つあります。
専門家が足りないから発達凸凹だけでは支援が受けられない
発達支援を受けたい発達凸凹の子どもに対し、発達支援の専門家がそもそも不足しています。
発達支援の専門家が少ないから、子どもやお母さんが困っていたとしても、
発達障害の診断がない発達障害・グレーゾーンと言われる子どもならば発達支援を受けられないことが多いのです。
病院や専門機関で発達支援の専門家が対応するのは、もっと重い特性を持つ子、はっきり発達障害の診断がある子が優先になります。
助けを求めて病院や専門機関に行っても、診断が出ない発達障害・グレーゾーンならば
・様子をみましょう。
・薬を飲みましょう。
・お母さん気にしすぎですよ!
と言われることも多いのです。
今現在困っているから支援につながりたいのに、そんな言葉を簡単に言われてしまうのです。
発達障害の診断がないグレーゾーンの子どもは支援につながることすら難しい現実。
・我が子に欲しい支援が全く得られない…
・時間ばかりが過ぎて、様子を見ていても困りごとは解決しない…
そう思っている方もたくさんおられることと思います。
専門家から受けられる支援は量が足りない
たとえ支援が受けられたとしても、発達支援の専門家からの支援の量は十分なのでしょうか?
小学校の時に、私の息子も通級に週1回お世話になっていました。
もちろん通わないよりは通った方が良かったと思っています。
通級の先生方にはとても感謝をしています。
しかし、通級の先生が息子の根本的な部分にまでは、対応ができませんでした。
なぜなら、週1回の関わりではそもそも息子がどんな特性を持っているのか、
どんなこだわりがあって、どんなことが苦手なのか細いところを把握し切れていないのです。
誤解があるといけませんが、先生が悪いわけではないのです。
週1回では絶対的に時間が足りないということです。
発達の特性は一人ひとり違います。
ですから、それを理解するまでに時間がかかります。
ADHD傾向と一言で言っても
・多動がある子、ない子。
・不安がある子、ない子。
・こだわり、マイルールなら共通のものを探す方が難しいくらい千差万別
このようにそもそも一人一人抱えているものが違います。
そんな状態で、一人一人の子どもと向き合う時、
・まずは、その子の背景を知りその子の特性を知る
・その子のこだわりを知り、好きなもの、嫌いなものを把握する
・マイルールを共有し、理解する
こういった段階を踏んで、ようやく心を通わせられるようになるまでに一体どのくらいの時間が必要でしょうか?
・子どもの困りごとを、今、解決する具体策が欲しい!
・自分たちにできるもっと具体的な方法が欲しい!
実はこれはお母さんだけでなく、学校の先生からも聞こえてくる言葉なんです。
子どもの困りごとには先生も悩んでいるんです。
先生は教育の専門家ですが、発達の専門家ではないのです。
じゃあ、困っているうちの子の発達の専門家は誰が適任でしょうか?
ズバリ、それがお母さんなのです!
お母さんができるの?ではなく、お母さんしかできない!が正解です!
お母さんが専門家になれば、我が子への発達支援の質と量を充実させることができます。
産まれたときからいつも一緒にいて、子どもと接する時間が一番長いお母さん。
そのお母さんが専門家になれば、子どもと接する時間をすべて発達支援に使える、というのが、発コミュがお母さんを専門家にする理由です。
ここまでお母さんが我が子の専門家になる理由をお伝えしてきました。
子どもの困りごとは放っておいても良くなりません。
子どもの脳を育てることができるのはお母さん、あなたなのです。
今年度中に育て直したいお母さん!
我が子の発達の専門家になりたいお母さん!
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執筆者:桜井ともこ
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)
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