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「3歳の子どもの癇癪」に毎日悩んでいませんか?
3歳の子どもの癇癪に振り回され、こちらの言葉が全く届かず、「どうしてこんなに怒るの?」「何をしても逆効果…」と悩んでいませんか?
・話が通じなくて毎朝の支度が進まない
・癇癪が始まると何を言っても余計に泣き叫ぶ
・自分もつい怒鳴ってしまい、後で落ち込む
私の生徒さんのNさんも同じように、3歳の息子さんの癇癪に悩んでいました。
ラーメンが長い!とお椀を投げる
テーブルが濡れているだけで怒る
さらにはかむ・弟くんに手が出る…。
毎日が嵐のようで「どうしたらいいの?」と頭を抱えていました。

しかし、脳の発達を踏まえて関わり方を変えると、子どもは驚くほど落ち着き、2ヶ月で癇癪がゼロになっていきました!
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3歳の子どもが癇癪を起こしやすい脳の理由
なぜ、癇癪は3歳のお子さんに多く起こるのでしょうか。
理由は、脳の発達段階と深く関係しています。
3歳は「自我の芽生え」が強い一方で、 言葉や感情処理の力はまだ未発達です。
だから、感情が爆発しても処理が追いつかず、 泣く・わめく・物に当たるにつながりやすいんです。

さらに、 ここに発達特性が加わると、 こだわりの強さや感覚の過敏さ、 ものごとの捉え方や認知のズレが重なって、脳のストレス状態が高くなります。
そうすると、癇癪の頻度や激しさが増してしまいます。
つまり「3歳の癇癪」は、 成長過程の自然な発達に加えて、特性による刺激が加算されることでエスカレートするケースも、実は多いんです。
そのときに、叱ったり放置したりなど、表面的に対応してしまうと 癇癪はどんどん強化されて増えてしまいます。
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3歳の癇癪は“今”整えるほど未来がラクになる理由
3歳児の癇癪は相談しても「そのうち落ち着くよ」「様子を見ましょう」と言われることがほとんどです。
ですが、そのまま放っておくと 「癇癪の回数が増えていく」「物に当たる・かみつく」など危険な行為が強化されてしまうことが多いです。
なぜなら、癇癪は強い刺激なので、癇癪を起こす方も受ける方もつらいのですが、同時にいやだ!不快だ!という思いを一気に発散できるため、脳が「スッキリ」してしまう効果もあるんです。
なので、いやなことがあったら癇癪を起こしたほうがいいと、脳が誤学習してしまい、癇癪を繰り返してしまうという悪循環から抜け出せなくなってしまうのです。

実際に、Nさんも私のところにはじめて来られたときは、
「年齢が上がるにつれて癇癪がひどくなっています」
「声をかけても届かない」
「毎日ただ怒鳴り合っているだけ」
「息子の地雷がどこにあるのかわからなくて、毎日ビクビクしてしまう」
とおっしゃっていました。
この状態が続くと、お子さんだけでなく、ママ自身も巻き込まれて怒鳴ってしまう自分を責め続け、 自分はダメな母親なんだと自信を失ってしまいます。
3歳の癇癪がスッと落ち着く“怒らない関わり方”の習慣
息子くんの癇癪がどんどんエスカレートしていき悩んでいたNさんが、息子くんにどんな声かけをしていったのか。
それは、「脳に届く声かけ」にガラリと切り替えてもらいました!
Nさんにガラリと変えてもらった「怒らない脳」を育てる声かけは、ママの声かけをまず 「肯定の注目:否定の注目=8:2」に整えることからはじまります。
ポイントは3つです。
癇癪の最中は声をかけない!
癇癪が起きているときは感情の脳が暴走しているので、ママの声は届きません。
「癇癪を止めなきゃ!」と必死になるのではなく、落ち着いているときの声かけに全力を注ぐのが鉄則です。
否定の注目はしなくていい!
私も含めて「できていないところを正すしつけの声かけ」をするのが当然と思っているママが 多いです。
私もそう思っていました。
ですが、しつけは正しい立ち振る舞いをただ強制的に覚えさせていくだけなので、こだわりが強いお子さんはしつけようとすればするほど、逆に反発して“怒りグセ”を強化してしまいます。
だからこそ、ママの「できていないコト探し」のスイッチをOFFにすると決めましょう!

正しい声かけではなく、反応の良い声かけを繰り返す!
脳は繰り返しで学習するので、反応が良かった関わりを積み重ねることが、怒らない脳を育てる近道です。
お子さんがいい反応をしたときの声かけを書き出して、それを繰り返すのが「怒らない脳」を育てるいちばんの近道になります!
超実践的!脳に届く声かけ5選
Nさんが実践した「肯定の注目」を5つお教えします!
今すぐにできることですので、ぜひ今日からやってみてください !
1.「〇〇してるね!」(事実をそのまま伝えましょう)
2.「ありがとう!助かった!」(感謝の思いを伝える)
3.「お!もう終わったの!」(ママの驚きを伝える)
4.「ママ嬉しいな!」(ママの感じた気持ちを伝える)
5.「何しているの?」(子どもに興味を持つ)
コツは、この肯定の注目を会話の最初と最後に入れること。
会話は常に肯定の注目ではじまり、肯定の注目で終わる!
これが「怒らない脳」を育てる声かけの鉄則です!

例えば、食事が進まない息子くんに…
最初:「お!いっぱい食べてるね!」と驚きを伝える
途中:「次は何食べるの?」と興味を持つ声かけをし、
最後:「いっぱい食べてくれてママ嬉しいな!」とママの気持ちを伝える
この流れを繰り返すだけで、3年間続いた毎日の癇癪が、たった2ヶ月でほぼゼロになりました!と報告してくれました。
その時思わず、え!?息子くん3歳ですよね?と聞き返してしまいました^^
そうするとNさんは、生まれた直後から怒りっぽくて、泣き出すと何時間でも泣いているような息子くんの癇癪にずっとずっと悩んでいたんですと教えてくれました。
今では、癇癪が起こっても1、2分で収まるようになり、もう癇癪に巻き込まれることがなくなりましたし、癇癪が起こっても、もうビクビクすることがなくなりました!と教えてくれました。
子どもの癇癪は「性格」ではなく「脳の反応の問題」。
脳は繰り返しを強く学習してしまうので、癇癪は即対応が鉄則です!
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執筆者:桜井ともこ
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)




