発達障害で運動会が辛い、そのため練習に参加できないお子さんはいらっしゃいませんか?特に運動会は発達障害の子どもにとって鬼門といってもいい辛い行事。この記事では行事に参加できない発達障害の子どもが運動会を乗り切るためのコツをお伝えしますね!
行事に参加できない発達障害の子どもは2学期が辛い!
夏休みが明けて2週間が経ちました!
2学期は遠足や運動会などの行事が行われる学校も多いですね!
2学期は遠足や運動会などの行事が行われる学校も多いですね!
まだまだ残暑厳しいし、休み明けで学校に行きたくない気持ちになっているお子さんもいるでしょう。
そして、秋の運動会がある学校では運動会練習が始まります。
発達障害の子どもにとっては運動会は辛い行事ナンバーワンと言ってもいいものなんです。
運動会には運動することだけじゃなく発達障害の子どもの苦手がたくさん詰まっています。
運動会だけでなく行事に参加できない発達障害の子どもがたくさんいます。
次項ではなぜ発達障害の子どもは運動会などの行事に参加できないのか理由をお伝えします。
発達障害の子どもにとって運動会が辛い理由
発達障害の子どもにとって運動会が辛いのはそもそも特性で運動が苦手な子も多いけれどそれだけではなく
・初めてのことばかりで見通しが立たない
・LD傾向の子はやることを覚えられないので、
何をやっていいかわからなくて不安になる
・ADHD傾向の不注意な子は気が散りやすかったり、
指示が通りにくくて注意されることが増える
指示が通りにくくて注意されることが増える
・感覚過敏があって、外の暑さやピストルの音が苦手
・先生が運動会を成功させるため気合が入っており
繊細な子やASD傾向の子は
いつも怒られている気持ちになる。
繊細な子やASD傾向の子は
いつも怒られている気持ちになる。
・勝ちにこだわりすぎて、負けると怒ったり癇癪を起こして
参加を拒否する
などがあるんです。
苦手ばかりさせられて一体なんの修行?って思うほど。
特に働くママにとっては運動会きっかけに登校しぶりが始まる子も多いので要注意の行事なんですね。
我が家の娘が過去に運動会きっかけに登校しぶりになったのは運動会のダンスが原因でした。
登校しぶりをするので、どうして学校に行きたくないのか聞いてみたら「ダンスがわからない」と言っていたんです。
発達の特性で覚えることが苦手な娘は振り付けが覚えられなかったんですね。
次項では私が実際やってきた運動会を乗り切る方法をお伝えしますね!
発達障害の子どもが参加できない辛い運動会を乗り切る3つのポイント
運動会練習期間中はとにかくゆっくり休ませること
発達障害の子どもは疲れやすいんです。
感覚過敏の影響で暑さを人一倍感じやすかったり、外での活動でよく指示が聞けなくて周りから置いていかれたり、 先生やお友達に注意されることも増えてしまうこともあります。
そうすると疲れてしまいますね。
お子さんの辛さを理解して、お家ではゆっくり休ませてあげてくださいね!
学校の先生と連携をとること
まず先生と連携することをお勧めします。
発達障害のお子さんの特性を理解していただくことは大切です。
発達障害のお子さんの特性を理解していただくことは大切です。
我が家の娘が2年生の頃に、運動会きっかけに登校しぶりになったのは運動会のダンスが原因でした。
振り付けが覚えられなくて周りについていけないのが辛いので、私はこのことを先生に相談してみると先生は驚いていました。
先生はまさか娘が困っているとは思わず、気がつかなかったそうです。
きっと娘はわからなくて困るソブリは見せずに必死でついて行ったのでしょう。
みんなと違う踊りになった!間違えた!
と、1人で焦って自信を無くしてしまったんでしょうね。
相談の後は、合同練習の前に支援級で先生と2人振り付けを練習して自信がついてから交流級のダンスの練習に参加することをご提案いただきました。
これで一件落着となり、登校しぶりはなくなりました。
どんなことでもお母さんの感情として褒める
あなたが運動会の練習を頑張っているのを知っているよ!
と伝えて、「頑張ってるね!お母さん嬉しいよ!」
と、お母さんの「嬉しい」感情と共に伝えてあげてください。
発達障害のお子さんは運動が苦手な子も多いですから、結果は出ないことがあるんです。
だけども、去年の自分より成長があったこと、
練習も頑張って参加してやってきたこと、
たくさんすでに褒めるポイントがあるはずです。
それをお母さんの感情と一緒に褒めてあげてください。
きっとお子さんはお母さんが頑張ったことを褒めてくれたら「頑張ってよかったな!」って思うんです。
発達障害のお子さんが運動会が辛いのには理由があるんです。
まずはお子さんの辛さを理解して、受け止めることからです。
行事に参加できないなら無理強いしても仕方がありません。
周りの大人の思いより、子どもの気持ちを大事にして行事に参加させない判断も私は良いと思います。
発達障害の子どもにとっても親御さんにとっても大変な運動会ですけれど、参加するのが当たり前、という価値観を手放して、子どものメンタルを守って参加させない判断ができた自分たちに◯していきましょう!
私たちの常識や当たり前を手放した方が発達障害の子育てはうまく行くんです。
登校しぶりがあるのでしたら、ぜひこちらの電子書籍を読んでみてください!
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