思春期以降のやっかいな特性を産まないため今できること

おはようございます!
 
先日娘が荒れていたという話をしました。
 
新学期からの疲れと悩みで
感情爆発させた娘との
ホームカウンセリングの会話とは
 
 
現在は落ち着きを取り戻し
日々中学校に元気に通っています
 
 
中学に入った娘は
これまで積み上げた成功体験を
行動に活かせてるなと感じています。
 
 
小学校の頃、
話し合いが苦手だと言っていましたが
それがさほど苦手でも
なくなってきたのか

中学に入っても
立候補して委員になりました。
 
 
先日は担任の先生に
今の悩みを書く機会があったようで
そこで進路の悩みを書いて、
話を聞いてもらい
「担任の〇〇先生はやっぱりいい先生」
なんて話をしていました。
 
 
自分の気持ちを書いて
先生に発信できるようになっていて、助けてもらえています。

 
 
バスケの部活を毎日頑張って
へとへとで帰ってきますが
すごくたくましくなってきました。
 
 
・今日はシュート決めた!

 
・先輩に1年生、上手くなったね!
 って褒められた!
なんて毎日報告があります。
うまくいかない時もありますが
それも私に話して
親子の会話で軌道修正するので
ストレス解消ができてるようです。
 
 
ADHDや
自閉症スペクトラム(ASD)の傾向があるお子さんの中には

比較的早いうちから
「自分ができないこと」
に気づくお子さんがいます。
 
 
そうすると自信喪失に
繋がってくるので
そういったことへの対応は
とても大切になります。
 
 
子どもの自信に関わる問題は、
発達凸凹がある
グレーゾーンのお子さんの対応で
特に重視した方がいいことです。
 
 
では、なぜ注意する必要があるのか
2つの理由を説明しますね。
 
 
1つ目:
とくに小学校低学年以降は、
周りのお子さんとのギャップを
認識しやすい発達段階に入り、
劣等感を感じやすくなります。
 
 
いつも怒られてばかりの子や
頑張っても褒めてもらえない子は

自信を喪失しやすく、
次第に

「どうせ俺なんて」

と言って、行動することを
回避しがちになります。
 
 
そうしていると
知らず知らずの間に周りとの差が
さらに開き、

本当にできないことが増えてきて
さらに劣等感に苦しむ悪循環
つながります。
 
 
このように、
劣等感は成長を遅らせる要素の
1つになるんです。
 
 
お子さんの成長力
弱めないためには、
子ども時代に
強い劣等感を持つ必要はありません。
 
 
褒めて育てる教育は、
こういった観点とも関係するのです。
 
 
だけども、お母さんも
どうしても子どもを
できるできないで見てしまうと

同年代と比較したり
過去の自分と比較して
できないことがあると
褒められない、ってことも
多いですね。
 
 
当たり前のことができていなくても
必ずできていることがある
肯定的な目で見る癖を
ママがつけて行ってください。
 
 
2つ目:
人は、年齢が高まるほど
自分の存在価値や自信を見出せずに
生きていくことが辛い
感じるようになります。
 
 
そうなったとき、
ASDタイプのお子さんの場合、
自信喪失が、
不登校など人との関わりを減らしたり
 
 
鬱などのメンタル症状として
出るなど、
内向的な特性へと
発展しやすい特性があります。
 
 
一方、どちらかと言えば
ADHDタイプのお子さんの劣等感は、
自分よりも弱いところを持つ人を
攻撃したり、

相手のミスを強く指摘するなど、
相手より優位に立って
自分を高めようとする

外交的(攻撃的)な行動につながる
傾向があります。
(本人には悪気がない場合も多いです)
 
 
自己肯定感を持てないことに対して、
思春期・青年期に
このような新たな特性が
出現してくることがあります。
 
 
そんな観点からも、
親子のコミュニケーションの改善は

小学校以降、思春期に向けて
幼いうちから
欠かすことのできないものです。
 
 
特に、学校やクラブなど
外で褒められる機会が
少ないお子さんは、

自信がなくならないように
家庭での自信回復と維持が大切です。
 
 
どんな子でも
優秀であってもなくても
その存在価値を1番喜べるのは
他の誰よりもお母さんです。
 
 
そのお母さんから
自信を与えられてあげられたら
子どもは成長していきます!
 
 
今日で
連休中の個別相談の募集を
終了します。

子どもの自己肯定感低いな、
自信がないな、
と感じられるのなら
 
 
ぜひとも思春期以降に
問題をこじらせてしまう前に
 
 
様子見しないで
すぐに対応していただきたい
と思います。
 
 
子どもに課題があるなら
連休で少し余裕があるこの機会に
個別相談にお越しくださいね!

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