お出かけの記憶をポジティブに貯めるコツとは?

今日は連休の最終日ですね。



お出かけの予定がある方も、
すでに楽しい時間を過ごされた方も、

ぜひ「お出かけの後にやってほしいこと」を伝えします。

◆ お出かけの思い出は「エピソード記憶」

楽しいお出かけの記憶は、
「エピソード記憶」として
脳に残ります。



これは、自分の体験として記憶されるので、印象に残りやすいのが特徴です。

たとえば、地理の勉強をするときに

以前訪れた場所が出てくると
「あ、ここ行ったことある!」
と感じられて、

学びに前向きになれることもありますよ。

◆ 新しいことが苦手な子に効果あり

体験として“知っている”ことがあると、イメージしやすくなります。



これが、新しいことへのハードルをグッと下げてくれるのです。

特に、新しいことが苦手なお子さんには、こうした体験が大きな助けになります。

一方、発達凸凹のお子さんはネガティブな記憶が残りやすいのでお出かけにあったちょっとした
嫌なことが、せっかくのお出かけの記憶を「嫌だった」「つまらなかった」とネガディブにしてしまうこともあるんです。

これではせっかくのお出かけが台無し。お出かけに連れていって「つまらない」と言われてしまったら、親御さんもがっかりしてしまいますね。

 

◆ だからこそ、お出かけ後の「振り返り」が大切!

せっかくの体験を、ポジティブな記憶としてしっかり脳に残すためにお出かけのあとは、ぜひこんな会話をしてみてください。

「今日のお出かけで一番楽しかったことは何?」



「楽しかったこと、ベスト3を教えて!」 

こんなふうに問いかけて、一緒に思い出を言葉にしてみましょう。

 

◆ ポイントは「気持ちに寄りそいながらもポジティブに書き換える」

 

お子さんが話してくれたら、

「〇〇って、すごく楽しかったんだね!」


「お母さんは〇〇な気持ちになったよ!」

と、お子さんの気持ちを代弁したり、ママ自身の気持ちを伝えたりしながら笑顔で楽しく会話を深めてみてください。

記憶が、ママの楽しげな様子とともにポジティブな感情と結びつくことで、脳にしっかりインプットされます。

感情と一緒に記憶された体験は、学びや自信の土台になります。



今日の楽しい思い出、ぜひ“言葉”にして残してみてくださいね!

それでは、素敵な休日をお過ごしください!

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