夏休みの思い出を“ポジティブに上書き”して行き渋りを防ぐ方法

おはようございます!

夏休みも、いよいよ終盤ですね。
この時期になると…

✅宿題が終わっていなくて
親子で焦りが出る

✅学校が始まることに不安を見せる

そんなお子さんも
多いのではないでしょうか。

実は夏休み明けは「行き渋り」が
一番起こりやすい時期
なんです。


だからこそ、
今は宿題をやらせるよりも
大切にしたいことがあります。

記憶は「最後」が強く残る!

心理学でも、人は物事の
「最後の印象」を強く記憶に残す
いわれています。

夏休みの最後が
楽しい記憶で終われば、
「今年の夏休みは楽しかった!」と、
全体がポジティブに上書きされます。

逆に、最後が「宿題のバトル」や
「ママに叱られた記憶」で終わると、


夏休み全体が
ネガティブな印象になってしまうのです。

特に発達凸凹キッズは、
楽しい記憶よりも
ネガティブな記憶のほうが残りやすい
特性があります。

楽しかったはずの思い出も
放っておくと勝手にネガティブな思い出に
書き換えられてしまうなんてことも。

だからこそ、夏休みの終わりは
「楽しい時間」で締めくくることが
大事なんです。

今からできる!“楽しい記憶”の上書き法

「でも、今から出かける時間なんてない…」
というママも大丈夫!

おすすめは
家族で“夏休みの思い出”を話すこと です。

我が家でも昨日やってみました。
食卓でこんなふうに声をかけたんです。

「今年の夏休み、本当に楽しかったよね!
ハウステンボス、何が楽しかった?

お母さんは
ミッフィーのカフェ
ランチできたのがよかった!

前行った時には食べられなかったから
念願かなってリベンジができて
うれしかったよ!」

「お父さんは水がたくさん溢れてくる
アトラクション!
あれ迫力満点だったね!」

すると娘からも


「みんなでミッション・ディープシーに乗れたこと!」


「3階だてのメリーゴーランドに乗れたこと!」

「ウォータースライダー!
落ちる感覚や最後の水しぶき、すごかった!」

と、それぞれの“楽しかったこと”が出てきました。

 

思い出話が脳にも良いワケ

・体験と結びついた
 「エピソード記憶」が強化される

・記憶をさかのぼることで
 ワーキングメモリが鍛えられる

・家族の会話で
 忘れていた楽しい記憶がよみがえる

ただ楽しく話すだけで、
こんなメリットまであるんです。

最後に私が伝えたのはこの一言。

「今年の夏休みは、
たくさん楽しいことができたね!

これで子どもの記憶は、
「楽しいことがいっぱいあった夏休み」
として上書きされます。

楽しい記憶で上書きされたら
気持ちが満たされてやる気も出ますし
気持ちを上向きにして
2学期をスタートできます。

 

記憶の上書きやってみてください!

我が家は今日から学校が始まります。

学校は地獄だー、と言いながら
昨晩は今日から始まる
学校の準備をしっかりやっていた娘です。

たくさん体験もしたし
満たされた気持ちで
夏休み明けを迎えます。

まだ1週間、お休みの地域もあることでしょう。

 

お忙しい合間の隙間時間にでも
ぜひこんな会話をやってみてくださいね。

楽しい夏の思い出で心を満たしておくと、
新学期も元気にスタートできるはずです。

 

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