子どもの発達障害でワーママが仕事を辞めるとき〜支援級への送迎で退職しないで

子どもの発達障害で仕事を辞めるか悩むワーママへお届けする記事です。秋は来年度のクラスを決めるシーズンです。特別支援学級(支援級)は送り迎えが必須。このことを知って我が子を支援級に行かせるのを躊躇するママもいれば、退職を考えるママもいるでしょう。私は娘を学区外の小学校の支援級に転籍させることを決め同時に退職を決断しました。ですが、その決断をした甲斐がないがっかりな出来事があったのです。仕事が好きだった私が送迎のために退職した経験談をお伝えします。
 
 

子どもの発達障害でワーママが仕事を辞めることを考えるとき

 
秋は自治体で来年度の就学先を決める時期。
発達凸凹の年長さんのお子さんがいらっしゃるママたちは、来年度は支援級で入学させた方がいいのか、普通級でも大丈夫なのか迷っていらっしゃる方も多いですね。

来年度のクラスを考える時に自分が仕事をしていることに罪悪感を感じ
「もう仕事やめた方がいいのかな。仕事なんてしてる場合じゃないかも」
 
「母親なんだから子どもをサポートしなくちゃ」
 
とママの頭には
「退職」の文字が浮かんでくるかもしれません。
 
 
また、発達障害の子どもに療育や支援級で支援を受けさせたいとき、送迎のため仕事を辞めるしかないこともありますね。
 
 
ですが、それぞれの事情で退職を選べないこともありますし、ママ自身が仕事を生き甲斐にしていて仕事を続けたいと思っていることもあります。
 
 
 
 
発達障害の子どもの支援級転籍入級を決めるとき、支援級は送迎が必要と言われ悩んでいるワーママはいませんか?
 
 
実は私も同じ経験をしています。
 
 
当時、派遣会社の社員でしたが、通っていた小学校には支援級がなく学区外の小学校の支援級に転籍するため仕事を辞めました
 
 
今日は私の経験をお伝えしますね!
 
 

支援級か、普通級か、
その悩みの前にお家で子どもの脳を
育てませんか?▼

 
 

子どもを支援級へ転籍させる時の壁は「送迎」

 
 
当時娘が通っていた学校には特別支援学級がありませんでした。
 
 
軽度知的障害の娘が学校で支援を受けるためには、転校して近隣の学校の支援級に行く、という選択しかありません。
 
 
当時の私は派遣会社の常用雇用派遣社員として勤務して2年経つ頃です。
 
 
私は娘が年中の時に、事業縮小のリストラ新卒から27年も勤め、ワーママとして働いていたメーカーを退職しています。
 
 
正社員で再就職したいと考えていたのですが、アラフィフでの再就職活動は困難を極め、100社から落とされるという経験をしています。
 
 
その後、派遣社員として前職の経験を活かせる仕事について就職できました。
 
 
派遣先の職場の環境はよく、登校しぶりをしている時には出勤時間を遅らせてもらえ、お迎えの都合を考慮して定時より早い時間に上がらせていただいていました。
 
 
上司に理解していただけて、時間で区切れる派遣の働き方もワーママとしてはとても働きやすいですし、恵まれた職場でした。
 
 
ただ、派遣という立場は正社員との格差を感じやすく、同じ内容で仕事をしているのに給与が違うこともわかるし、立場が違うことを理解しつつも疎外感を感じていたのです。
 
 
もう給料はこれ以上、上がることはないことも理解しながら、先が見えてしまい以前のように働くことの喜びは薄れていました
 
 
また、職場で仲良くなり、一緒にランチをしていた派遣社員の女性が、次々と雇い止めになり辞めていくことに寂しさを感じていました。
 
 
私は長年メーカーで働き、社員同士が仲良く、同じ方向を向いてみんなでアイデアを持ち寄り一つのものを作り上げる一体感が好きでした。私が長く勤めていたメーカーでは、派遣社員の方はほとんどいない環境でした。

 
 
一方、本人の希望に関わらず雇い止めがある派遣社員は、派遣先ではあくまでよそ者で、この会社のこの部署を構成する人員ではあるけれど、仲間とみなしてもらえないように感じて、辛くなっていきました。
 
 
いくら理解がある職場でも通勤は1時間半かかり、朝夕学校へ送迎をしながらではろくに仕事時間も取れなくなり、仕事が十分にできず責任も果たせなくなるようにも感じました。
 
 
そのため、自分のスキルを活かせる仕事や恵まれている環境には後ろ髪をひかれながらも、娘が支援級に転籍する時に、娘の送迎を優先して仕事をやめようと決断したんです。
 
 
ところが仕事を辞めると伝え、退職へ向けた動きも着々と進んでいた時に驚きのニュースが届いたんです。

 
 
 
 
 

突然通っている小学校に支援級ができることになった戸惑い

 
 
仕事を辞めると伝えた後、退職へ向けた動きも着々と進んでいた最中に教育委員会から電話がありました。
 
 
通っていた小学校に支援級ができます、そちらへどうぞ。という内容でした。
 
 
確かその時1月。
 
 
仕事は2月いっぱいでやめることを上司に伝えていました。
 
 
3か所、学区外の支援級を見学して、ここの小学校にしようと決めてもいました。
 
 
小1から1年間、子どもが一人で通った家から歩いて数分の小学校だから、ここなら一人で通えます。
 
 
送迎のためにやめると決めたのに…。
 
 
もう辞めると言ってしまって着々と引き継ぎなども進んでいる中、今更そんなこと言われても、とモヤモヤしました。
 
 
100社も受けて落とされながら苦労してようやく就職した先ですから、辞める決断はそんな簡単なものではありません。

 
派遣とはいえ、前職の経験を活かせる仕事につけて、新しい仕事も覚えスキルをつけながら、周りの方にも教えてもらい頑張ってきました。
 
 
再就職当時より、さらに年齢も重ね、もう一度就職しようとしてももう先はないと思い覚悟を決めて退職を伝えたのです。
 
 
仕事を辞めることに葛藤もしましたし、悩みに悩んで出した結論です。
 
 
なのに、行政のギリギリになっての動きで、急に今の学校に支援級ができるからそちらに行ってくださいと言われ、ハイそうですか、と素直に受け取れませんでした。

 
 
結局私は、環境の変化が苦手な娘のためには慣れた小学校で環境を変えないことを優先にして、仕事を辞めたものの通っている小学校にできた新設の支援級に通わせることにしました
 
 
 
 
 

仕事を辞める決断を後悔したか?

 
 
私が退職して、その後後悔したかというと後悔はなかったんです。その理由をお話しします。
 
 

在宅仕事でコロナ休校のストレスゼロ

 
 
偶然にも退職した次の日から全国一斉のコロナ休校が始まったんです。
 
 
コロナ休校中、仕事と子どものことで板挟みになって悩むストレスがなく、のんびり子どもと家で穏やかに過ごせました。
 
 
家にいるストレスをあまり感じなかったのは、退職前に家でやることを見つけていたのも大きかったと思います。
 
 
退職前から発達科学コミュニケーションのリサーチャーとして記事執筆に挑戦していました。
 
 
コロナ休校で家で過ごしながら、たくさんの方に読んでいただける記事を書けるようになったことは私の自信になりました。
 
 
娘を観察したり、一緒にすごし娘の脳を発達させる時間にしながら、娘にあった声かけを研究し、その経験を記事にできました。
 
 
記事を執筆する仕事で多くはありませんが、お金もいただくことができました。
 
 
後から考えれば、派遣の働き方が合わないと感じていたので、派遣会社を辞める決断をするきっかけになり、私にとっては結果オーライではありました。

 
 
 
 
 

震災の経験から家で仕事ができる安心感

 
 
私は2011年の東日本大震災で、千葉の職場で被災し電車で帰れなくなる経験をしています。
 
 
当時、1時間の道のりを電車とバスを乗り継いで通っていました。
 
 
被災当日は、当時年中の息子を家の近所の保育園に預けていました。
 
 
地震発生後、帰れる手段がなかった私に
 
 
「ママは早く帰ったほうがいい」と声をかけてくれ、
逆方向にも関わらず車で家まで送ってくださった職場の方のおかげで帰れました。
 
 
足に障害がある方でしたので、会社から特別に車通勤を許されていて、その方は車で通勤していたのです。
 
 
すでに大学生にもなったお子さんがいて共働きを長く続けていたパパだったので、きっと子どもにとってのママの重要さに気がついていて声をかけてくださったのでしょう。本当にありがたいことでした。

保育園に迎えに行ったとき、息子は先生に抱っこされて青白い顔で不安そうにしていました。

「ママが来たよ!」と先生に声をかけられると、私に走って駆け寄りしがみついてきました

私が迎えに行った時、周りでは平気で遊んでいる子もいましたが、もともと敏感なタイプ怖がりな息子は人一倍地震が怖かったんだと思います。
 
 
この震災の経験があるので、いざという時にすぐに子どもを迎えに行けるのが何より自分にも子どもにも安心感があると思っていました。
 
 
交通機関を使わなくても、歩いて帰宅できるところで仕事をしたいと強く願っていて、在宅の仕事によってそれが叶いました。
 
 

仕事を続けるメリット 仕事を辞めるメリット

 
仕事を続けるメリットお金の面や待遇面、やりがいの面が大きいかと思います。
 
 
子どもがいて、年齢を重ねてから再就職するのは私の経験から大変なこともあるので、もし今の職場や待遇に不満がないのなら、続けるために努力した方がいいかもしれません。
 
 
実際、発達障害の子どもの子育てにはお金がかかります。
 
学習面のサポートに塾に通うこともあるでしょうし、もし、不登校になればフリースクールに通うのもかなりのお金がかかります。

今は義務教育以降、さまざまな学校があります。

発達障害のお子さんの才能を活かすため、公立の学校では厳しい場合もあるので、学費が高い私立の学校に行かせることもあるでしょう。
 
 
お金がないと選択肢が狭まるのでお金の面も大事だと思っています。
 
 
一方、仕事を辞めるメリットもあると思います。
 
 
時間に余裕ができ、子育てに力をかけることができたり、無理なく今の自分にフィットした職場や働き方を選ぶことができます。
 
 
実際に辞めてみて、気持ちに余裕ができて新しいことにチャレンジしてみると、これまで知らなかった新しい自分に出会えることもあります。
 
 
 
 
 
私は2021年夏にリサーチャーとして活動していた発達科学コミュニケーションで、トレーナーに転向して今はママたちに直接発達科学コミュニケーションを教える講師をしています。
 
 
在宅でできて、発達凸凹の子育てに困っている親子を救えることにやりがいを持ち、収入も自分のがんばりによって上げていくことができて、働く時間も自分で決められる裁量がある仕事です。長く技術職で会社員をしていた私が予想もしていなかった畑違いとも思える仕事です。
 
 
100社から落とされて、もう私は社会から必要とされていない、なんて落ち込んでいた私が使命感を感じられる仕事に出会え、何歳になってもチャレンジはできるし、何歳になっても遅いことはないと実感しました。
 
支援を得るために退職するにせよ、退職しないで工夫して過ごすにせよ、どちらの選択にしても、メリット、デメリットはあります。
 
 
次項では今まさに仕事を辞めるべきか悩んでいるママに向けて具体的な選択肢をお伝えしますね!
 
 

仕事を辞める前に!送迎の壁を乗り越えるための現実的な選択肢

 
 

「送迎のために仕事を辞めるしかない」という選択は、私たちワーママにとって本当に苦渋の決断です。私は退職を選びましたが、その前に知っておきたかった「仕事を続けながら送迎を乗り越える」ための現実的な選択肢をご紹介します。

 
 

家族・地域資源を巻き込む戦略

 
 
まず、ママ一人が送迎の重荷を背負い込まないための具体的な行動プランです。
 
 

◆祖父母や他の家族の協力を得る

 
 
まずは、夫や親族に現在の状況とあなたの仕事への思いを正直に伝え、具体的な送迎スケジュールを提示して協力を仰ぎましょう。
 
 
「私だけの問題ではない」という認識を共有することが第一歩です。
 
 

◆信頼できる地域資源を活用する

 
 
信頼できる近所の方と直接契約したり、ファミリーサポートなどにお金を支払い送迎をお願いする方法もあります。
 
 
地域のシルバー人材センターやNPO法人が提供する送迎サービスがないか、市役所の窓口で相談したり調べてみましょう。
 
 

働き方を変えるための「攻め」の準備

 
 
「退職」ではなく「転職・転身」として捉えるための、キャリアの再構築準備です。
 
 

◆フリーランスで時間の融通のきく仕事を探す

 
 
私のように在宅で仕事を見つけられれば、送迎の問題だけでなく、いざという時の安心感も手に入ります。
 
 
時間に縛られない働き方を追求し、リモートワークの求人を積極的に探しましょう。
 
 

◆転職に向けてリスキリング

 
 
現職に留まるのが難しい場合は、退職を「ゼロからのスタート」ではなく「スキルアップのチャンス」と捉えましょう。
 
 
Webライター動画編集など、在宅で活かせる新しいスキル(リスキリング)を学び、次の仕事に繋げる準備を始めることが、未来への希望になります。
 
 

◆職場を変えずに「働き方」を変える

 
 
パートにしたり条件を変えて職場に残るのも一つの手です。
 
 
もちろん、給料が下がったり昇進が遅れることがあるでしょう。
 
 
ですが、あなたは会社にとってなくてはならない人材です。初めからこの職場で働き続けるのは無理だ!と決めつけずに、上司に相談してみてください。もしかしたら、融通を利かせてくれて道が開けるかも知れません。
 
 
私が退職を後悔しなかったのは、結果的にコロナ休校という偶然があったからかもしれません。
 
 
ですが、子どもの成長と行政のルールは常に変化するという長期的な視点を持つことが、ママの迷いを断ち切る心構えになります。
 
 
子どもの成長やルールの変更で送迎が必要なくなることもあるので、長期的な視点で考えるといいでしょう。
 
 
 
 
学童期後半になれば、子ども自身が一人で通学できるようになるかもしれません。
 
 
学校に支援級が新設されるなど、行政のルールや配置が変わる可能性もあります。
 
 
中学校に進学すれば、送迎の要否は再度変わります。
 
 
「この送迎がいつまでも続くわけではない」と希望を持つことで、今、目の前にある送迎の壁を乗り越える力が湧いてきます。
 
 
私は自分が選んだ選択を正解にしていく行動や考え方が何より大切だと思っています。
 
 
前向きな気持ちでチャレンジしたら必ず道は開ける!
 
 
笑顔で楽しく、成長する自分を楽しんで、日々チャレンジです。
 
 
 
 
 
 
▼支援を受けたくても送迎できないワーママ必見!
学校に頼らなくても
おうちで子どもの問題を解決できる!▼
 
 

 

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