夏休み明けは「学校に行きたくない」と言う子が増える時期。生活リズムの乱れや、学校生活への不安から、朝起きられず支度が進まないことも多いですよね。そんなときにおすすめなのが「朝の親子散歩」。ほんの10分でも取り入れることで、早起きの習慣づけ・食欲アップ・親子コミュニケーションと、一石三鳥の効果が期待できます。
夏休み明け「学校に行きたくない!」と言っているお子さんはいませんか
夏休みが終わると、子どもたちは急に「学校に行きたくない」と言い出すことがあります。
我が家も夏休み明けは、朝の目覚めが悪い娘に手を焼いていました。
生活リズムを戻すのは一苦労ですが、子どもが夏休み明けに「学校に行きたくない」と言う背景には、
・生活リズムが崩れて朝起きられない
・学校や友達への不安
・宿題の遅れやプレッシャー
ど、心と体の両方の要因があります。

無理に「早くしなさい!」と叱るより、自然に行動を促す方法を試してみるのが効果的です。
夏休み明け学校に行きたくない子のモヤモヤを吐き出せる親子時間
私が試したのは、早朝の親子散歩。
24時間スーパーやコンビニまで歩いて行き、朝ごはんやお弁当の食材を一緒に選ぶだけです。
すると…
・ご褒美があることで子どもが自分から早起きする
・散歩で体温が上がり、自然に食欲が増す
・歩きながらの会話で、普段言わない気持ちを話してくれる
という嬉しい効果がありました。
散歩中には保育園の頃の思い出話や、将来やりたいこと、学校への気持ちなど、家の中では出てこない話題が次々に出てきました。
歩くことで子どもの心がほぐれ、思いやモヤモヤを吐き出せる時間になっていたのです。

朝散歩の脳への効果
実は、これには科学的な裏付けもあります。
研究によると、10分程度のゆったりしたウォーキングで、学習や記憶に関わる海馬の活動が活発になることが分かっています。
散歩中に過去の出来事を思い出したり、新しい会話が生まれたりするのは、記憶システムが活性化している証拠。
さらに外の景色や空気を感じることで、五感が刺激され、脳の働きがより活発になります。
この状態で学校に行けば、体も脳もエンジンがかかり、授業への集中力や学習効果も高まるのです。

一石三鳥の朝散歩に誘い出す声かけ
朝散歩がいいのはわかるけど、朝起きるが苦手な子を誘い出すのが難しいですね。
そこで実践のヒントです。
ポイントは「子どもがワクワクする声かけをしてみよう」
朝散歩に誘うときは、「さぁ歩こう!」と正面から言うよりも、子どもの気持ちが動くようなワクワクする提案をするとスムーズです。
たとえば…
「コンビニの夏限定スイーツ、一緒に買いに行かない?」
「今日はたまには朝マックにしてみようか!」
こうした声かけなら、子どもも自然と「行きたい!」と感じて、散歩が楽しい体験になります。
「学校に行きたくない」と言っていた気持ちも、行動がきっかけで切り替わっていきます。
たった10分の散歩でも、子どもにとって大きなメリットがあります。
・体内時計が整い、朝起きやすくなる
・体温が上がって食欲が増し、朝ごはんが進む
・親子の会話が弾み、気持ちを安心して吐き出せる

夏休み明けに「学校に行きたくない」と言う子どもにもぴったりの方法です。
お時間がある休日の朝から、よかったらやってみてくださいね。
▼不安が強い1年生の行きしぶりを解決する「寝る前5分会話」▼

▼▼朝だけ登校しぶりを解決する「寝る前5分の会話」を詳しく知りたい方はこちら!▼▼
▼働くママの登校しぶり対応は
ゆる楽対応で!▼
