自分の時間がないと子育てが苦しくなるワケ

おはようございます!

昨日は、
「私って子育てが苦手なのかも…
と思っていたけれど、
実は“自分を味わう時間”が
足りていなかっただけだった」

というお話をしました。

さて、今日は、
なぜ「自分の時間」がないと
子育てがつらくなってしまうのか?

心理学と脳のしくみから
やさしくお話ししてみたいと思います。

実は、私たち人間が
心地よく生きていくには、
ある3つの“心の栄養”が必要なんです。

・自分で選べている感覚(自律性)

・ちゃんとできているという感覚
(有能感)

・人とつながっている感覚(関係性)

これは
自己決定理論(Self-Determination Theory)
という心理学の理論でも言われていること。

ところが、
働くママになるとどうでしょう?

・自分でやりたいことより、
 「子どもの都合」「会社の都合」
 が最優先
 (=自律性が削られる)

・子育てを優先したら
 仕事に満足できず、
 仕事を優先したら子育てに罪悪感。
 (=有能感が持てない)

・職場では仕事の責任があるから
 ママの辛さを見せられないし

 発達凸凹の子育ては少数派で
 子育ての辛さを話せる人がいない
 (=関係性が希薄になる)

つまり、
人が健やかに生きるために
必要な3つの栄養が、
全部不足しがちになる
んですね。

私たちは、
子どもを育てながら仕事にも
全力投球するあまり、

自分の“心のエネルギー”
カラカラになってしまうことが
あるんです。

これは、「わがまま」でも
「甘え」でもありません。

人として、
自然で当然の反応なんです。

さらに、こんな研究もあります。

「母親の主観的幸福感が高いと、
子どもの発達にも良い影響を与える」
(高橋・大藪, 2012 ほか)

つまり、ママが満たされていると、
子どもが発達するし
子育てがうまくいきやすい
んです。

逆に言えば、
「がんばってるのにうまくいかない」のは、

“自分を満たす時間”が
足りていないサイン
かもしれません。

だからこそ、
ママが「自分のための時間」を
持つことは、

決して“わがまま”じゃなくて、
必要な“ケア”なんです。

そもそも、時間は有限。
子育ても仕事も家事も
完璧にやるってのは無理、ってところからスタートです^^

手を抜いたり人に頼める家事などは
お願いして

優先度が高い子育て時間から確保していきましょう!

今月は夏休みも控えているので
戦々恐々としているかもしれません。

そんなママたちと
11日の金曜夜22時から
ワンデーお話会をやっていきたいと
思っています。

テーマは
「子どもが伸びる夏休みの過ごし方」

・ゲームやYouTubeばかりになるんじゃないか

・夏休みは一人で留守番させるけど
心配すぎる

・宿題は?自由研究どうしよう

・学童いかない!って言われたらどうする?

他にも
弁当を毎日作るのが大変すぎる
仕事続けられるのか不安になる
休めなくてお出かけできない、
なんていうお悩みも多く聞かれます。

働くママには
子どものことはもちろん
自分の負担が大きくなることにも
不安があると思うんです。

働くママ✖️発達凸凹キッズの
学童や受験の夏を乗り切ってきた
私の経験もお伝えしますし

寄せられた質問などにも、
ご参加の皆さんと会話を広げながら
お答えしていこうと思っています。

同じようなお悩みがある
発達凸凹キッズを育てるママたちと
会話すると視野が広がったり
自分だけじゃない、と

共感してホッとする時間になります。

夏休みはこんなこと困ってます、とか
こんなこと知りたいです、
ということがあれば質問も募集しています。

まだ、募集開始前ですが
参加したい!という方は、
ぜひメルマガに返信して
お知らせくださいね!
優先してお席を確保します。

ではまた!

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