おはようございます!
今日は、
お母さんが一緒にいられない
学校での困りごとはどうすればいいの?
学校ではトラブルはないけど
家で手のかかる子は、
グレーゾーンなのですか?
など、
学校と家のバランスについて
お話します!
2学期に入り、
発コミュを習得したお母さんからは
「子どもがたくましくなった〜!」
という声が届いています
例えば、
気難しくて、褒めても嬉しがらない子。
指示を出しても
超マイペースだからなかなか行動せず、
お母さんもイライラが止まらない!
そんなお母さんが発コミュを始めて
たった1ヶ月半。
「家の中ですんなり
動くようになりました!
指示をしなくても行動するので
イライラすることがなくなりました!
家の中で困りごとがなくなって
怒ることも減って。
今まで教室に入れなかった学校でも、
2学期は自分で教室に入って
自分でカバンの用意もしていると
先生から聞いて、
本当にびっくりです!」
という小学1年生の
お母さんからのご報告。
また、別の小学5年生の
お母さんからのご報告では、
「去年の運動会は
校庭の隅っこにいて当日ちょっとだけ
参加する感じだったんです。
だけど、今度の運動会では
なんと列の先頭でプラカードを
持って歩くんです!
しかも、友達から推薦して
もらって、その役をやるんです。
去年のことが、
数年前のことのようです!」
実はこのお子さん、
支援級の在籍だったのですが、
今は、ほとんど支援級に行く必要が
なくなって、
ずっと普通級で過ごしているそうです^^
お友達に推薦されて
プラカードを持つまでになるなんて、
本当に素晴らしい成長ですよね!
こういうご報告を頂くたびに、
子どもの成長って無限だな、
と心から思います!
発達のグレーゾーンの子は、
学校と家のバランスの
タイプが分かれます。
①学校と家庭の両方で困っているタイプ
②学校ではトラブルは起こさないけど
家での困りごとが多いタイプ
③学校でだけ困っているタイプ
大きくこの3タイプです。
①の場合は
発達障害の診断がつくお子さんや
診断がつかなくても
グレーゾーンだとはっきり分かる子が
多いです。
複数の場所で困りごとがあるのは
それだけ発達凸凹が目立っている状態。
間違った対応で
子どもが攻撃的になったり
メンタルの不調を起こす前に
対応を開始したいタイプです。
学校では問題ないのに
家でだけ困っている②の場合は、
繊細だったり
うすーいグレーゾーンのお子さんに
多いタイプ。
本来、発達障害の定義では
複数の場所で特性が見られるのですが、
特性が薄いグレーゾーンのお子さんは
グレーだからこそ、
学校などの外では「頑張れちゃう」
場合が多い。
ですが、実は
学校からストレスを持ち帰るので、
家では結構手がかかったりします。
学校の先生や、
普段あまり接しない大人から見れば
「え?この子が発達凸凹?」
と驚かれるくらいなので、
「もう少しすれば落ち着くのかな?」
と思って、
対応を先延ばしにされがち。
そうしている間に時間だけが経って、
・登校しぶりが始まった
・癇癪がひどくなった
・反抗的になった
・不調を訴えるようになった
などの良くない変化が
起こり始めるケースが多いんです。
ですが、
冒頭に書いたように、
たった1〜2ヶ月で変化が見られるのは
グレーゾーンや繊細な子と言われる
ごく軽度の発達凸凹だからこそ!
学校では困ってないけど
家でだけ困っているタイプは、
こじらせないように
早めの対応が肝心です!
では、
家では困ってないけど、
学校でだけ困っているタイプ③はどうか?
と言うと、
おうちの環境が落ち着いていて
家の中が騒がしくありません。
だから
家は落ち着いて過ごせる環境なのです。
ところが学校に行ってみると、
・人も多いし、
・物も多いし、
・何をするのかも、
・いつやるのかも
全て決められていて、
自由には過ごせない!
こんな環境が苦手な子は、
家で落ち着いて見えても
学校では先生が手を焼いている場合も。
では、学校での困りごとは
どうすればいいの?
この答えは簡単です!
冒頭のお母さんたちが
証明してくれていますよね。
まずは家での対応を始めること!
お母さんの声かけで、
行動習慣を作り、脳を作る。
家で
落ち着いて過ごせるようになるには
状況を見て行動するスキルや
家族とスムーズに会話するスキルが
欠かせません。
このチカラは、
実は集団生活を過ごすのにも
必要なスキル!
家で手に入れた能力が
学校でも発揮できるようになるんです!
お母さんの言葉が
子どもの脳を創る!
子どもは、その脳で学校で勝負する!
家での行動の改善なしに、
いきなり学校での行動だけが良くなる
なんてことは、ありません。
学校ではトラブルがなくても、
家で手がかかるなら
グレーゾーンの可能性はあります。
だからこそ、
お母さんがしっかりと専門的な対応を
家でやってあげること!
そんな考え方に
ぜひチェンジして欲しいと思います!
2学期はまだまだこれからです。
子どもの成長をお母さんの言葉で
いち早く困りごとを解決して
子どもを伸ばしていきましょう!