学校ではいい子、家では怒り爆発タイプの子の悩みはわかってもらいにくい!

叱らない子育て
学校では問題なし、けれども家では怒り爆発…。そんなお子さんに戸惑うママへ。外で頑張りすぎる特性が、行き渋りや家庭での癇癪につながっているかもしれません。叱らず肯定的な関わりで、ストレスと不安をケアする関わり方を紹介します。

家だけ荒れる子…その悩み、誰にも伝わらない

過剰適応、学校では優等生、だけどお家に帰ったらまるで別人…

 

そんな「学校では問題なし。だけど家に帰ると怒り爆発…」のお子さんに戸惑っているママへ。

 

このタイプの子は、お家での荒れっぷりを誰も信じてはくれません。

 

先生からは「すごく頑張ってますよ」「みんなの面等を見てくれるし、すごく助かっています!」とさえ言われるのに、家では感情を爆発させて、暴れたり、泣き叫んだり…。

 

家でしか出ないこの姿に、「なんでうちだけ?」「私の育て方が悪いの?」と、誰にもわかってもらえない孤独を感じていませんか?

 

実はこのタイプの子たちの行動には脳の凸凹が関係しています。

 

 

大元にあるのは不安・・・

このタイプの子たちには、“外で頑張りすぎる”という特性があります。

 

彼らには
・人に迷惑をかけたくない
・怒られるのが怖い
・他の子が叱られる姿を見るのも怖い?
・ちゃんとしなきゃ!という完璧主義的なこだわりが強い

 

といった脳の凸凹からの行動、思考があるんです。

 

だから本当は落ち着きがなかったり、集中するのが苦手だったりするのに、怖いから不安だから、学校などの集団環境で過剰に適応しようとします。

 

スルトエネルギーも心も、限界ギリギリまで使い果たしてしまうんです。

 

本当は頑張るのが苦手で、自分でもうまく感情を整理できないのに、不安が強くて、こだわりがあるから、無理に頑張りすぎて疲れ切って安心できる家で一気に爆発するんですね。

 

実際、こういう子に多いのが「登校しぶり」です。

 

頑張っているけど、心と体がついてこなくなってしまっている状態です。

 

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ストレス対策!叱らず肯定!がとっても大事!

 

とにかくストレスを溜めやすい子たちです。

 

なのでまずやってあげたいのは

 

・叱らない

・肯定的な声かけです。

 

するとストレスレベルが落ち着き怒りっぽさが落ち着いていきます。

 

この時のコツが怒っている行動そのものよりも、「どうしてこんなに怒っているのか」に目を向けるといいでしょう!

 

例えば

・頑張っているんだなという目で見る

・疲れを怒りで発散しているのかもしれないと考えてあげる。

 

このタイプの子は、自分でも「うまくいかない自分」を感じていて、自己肯定感が低くなりがちです

 

だからこそ、日常の中で意識して肯定的な声かけを増やすことで自己肯定感をあげることにもつながるので叱らず肯定は意識してやってあげてください!

 

カナダでは肯定的に子どもに関わるのが一般的です!

 

子どもの行動だけを見て頭ごなしに叱りつければ子どもたちは反発します。

 

しっかりと子どもの思いも見ながら肯定的に関わってあげると怒り問題が落ち着くだけではなく、親子関係も良くなっていきますよ!

 

執筆者:梅村やよい
(発達科学コミュニケーションマスタートレーナー)

 

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