今日は
最近、ご相談をいただく
愛着の問題について
考えていきますね。
発達の特性や
繊細な気質が見られなくても
不安が強いお子さんの場合
愛着の問題が
隠れていることがあります。
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愛着障害とは?
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愛着とは、
本来子どもが
「自分は守られている」
「安心していい」
と感じるための土台。
ところが
この愛着がうまく育まれないと
✅人を信じられない
✅不安が強い
✅自分に価値がない
と感じやすくなり、
登校しぶりや不登校として
現れることがあるのです。
臨床心理士
児童精神科医の間では
/
不登校の子どもの約3~4割に
愛着の課題が見られる
\
という報告があります。
*これは、愛着障害と診断ではなく
愛着の不安や不全が疑われる状態
も含めた広義の見立てです。
学校という社会の中に
一歩踏み出すには、
自分は大丈夫!という
感覚が必要です。
しかし、
愛着の不安がある子は
この感覚が育ちにくく
行きたいけど怖い
失敗したくない、と脳が
ブレーキをかけてしまいます。
子育てをしていく中で
わが子をかわいいと思えない・・・
そう感じてしまうことが
あるかもしれません。
実は、愛着のずれは
親子の関係の中で
自然に生まれてしまうズレ
です。
「育て方を間違えたのかも」
もし、そんな風に
思ってしまったら・・・
大切なのはいつからも
愛着を育て直すことはできる
ということ。
脳科学では、
関係性の安心が脳の発達を促し
自信を生み出す回路を育てる
ことが分かっています。
つまり、お母さんとの
今ここからの関わりで、
お子さんの脳=心も、
ちゃんと育て直していけるんです。
脳に届く声かけを
マスターしていきましょう!