本日はセミナーを開催しました。
お子さんの登校しぶりや
不登校に悩むママがご参加くださいました。
子どもが
「学校に行きたくない」
「お腹が痛い」
と言ったとき、
ママとしては理由を知りたくて、
つい「どうしたの?」
「なんで?」と聞きたくなりますよね。
でも大切なのは、
すぐに答えを探すことよりも
学校に行かせることへ
助言をするでもなく
まず「話を聴く」こと
なのです。
最初は
「行きたくない」
「お腹が痛い」としか
言えなかったお子さんが、
ママに
安心して聴いてもらえる
と、少しずつ言葉が増えていきます。
「緊張してお腹が痛い」
「発表のことを考えたら
不安で痛くなった」
こうやって「体の痛み」
だけじゃなく、
「気持ち+理由」を
言えるようになるのです。
この変化の裏側では
脳の中で2つの大事なことが
同時に育っています。
ーーーーーーーーーーーーーー気持ちを言葉にできる脳の回路ーーーーーーーーーーーーーー
安心感の中で
考える脳と言語の脳がつながり、
感情を整理して言葉にする
力が強くなっていきます。
感情のアウトプットが苦手な子には
とても大切な力です。
ーーーーーーーーーーーーーーわかってもらえた!という成功体験ーーーーーーーーーーーーーー
ママが
「そうだったんだね」
「教えてくれてありがとう」と
受け止めてくれることで
子どもは
自分の気持ちは伝わるんだ
と実感できます。
この2つが重なってはじめて、
子どもの中に
気持ちを言える
→ わかってもらえた!
→ もっと話したい
という循環が生まれます。
これこそが
意思疎通の脳が育っていく
プロセス なのです
だから、ママが聴くことは
ただの共感ではなく、
子どもの脳を発達させる
最高のサポートになります。