昨日の記事では
自分の感情に気づいて
言葉にできることは、
自分のストレスに気づき、
自分を守るためにも大切な力
だというお話をしました。
では、
「わからない」
「別に」「怖い」
としか言わないことと、
学校に行けなくなることには
どんな関係があるのでしょうか?
まず、
ここで一つ大切なことがあります。
気持ちを言葉にできないから
不登校になるわけではありません。
そして、不登校は
「いじめられたから」
「先生に怒られたから」
というように、
原因が一つ、はっきりしている
ケースばかりではありません。
実際には、
友達とのちょっとしたすれ違い。
先生の怒った表情が怖かった。
失敗したくない気持ち。
友達にどう思われるかという不安。
そんな小さなストレスが
いくつも重なっていることがあります。
けれど、その一つひとつを
子ども自身が整理できていなければ、
「何が嫌なの?」
「どうして学校に行けないの?」
と聞かれても、
本当に「わからない」
ことがあるんです。
理由がないのではありません。
自分の中で何が起きているのかを
まだ整理できていない。
ということなんですね。

たとえば、
友達の一言がずっと
気になっていた。
授業で失敗して
恥ずかしかった。
けれど、
「怖かった」
「傷ついた」
「また失敗するのが不安」
と自分でも気づけなければ、
全部まとめて
「学校が嫌」「無理」
「わからない」
になってしまうことがあります。
すると、
何に困っているのか
自分でもわからない。
だから、
どうしたら楽になるのかも
わからない。
「助けて」
「こうしてほしい」
と伝えることも
難しくなっていきます。
そして、
自分でも気づかないまま
頑張り続けてしまうのです。
ストレスは、ある日突然、
「もう限界です!」
と現れるとは限りません。
小さな
「嫌だった」
「怖かった」
「悔しかった」
「しんどかった」
そんな感情が、
誰にも言えず、
自分でも気づかないまま
少しずつ積み重なっていく。
そしてある朝、
「学校に行けない」
「お腹が痛い」
「起きられない」
「何もしたくない」
という形になって
表に出てくることがあります。
だから周りから見ると、
「昨日まで行っていたのに、
突然行けなくなった」
ように見えるかもしれません。
けれど、
本当は突然ではなく
その前から、子どもの中では
小さなSOSが積み重なっている
ことの方が多いと感じます。
だから私は、
不登校になってから
「どうして行けないの?」
と理由を探すことだけではなく
その前から、
自分の中で起きていることに
気づける力を育てること
が大切だと考えています。
「今日、ちょっと嫌だった」
「本当は怖かった」
「悔しかった」
「今日は少し休みたい」
そんな言葉が出せることは、
わがままではなく
むしろ、
自分のストレスに気づき、
自分を守る力です。
そして必要なときに、
「助けて」
「話を聞いて」
「こうしてほしい」
と伝えられることも
これから先、
子どもが社会の中で
生きていくための
大切な力になっていきます。

では、
どうしたら子どもが
自分の気持ちに気づき、
言葉にできるようになるのでしょうか?
実はそこには、
ママの話の「聴き方」
だけではなく
普段の関わり方にも
大切なポイントがあります。
そこで
休む日が増えてきて
「このまま不登校になったらどうしよう」
と不安になっているママのために、
「わからない」「別に」
としか言わない
不安が強い子の本音を読み解く
新しい小冊子を
ただいま、準備中です。
楽しみにしていてくださいね!
今日はここまで!


