昨日のメルマガでは
自分が怒られたわけではないのに
先生が怖いという子がいることを
お話しました。
今日はその続きです。
先生が怖い。
教室に入りたくない。
今日は無理。
朝、子どもがそう言った瞬間、
お母さんの頭の中は
一気に不安でいっぱいになりますよね。
今日は行かせた方がいいのかな。
それとも休ませた方がいいのかな。
休ませたら、
このまま休み癖になるのではないか。
ここで休ませたら、
もう学校に登校できなく
なるのではないか。
少し背中を押せば、
本当は行けるのではないか。
でも、無理に行かせて
学校への怖さが
もっと強くなったらどうしよう。
先生にどう思われるだろう。
夫や祖父母に、
甘いと言われるかもしれない。
仕事もあるのに、
今日も休ませるなんてできない。
そして何より、
私の判断で、
この子の未来を間違えて
しまったらどうしよう。
そんな思いが、
朝の数分の中で
一気に押し寄せてくるのでは
ないでしょうか。
これ、過去の私が
毎朝、感じていたことです。
本当は、
子どもを責めたいわけではない。
本当は、
無理やり学校に行かせたいわけでもない。
本当は、
この子の不安をわかってあげたい。
けれど、
お母さん自身の不安が大きくなりすぎると、
子どもの状態を見る前に、
今日だけでも行ってほしい。
なんとか玄関まで行ってほしい。
せめて校門まで行ってほしい。
そんな気持ちが
先に出てしまうことがあります。
これは、お母さんが
悪いからではありません。
それだけ、
お母さんも追い詰められている
ということです。
子どもを大切に思っているからこそ、
迷うのです。
この子の将来を思うからこそ、
不安になるのです。
けれど、ここで一つ
大事な視点があります。
朝に必要なのは、
行かせるか、休ませるかの
正解探しではありません。
本当に見るべきなのは、
今、この子の脳は
学校の刺激を受け取れる状態かな?
今、この子の脳は
安心して動ける状態かな?
ということです。
先生アレルギーのお子さんは
脳が危険を感じている状態のまま
学校へ向かおうとすると、
先生の声、
教室の空気、
周りの視線、
人のざわざわした感じが、
さらに強い刺激として
入ってしまうことがあります。
すると、
学校に行ったこと自体が
「やっぱり怖かった」という記憶として
残ってしまうこともあります。
けれど反対に、
ただ休ませるだけで、
ママの不安も、
子どもの不安も、
整理されないままだと、
明日の朝も、
また同じ不安に
巻き込まれてしまいます。
だからこそ大切なのは、
行くか。
休むか。
その前に、
子どもの脳の状態を見ることです。
たとえば、
✔︎表情は固まっていないかな。
✔︎こちらの言葉が耳に入っているかな。
✔︎お腹痛や頭痛が強く出ていないかな。
✔︎学校の話をした瞬間に、
嫌がっていないかな。
✔︎涙が止まらない状態になっていないかな。
などです。
こうした様子を見ることで、
今の子どもの脳が、
どれくらい安心できているのかが
少しずつ見えてきます。
ここを見ないまま、
行ける?
行けない?
行くの?
休むの?
と迫ってしまうと、
子どもの脳はさらに不安になります。
そして、
お母さんの不安も大きくなります。
親子で朝の不安に
巻き込まれてしまうのです。
休ませることが、
悪いわけではありません。
行かせることが、
正解でもありません。
大切なのは、
その日の子どもの
脳の状態に合った関わりを
選べるようになることです。
ママが判断軸を持つと、
朝の声かけが変わります。
朝の声かけが変わると、
子どもの脳に届く情報が変わります。
ママの声が、
不安を大きくする刺激ではなく、
安心を届ける情報になっていきます。
すると、
怖いだけで止まっていた子の脳が、
少しずつ落ち着きを取り戻していきます。
そして、安心が戻ってくると、
子どもの脳はまた
考える力、選ぶ力、動く力を
使いやすくなっていきます。
先生アレルギーのお子さんの
朝に必要なのは、
根性でも、説得でもありません。
そして、
お母さんが一人で正解を
探し続けることでもありません。
必要なのは、
子どもの脳の状態を
見立てる判断軸です。
そこで、今月は
この判断軸を家庭で持てるようになるための
セミナーを開催いたします。
ただいま、準備中ですので
もう少し、お待ちくださいね。


