発達凸凹息子がアルバイトで学んだこと!

 

発達凸凹長男が高校生の時、アルバイトを始めました!

私は長男が幼稚園の時
発達障がいだと診断されたとき

 

この子は働けないんじゃないか?
結婚できいないんじゃないか?
と本気で思っていました。

 

そんな長男が
高校生の時
先輩に誘われたからと
アルバイトを始めたのです。

 

それが、
高速道路のインター近くにある
大きな中華料理店。

 

心配で心配で
お客さんとして
食べに行ったんです(笑)

 

 

立地的に
とにかくお客さんが多いお店。

 

長男をこっそり見ていたら
(バレてましたが・・・)

 

 

まず、お水をだして
オーダーをとる。

 

厨房ではお皿洗いをしていたらしく
料理を運び
レジも行なう。

 

調理以外は
マルチタスクにこなさないと
いけないバイトでした。

 

長男は
1ヶ月で辞めてしまったんです。
これも、経験
そう考えました。

 

次に探したのが回転寿司。
ここにも、食べに行きました。

 

ここでは
厨房で軍艦の寿司をつくる
スィーツを盛る
のが任された仕事だったそうで

 

厨房の中までは
見れなかったのですが(笑)

 

結局、高校生と専門学校の時
就職するまでの4年間半
バイトを続けることができたのです。

 

当時の私は
バイトをしてバイト料をもらえる
だけで感動でした^^

いいね.jpg

 

体験したからこそ自分理解が進んだ長男

 

長男が話してくれたことがこちらです▼

 

「ぼくは、いろんなことを同時にやるのが苦手なのがわかった。

 

だから、1つのことに集中できる回転寿司のバイトがぼくにはあってる」って。

 

 

これって、自分でワーキングメモリーの弱さを知っている発言だなあと感激しました。

 

ワーキングメモリーが弱い長男はマルチタスクの中華料理店の仕事は苦手なはず!

 

体験したからこそ、自分の得意苦手がわかる!自分を客観視することができたんです!

 

自分を客観視できるのって大切な力です。

 

苦手なことは困ったときに「じゃあ、どうすればいい?」と対策を考えることができますね。

 

苦手をカバーする力を身につければOK!

今回、長男はワーキングメモリーが弱いことを自分で知ったことで

 

私が、買い物を頼むと言われなくても自分でメモをとることが習慣化していましたし

 

 

いまでは、スマホのメモ機能を使っています。

 

私達は、子ども達の苦手なことを克服させなければって考えませんか?

 

 

脳科学的に言えばそれはナンセンス!

 

脳は得意から伸ばしていくのが大正解!

 

近隣の脳もひっぱられて伸びていくからです。

脳.jpg

発達凸凹のある子たちは得意なことと苦手なことの差が大きいですね。

 

まだまだ学童期の子ども達の脳は未発達です。

 

できないばかりをやらせて自信を失わせることは逆効果。

 

できないことを何度繰り返しやらせても脳は発達していきません。

 

 

小さな「できた」の積み重ね。すなわち、成功体験の積み重ねよって脳は発達していくのです。

 

 

苦手なこと、できないことはどうやったらできるか?を考えスモールステップで分解して
できるようにサポートしてあげましょう。

 

と、同時に苦手なこと、できないことは
「教えて!」
「助けて!」

 

人に頼っていいんだよ!
SOSを出していいんだよ!
そう伝えてあげてくださいね。

 

ヘルプをだしたことを
「自分でやりなさい!」と
叱るのではなく

 

「教えてくれてありがとう!」
そうママが言えると
子ども達も
ヘルプを出せるように
なってきます。

 

困っていても
ヘルプを出せなくて
頑張って苦しんでいる子が
たくさんいるのです。

 

自信をもって
毎日を過ごしていくことが
脳の発達にも役だっていきますよ!

タイトルとURLをコピーしました