宿題が苦手で登校しぶりをする子へのアプローチは?

勉強、宿題が苦手で登校しぶりがある子達の背景にある、苦手さを知ること、その子その子にあった、宿題をサポートしてあげることが大切です!

 

 

勉強が苦手で学校に行きたくない子がいます!

登校しぶりのお子さんが不安になる背景は、ひとつではなくいろいろな事が絡み合っていることが多いです。

 

そのなかで、勉強が苦手で登校しぶりになることも多く学年が上がるほどその比率は高くなってきます。

 

9歳や、10歳の壁という言葉がありますように、小学校3年生頃から子ども達は抽象的な発達段階に入ると言われていて、勉強の難易度がぐーんと上がります。

 

算数で言うと、少数や分数が始まったり、理科は電気など目に見えない学習が始まりますね。

 

発達の特性のあるなしに関わらず、勉強につまずく子が多いのも、この年代なのです。

 

 

おうちでの宿題バトルが起こる理由を考えてみましょう!

 

✅宿題をするとき癇癪を起こす子

✅なかなか宿題に取り組まない子

理由って考えてみたことがありますか?

 

例えば、書字が苦手な子は

 

漢字ドリルに取り組むのにはすごく抵抗することもあるでしょう。

 

では、なぜ書字が苦手なのかというと

 

いくつかの理由があります。

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1つ目は、文字の形の認識が難しいケース。

 

視覚的ワーキングメモリーが弱くて漢字をなかなか覚えられないのです。

 

 

アルファベットは比較的、シンプルですが高学年で習う漢字の画数はかなり多くなりますね。

 

横棒が一本たらない、あるいは、横棒が1本多いといった字を書くお子さんはこの苦手さが隠れていることが考えられます。

 

 

2つめは、文字の読み方がわからないケースです。

 

読みの苦手さが、書字の苦手さに繋がっているケースです。

 

3つ目は、不器用で文字がうまく書けない発達性強調運動障害が隠れているケースです。

 

目と手の協調運動が苦手だったり、指先の不器用さがあって、マスから字がはみ出てしまったりトメ、ハネ、ハライが上手に書けなかったりします。
 
 
 

このように漢字苦手な理由の一つをとってもその原因はさまざまです。

 

 

何度も書かせれば書けるようになりますか?

では、書けないなら、昭和の学習のように覚えるまで何度でも繰り返し書かせればいいのか?

 

答えは、決してそうではありません。ところが、逆効果であることを知らない大人はたくさんいます。

 

まずは、その子が何につまずいているのか?を知ることがスタートです。

 

苦手なところは、脳の未熟さが背景にありますので、その子、その子に合ったサポートを考えてあげましょう!

 

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