登校刺激をしていいかどうかは 登校しぶりのステージによって決まる

登校しぶりがある子の背中を押していいのか、やめた方がいいのか迷うことはありませんか?まずは、お子さんの登校しぶりのステージを把握してみましょう!

 

 

登校しぶりのステージを知ろう!

大人でも、五月病と言われるくらいに長期休暇明けの出勤ってちょっと気が重かったりしませんか?

 

 

私も会社員時代は、気合いをいれて出勤しておりました。

 

 

しかしながら、子どもの場合はこの気合いだけの登校は長続きしません。

 

 

そこで、お母さんの出番となるのですが、やってはいけないのが登校させることだけにフォーカスしてしまうことです。

 

 

大切なお子さんの気持ちが置いてけぼりになってしまうからです。

 

 

まずやってほしいのはお子さんの状態をしっかり観察すること。

 

 

状態というのは、心の状態・体の状態です。

 

そして、お子さんの登校しぶりのステージを知るということです。

 

 

ひとくちに、登校しぶりと言ってもちょっと行きたくないな・・・というかすり傷くらいの初期のステージもあれば

 

 

頭痛、腹痛、嘔吐などの身体症状にでてしまうくらいの不登校寸前のステージの登校しぶりまであります。

 

じゃあ、身体症状にまででていなければ登校刺激をしていいのか?というとそうでもありません。

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言語化が苦手な子には要注意!

伝達の脳の発達がゆっくりな子は、自分の気持ちを上手に伝えることができなくて「学校に行きたくない」と言えないまま身体症状に表出することがあります。

 

 

また、繊細な子で空気を読みすぎる子は、お母さんに心配をかけてはいけないと気を遣いすぎて我慢を重ねて、ある日、突然に学校に行けない・・・・といったことが起きてしまいます。

 

 

というように登校しぶりの対応の難しさは。お子さんの発達の特性・お子さんの気質・お子さんの性格にも関わってきますし。

 

 

本音で話せる親子関係ができているのか?によっても違うからです。

 

 

お子さんの個の状態・親子関係お子さんをとりまく環境の状態な客観的にみていくお母さんの観察眼が試されるのです。

 

日常のコミュニケーションが大切です

お子さんが、お母さんになんでも話してもらえるように、困った時には相談してもらえるような親子関係を日常から作っておくことが大切です。

 

 

お子さんが話しかけてきたら、お母さんの意図とは違ったとしても絶対に否定はしないこと。まず、受け止めてあげてくださいね。

 

 

そして「話してくれてありがとう」「〇〇ちゃんのお話が聴けて、お母さん嬉しかったよ!」と伝えてあげてくださいね。

 

この親子関係は一朝一夕でできるものではありません。思春期になってもなんでも話せる親子になるには、今からの積み重ねがものを言うのです。

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