原因不明で不登校になった息子達
私の息子達は
何度も不登校になっています。
長男は
小1、小5、中2の時。
次男は小4、小6の時。
不登校の理由が
いじめや
先生の暴言等
はっきりとわかっているものもあれば
何が原因なのか
わからなかったものもあります。
SOSを出していたけれど、気づかなかった
当時はきづかなかったけれど
今思うと
不登校になる前に
SOSを出していたのです。
我が家はラブラドールのレオ
を飼っているのですが
次男が4年生の5月。
ちょうど今ごろです。
「ぼくのことを好きで
居てくれるのはレオだけだな」
と呟いていたのです。
そのときは気にも
止めなかったのですが
今思うと
次男のSOSのことばでした。
それから暫くして
次男は月曜日に
登校できなくなり
次は2回行けなくなり
1か月後には
全く行けなくなったのです。
担任の先生に訊いても
いじめられているわけではない。
勉強がわからないわけでもない。
登校できない原因を
探しても
探しても
わからない。
そんな日が続きました。
実は、5月というのは
進学・進級したあとの緊張
頑張りが空回りするときでもあります。
不安が強い
友達とのコミュニケーションが
苦手な凸凹キッズは
学校のスピードに
ついていけない。
クラスの雰囲気になじめない。
など
孤立感
違和感
不安感を
募らせ
自信をなくし始める子が
増えてくる時期なのです。
当時、私はフルタイムで
仕事をしていて帰宅が
20時過ぎになったこともありました。
私も自分のことで
手一杯で
子ども達のことを
怒ってばかりいました。
次男が登校できるようになった
半年後だったと思います。
衝撃なことを
言われました。
「学童から帰ってきて
家が真っ暗で怖かったから
家中の電気をつけたんだ。
しーんとしているのが
寂しかったから
テレビをつけたんだ。
そうしたら宿題ができなくて
仕事から帰ったママに
『宿題をまだやってないの!』
と怒られて悲しかった・・・」と。
もう、目の前が真っ暗になりました。
次男が不登校になった原因を
あんなに探していたのに
私が次男を追い詰めていたんだと。
私が次男の
自信のコップの水を
カラカラにしてしまったんだと。
自分のことしか考えていなくて
私の都合で
次男を叱りつけていたことを
本当に本当に反省したのです。
不登校になったときにやってほしいたったひとつの対応
おうちでのお子さんの様子を
しっかりと観察してあげてください。
お子さんが
自分の気持ちを
話してくれたら
「話してくれてありがとう」と
伝えてあげてくださいね。