外でいい子!家では癇癪!の子の対応に悩んでいませんか?
学校では頑張っているのに
家では思い通りにならないと
癇癪を起こす子がいます。
学校の先生に相談しても
「いつも頑張っていますよ!」
「いい子ですよ!」
と言われ
どこに相談に行っても
「お母さんに考えすぎじゃないですか?」
と言われてしまい
お母さんだけが
悩んでしまうケースって
たくさんあるのです。
メンタルヘルスの用語に
「過剰適応」というものがあります。
これは字の通り
過剰し過ぎる状態です。
適応しているなら良さそうに思えますが
何事もバランスが大事で
過剰となると問題が起きてしまいます。
この過剰適応を起こしやすいのが
繊細な子たちなのです。
繊細な子は
空気を読みすぎてしまうので
自分が何を求められているのかを
よくわかっています。
〜べき
〜しなければいけない
と言った完璧主義の思考があり
先生の望む通り
親の期待通りに
頑張ろうとします。
自分の感情よりも
相手の感情を優先してしまう傾向があり
自分が本当に何がやりたいのかを
わからなくなってしまっていることも。
自分のキャパを超えて
勉強も頑張なければ
運動も頑張らなければ
と言う状態。
頑張りすぎているために
家では緊張から解放され
ちょっとしたことで
癇癪を起こしてしまい
あるいは
エネルギー切れになり
ある日パタっと
学校に行けなくなってしまう
といったことが起きてしまうのです。
先生も
「なんで、あのいい子が?」
お母さんも
「なんで、うちの子が?」
となってしまうことが・・・
今、このような繊細な子たちの
登校しぶり
不登校といったご相談が
とても多いのです。
過剰適応のタイプの子への褒め方は注意が必要です!
このような
繊細なお子さんには
褒め方にはちょっと注意が必要です!
もともと完璧主義なお子さんが多いので
✅テストの点数で褒める
✅できたことを褒める
これをやってはいけません!
理想通りの自分でありたいと
常に思っていますので
理想から外れてしまうことで
自己否定がとても
強くなってしまいます。
私の次男も完璧主義のところがあり
中学校で学校へ行けなかった時に
「俺の人生は終わった」
なんて言うんです。
たかだか14歳で
人生が決まるわけがないのに
当時の次男が
真剣にそう思って
自分にダメ出しをしていたのです。
まだ、小学生のお子さんは
流石にそこまで考えは
しないと思いますが
繊細な子
完璧主義なこは
大人が思う以上に深い思考で
色々と考えています。
お母さんが良い加減を見せてあげましょう!
ですから
お母さんが
良い加減を見せてあげては
いかがでしょうか?
私は子どもたちの前でも
うっかりさんですし
全く完璧な素晴らしい
お母さんではありません。
「なんで、そんなに忘れるの?」
なんて言われる始末。
先日も、次男の三者面談の申し込みを
忘れていて
次男から、
「先生が面談の申し込みを早くしてって
言われたよ」
なんて、ダメダメなところを
たくさん見せています。
あ、私の場合は
見せると言うよりも
地が抜けている・・・・
と言った方が合っているかも
しれませんが(笑)
ですが
失敗しても、そこから
リカバリーできるんだよ!
失敗しても大丈夫なんだよ!
と言う姿勢は見せているつもりです。
脱線してしまいましたが
繊細な子には
完璧思考を緩ませてあげてくださいね。