【新潟県おでかけ情報】佐渡島の西三川ゴールドパークでネガティブな記憶が残りやすいひといちばい敏感な子（HSC）や発達障害の子に楽しい思い出を！

せっかくおでかけするのなら、子どもに楽しい思い出を作ってあげたい！ネガティブな記憶が残りやすいひといちばい敏感な子（HSC）や発達障害の子には「失敗しない」体験施設、佐渡島の西三川ゴールドパークでの砂金採り体験がオススメです！

【目次】

「前もできなかったから嫌！」

「どうせできないから、やらない！」

お子さんからこんな言葉が出ることはありませんか？

我が家の子どもたちも、初めて体験することに対して怯んでしまうことがあります。

以前、おでかけ先で楽しそうなイベントが開催されていて「せっかくだし、体験してみたら？」と声をかけても、「え～！いい」「…やらない」と言ったことがありました。

このときは、後からよくよく話を聴いてみると、「以前体験したものの、上手くできなかった」という記憶があったのが理由だったと分かりました。

ネガティブな記憶が残りやすいお子さんは、このように以前経験した出来事の記憶に引きずられ、知らず知らずのうちに、いろいろなことに挑戦する気持ちが萎えてしまっているかもしれません。

ひといちばい敏感な子（HSC）や発達障害の子の中には、完璧主義な傾向の強い子がいます。

100か０（ゼロ）かで考えてしまうため、少しでもマイナス面があると、「全部ダメだ！」となってしまうのです。

そのため、挑戦する前から「どうせできないし…」「やっても無駄だし…」といった言葉が出てしまうこともあります。

また、いざ挑戦しても、少しでも満足いかないところがあれば「やるんじゃなかった」と口にしてしまうこともあります。

子どもは、さまざまな経験を積み重ねることによって発達していきます。

ネガティブな記憶が積み重なって、挑戦する気持ちがなくなってしまうと、発達の機会を逃してしまうかもしれません。

ネガティブな記憶が残りやすいお子さんには、「失敗しない」安心感のある体験をたくさんさせてあげるのがオススメです！

「失敗しない」体験施設として、私がオススメするのは新潟県佐渡市にある「西三川ゴールドパーク」です。

西三川ゴールドパークは、金のことなら何でもわかる体験型の資料館。館内では、金の展示資料館の見学や砂金採り体験ができます。

この施設の砂金採り体験のキャッチコピーは「必ず採れます！採らせます！」。そう！失敗しないのです！

砂金採りでは、パンというお皿のような道具の中に砂をすくい、水の中で揺すりながら、不要な砂を外に出し、砂金を探します。

事前の丁寧な説明に加え、体験している間は何度も館内スタッフの方が様子を見に来てくれます。そして、なかなか採れずに苦戦していると、手取り足取り、個別にレクチャーしていただけます。

終わったときには、必ず１人１個は砂金をゲット！筆者も親戚10数人の大所帯で体験しましたが、失敗した人、つまり採れなかった人は誰もいませんでした。

キラキラの金は、子どもにとってはとても嬉しいもの。我が家の子どもたちは、今もときどき砂金を取り出しては「またやりたいな」と話しています。

砂金採り体験は楽しい記憶に残るだけでなく、「よく見る」「考えて手を動かす」という手と目の協応動作もでき、子どもの発達にもお役立ちなので、一石二鳥！

佐渡島へ行った際には、ぜひ訪れてみてくださいね！

――施設詳細――

【名前】西三川ゴールドパーク
【住所】新潟県佐渡市西三川835-１
【営業時間】３～４月・９～11月/８:30～17:00、５～８月/８:30～17:30、12～２月/９:00～16:30
【休館日】年中無休
【公式サイト】http://www.e-sadonet.tv/goldpark/

※おでかけの際には公式サイトで最新の情報を確認してください。

執筆者：渡辺カナ
（発達科学コミュニケーションリサーチャー、臨床心理士）

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