今日は前回の続きです。
このまま塾に入れなかったら、
受験はもう絶望的なんじゃないか・・・
そんなふうに感じる瞬間、
きっとありますよね。
周りはどんどん先に進んでいるように見えて、
時間だけが過ぎていく気がして、
焦りだけが募っていく。
多くのママがここで、
後から追いつくのは無理かもしれない。
この子には厳しいのかもしれない。
そうやって、心のどこかで線を引いてしまいます。
それも、無理はありません。
受験=勉強量
受験=早く始めた人が有利
そんな前提で語られる情報が、
あまりにも多いからです。
ですが、実は、
発達に凸凹があったり、
知的にゆっくりな特性を持つ子ほど、
この前提が当てはまらないケースがあります。
特に、
座っていられない。
分かったはずなのに、すぐ忘れる。
できない経験ばかり積んできた。
そんな子ほど、
早く走らせようとすると、
逆に止まってしまうことがあります。
ここで一つ、
多くのママが誤解していることがあります。
発達凸凹の子は、
遅れているのではありません。
準備が整う前に、
走らされ続けていただけ
というケースが、実はとても多いのです。
私が関わってきた中にも、
小3・小4の時点では
学校の授業についていくのがやっとで、
塾なんてとても無理だった子がいます。
当時は、
「受験は無理だと思っていました。」
そう話していたママたちが、
数年後、まったく違う表情で
結果を報告してくれることがありました。
何が起きたのか。
特別な才能が急に現れたわけでも、
魔法の教材があったわけでもありません。
変わったのは、
勉強の量でも、
スタートした時期でもなく、
どこから整えたか
そして、順番を守れたか。
塾に行けないことは、
終わりではありません。
むしろ、
大事な部分を先に整えるチャンスだった。
そう言えるケースも、少なくないのです。
わが家の子どもたちも同じスタートは切れなかった。
だからこそ、先に「学習を受け取れる状態」を整えたのです。
それができたから、学びが短期間でも力として積み上がっていきました。
希望は、
大丈夫だよ、という気休めから
生まれるものではありません。
そういう仕組みだったのか、
と腑に落ちた瞬間に、
人は前を向けるようになります。
次回は、
実際にどんな変化が起きているのか。
そして、
なぜそれが起きたのか。
もう一歩だけ、
具体的なお話をしますね。


