教科の得意・不得意の差が激しいと、なぜ勉強がつらくなるのか
英語は得意なのに数学が苦手、など、
教科の得意・不得意の差が激しいお子さんはいませんか?
英語はいつも90点以上とれるのに、
数学は30点台・・・
逆に、数学は100点近いのに、
国語は40点台・・・
お子さんに、そんな傾向はありませんか?
実はこの「教科による点数差」は、
教科の得意・不得意の差が激しい発達凸凹の子にとても多い特徴なんです。
親としては、
「苦手な教科を何とかしなきゃ」
「平均との差を埋めなきゃ」
「苦手を克服させないと!」
と思ってしまいますよね。
でも、その関わり方が続くほど、
子どもにとって勉強は「できないことを突きつけられる時間」になっていきます。
得意と不得意が分かれる理由|苦手な教科に差が出る脳の発達の凸凹
これには、興味の偏りも影響しますが、
実は、それ以上に、苦手な教科が極端につらくなる背景には、
「脳の発達の凸凹」が深く関係しています。
私が集団指導部門の塾講師だった頃の話です。
数学はナンバーワン、だけど、国語の授業中はいつも寝ていた中3のRくん。
文字がつぶれて読めないほど
書くことが苦手で、
私の国語の授業中は顔を伏せて寝てばかりでした。
当時の私は若く、
「私の授業だけ寝るって・・・ナメられてる?」
と感じ、注意や指導を重ねました。
ですが、何度も注意するほど、態度は悪化。
揚げ足を取る発言、授業の妨害、暴言まで見られるようになってしまったのです。
「ここは塾。おうちの人があなたのためにお金を出してる場所だよ」
そう伝え、正論でバトルしながら、お母さんとも面談を重ねました。
ですが・・・
結局、受験まで彼の態度を変えることはできませんでした。
苦い思い出です。
今なら分かります。
Rくんは、ヤル気がなかったのではなく、読字や書字の困難という発達の凸凹によって、
特定の苦手な教科では「脳が処理しきれず本当に苦しかった」のです。
これは、興味の偏り以上に、
教科ごとの得意・不得意の差が激しくなる原因として、脳の発達の凸凹(発達特性)が深く関係していることを示しています。
苦手を克服させない|得意を伸ばす声かけという選択
そんなRくんには、叱るのではなく、
「苦手な教科を克服させる」よりも、
「得意な教科で自信を育てる声かけ」が必要だったんです。
できる教科を楽しく反復して脳が育ち
結果として、
苦手な教科も含めた全体の学力が引き上がる、
そんな伸ばし方が良かった。
これはRくんだけの話ではありません。
教科の得意・不得意の差が激しい子は、
苦手を「克服させよう」とすればするほど、
勉強がしんどくなっていきます。
個別指導に来ていたある子は、
90分の授業のうち、
60分間はうつぶせ・雑談・うろうろ・・・
やっと残り30分で問題を解き始める、なんてこともありました。
個別指導って授業料が高いですよね。
なのに、そんな状態・・・
どんなに相性の良い講師をつけても、
積み重なった「できない記憶」や「劣等感」は、そう簡単には消えないのです。
「塾に行ってるから安心」と思っているママは多いかもしれません。
もし、お子さんがこんな状態だったら?
成績アップできるでしょうか?
永久に「正負の数」をやり続けることになりかねませんよね。
やはり、週に1回90分会う先生に任せるだけでは限界があるんです。
それよりも!
毎日お子さんと関わるママが、
ほんの少し声かけを変える方が
お子さんのやる気スイッチを入れることができて、
驚くような“大逆転”をさせてあげられます^^
それは、
できないことをダメ出しする声がけではなく
できていること、得意なことを
たくさん「肯定」する声がけから
はじまります^^
「いつも努力してるね」
「この答え、ナイスアイディアだね!」
「やっぱり、飲み込みが早いな~」
「解いてる表情がいいな~」
「絶妙な大きさで書けてるね!」
こんなふうに
できていること・得意なことを肯定する声かけを積み重ねることで、
脳は「できる記憶」を増やし、
結果的に苦手な教科も無理なく引き上がっていくのです^^
お子さんによって
響く声がけ、反発される声がけは違います。
うまくいった声かけを記録し、傾向を見つけて
再現し続けることが、
発達凸凹の子の苦手克服の最短ルートになります!
うちの子にはどんな声がけが合う?
オーダーメイドが欲しいママは
個別相談に来てくださいね。



