筑駒中の算数を見て、考えさせられたこと

受験

ある中学入試の算数の問題を見て、
私は少し背筋が伸びました。

2月3日に試験が行われた
筑波大学附属駒場中学校。
言わずと知れた、日本トップレベルの進学校です。

算数の第1問
いわゆる「計算問題」ではありません。

最初に出てくるのは、
かなり長い文章です。

条件がいくつも書いてあり、
例が示され、
「この場合はこうなる」と説明が続く。

その文章を正確に読み取り
必要な情報と、不要な情報を選び、
頭の中で整理してから、
はじめて“算数”が始まります。

ここで、ふと思ったのです。

これって、本当に
「算数の力」だけを見ている試験なのだろうか? と。

今の入試は、
速く解ける子を選ぶ試験ではありません。

ましてや、
暗記量が多い子を選ぶ試験でもありません。


大量の情報の中から、
必要な情報を読み取り、
意味を理解し、
自分で選び取れるか。

その力を、真正面から見にきています。

そしてこれは、
そのまま今の社会の姿です。

スマホを開けば、情報は洪水のように流れてくる。
正解らしきものも、意見も、ノウハウも、山ほどある。

その中でこれからの子どもたちに必要なのは、
「全部を処理できる力」ではありません。


自分に必要な情報を選び、
理解し、
使える形にできる力。

筑駒の算数は、
それを小学生に求めている。

ここで、最近多い相談内容がこれです。

「うちの子、文章を読むのが苦手で…」
「問題文が長いと、そこで止まってしまう」
「理解する前に、不安になって動けなくなる」

この悩み、
能力が低いから起きているわけではありません。

発達の視点で見ると、
文章題で止まる子の多くは、

・情報を一度に保持する力が弱い
・言葉だけで処理する負荷が高すぎる
・不安が先に立ち、思考が止まる

という状態に陥っています。

これは、
「考えられない」のではなく、
考える前に脳がブレーキをかけている状態です。

ここで、よくある誤解があります。

「たくさん読ませれば慣れる」
「訓練すればできるようになる」

残念ながら、
順序を間違えると逆効果です。

情報過多のまま突っ込ませると、
脳はますます
「読む=怖い」と学習してしまいます。

だから必要なのは、
量ではなく順序

・どう情報を整理すればいいか
・どこから拾えばいいか
・理解できた、という感覚をどう作るか

これを、
安心した状態で意図的に戦略的に体験させること。

発達科学コミュニケーションでは、
「できない所を埋める」やり方はしません。

脳が動ける条件を整えることを、最優先にします。

すると、
文章はではなくなります。

「全部読まなくていい」
「ここを見ればいい」
「こう考えれば整理できる」

そうやって、
情報と付き合う力の土台から育てていきます。

筑駒レベルの入試が見ている力は、
特別な子だけのものではありません。

むしろ、
これからの社会を生きるために
すべての子に必要な力です。

今つまずいているように見える子ほど、
順序さえ合えば、
一気に伸びるケースも多い。

ここまで読んで、

「うちの子は、大丈夫かな」
「この先、ついていけるのかな」
「どこから、どう整えたらいいんだろう」


ネットや本を探しても、
一般論ばかりで、
「結局、うちの子の場合は?」が分からない。

発達の困りごとは、
診断名や学年だけでは見えません。


その子の脳の使い方、今の不安の位置、
どこが詰まり、どこが伸びる入口なのか。

そこを整理することで、無駄な頑張りや遠回りをさせずに効率よく伸ばしてあげられます。

わが子の脳はどうなってる?
気になった方は
今月の個別相談にきてくださいね。

今の状況を一緒に整理し、
最短ルートを見つけましょう^^
読者さん専用のURLが下の方にあります。

体験会欠席の方がいらしたので、今月の相談はあと2人だけ受付できます。

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