不登校の子どもの『やる気』を引き出すとっておきの方法 〜〇〇は最強〜

不 登校 やる気 を 出す 方法
『やる気』の出ない無気力タイプの不登校のお子さんの対応で困っているママはいませんか?『やる気』を引き出すためには、まずお子さんの様子をしっかりと観察してみましょう。そしてお子さんの『好き』や『得意』にアプローチすることが『やる気』を引き出すことに繋がります。
 
 

1.『やる気』の出ない無気力タイプの不登校のお子さんの対応に困っていませんか?

 
 
✔️『やる気』スイッチがどのタイミングでオンになるかわからない。
 
✔️「めんどくさい」「疲れた」の言葉が多く、行動量が少ない。
 
✔️機嫌を損ねると、次の一歩が出なくなってしまう。
 
✔️体調不良が続くと、本調子に戻るのに時間がかかる。
 
 
不登校の子どもの『やる気』を引き出すために、どう対応したらいいか困っているママはいませんか?
 
 
不登校の子どもたちの中でも、特に多いのが『無気力型』のタイプ。
 
 
何かしらの原因で、自己を肯定できなかったり、日々の生活に物足りなさを感じて、『やる気』が湧かない状態になってしまいます。
 
 
文部科学省の調査においても、不登校の原因として一番多いのは「無気力・不安」という結果が出ています。 
 
(引用)文科省調査データ↓
 
 
ただでさえ、不登校で学校に行けず、家でばかり過ごしているのも心配なのに
 
 
何事にも『やる気』が出ない状態のお子さんを見ていると、親としては将来が心配になってしまいますよね。
 
 
どうにか『やる気』を出してほしいと、ママがあの手この手で対応をしてみるけど、子どもの機嫌を損ねてしまいことごとく裏目に出てしまう…。なんてことも。
 
 
寝る子ども
 
 
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2.フリースクールにすら行けなくなってしまった息子

 
 
私の息子も不登校で学校に行けない日が長く続きました。
 
 
家でずっと過ごしていた時期は、ゲーム以外に興味を持たず、一日中ゲーム三昧の日々。
 
 
一日中家の中にいるのに、家庭での会話、こちらがどれだけ話しかけても「別に…。」しか返ってこず、コミュニケーションは全然成立していませんでした
 
 
「このままじゃいけない!」そう思った私は、発達科学コミュニケーションを受講。
 
 
発達科学コミュニケーションの基礎講座を全て終わって、息子の状態がよくなってきた頃にフリースクールに息子を通わせることにしました。
 
 
ありがたいことに、講座で学んだおかけで息子の状態はかなり良くなっていましたし、フリースクールの環境が合っていたようで、息子の様子は少しずついい方向に変わっていきました。
 
 
少しずつ「やってみたい」という気持ちが芽生え始め、週2回だったフリースクールも毎日楽しみに通うようにもなっていきました。
 
 
家にいる時間が少なくなり、息子がフリースクールで楽しんでいることに対して、私もとても嬉しく感じていたのですが…。
 
 
順調にいっていた矢先、息子はインフルエンザにかかってしまい、フリースクールを1週間休み、それから続けて正月休みに入ってしまったため
 
 
トータル3週間近く、フリースクールに行けない日が続いてしまったのです。
 
 
正月明けのフリースクール復帰の日は、朝から起きてくることができず、お休みをしました。
 
 
そして、その次の日も起きることができず、休み。その次の日も…。
 
 
このままこの状態が続くと、また前の状況に戻ってしまう…。
 
 
焦った私と主人は、ダメだとわかっていても、息子に対してダメ出しをしたり、どうにかフリースクールに行かせようと必死になってしまっていました。
 
 
その結果、その後1ヶ月はフリースクールに行けない日々が続きました。
 
 
テレビを見る子ども
 
 

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3.子どもの『やる気』を引き出す方法

 
 
私は、この状況をどうにか乗り越えるために発達科学コミュニケーションの基礎講座を再度受講
 
 
息子の状態を回復させるために、夫婦で話し合い
 
 
・フリースクールについての話はしない
・まずは息子の心の安定が必要
 
 
息子の『やる気』がもとに戻るまで、息子の安心の土台を作ることを第一に考えて、肯定的な関わりを徹底して行うようにしていきました。
 
 
息子は小学校高学年のため、なかなか肯定的な関わりが響かないこともあり、心が折れそうな時もありましたが
 
 
怒りや焦りをグッとこらえて、常に肯定的な関わりを実践していきました。
 
 
何よりも効果があったことは、息子の好きだと感じていることや得意だと感じていることに対して、親が興味を持つことでした。
 
 
普段は素っ気ない返事しかしない息子が、ゲームの話になると難しい言葉を使って、色々と説明をしてくれました。
 
 
ゲームの会話がきっかけだと機嫌がよくなり、その次の行動への「やる気」に繋げることができました。
 
 
家でゲーム以外何もしなかった息子が、犬の散歩に行ったり、お手伝いも嫌な顔せずにやってくれるようにもなっていったのです。
 
 
私も息子との会話が盛り上がるのが嬉しかったので、さらにゲームについて知りたい!とゲーム攻略の本を買ってみたりもしました。
 
 
ゲーム攻略の本を部屋でこっそり読んでいると、息子に見つかってしまい、大笑いされてしまいました。
 
 
これまでは、私の行動に対してなんて興味も持たず、声もかけて来なかった息子とゲームを通して心を通わせられた瞬間で、内心とても嬉しかったです。
 
 
やる気
 
 

4.好きや得意は『やる気』を引き出す最大のアイテムになる!

 
 
フリースクールに行けず、1日家でゲーム三昧という生活は以前と変わりませんでしたが、 親子の会話や関わりはどんどん増えていきました。
 
 
フリースクールともこのことを連携し、先生や友達がゲームを通して関わりを持ってくださったことをきっかけに、2月からはフリースクールに少しずつ復帰することができるようになりました。
 
 
以前は不登校になってゲームしかしない息子に対しても、『だらしがない』とか『ゲームばかりしていたらバカになる』などの言葉を出すくらい
 
 
ゲームに対して良い印象を持っていませんでしたが…。
 
 
今は、息子の『やる気』を引き出してくれた最強のアイテムだとゲームという存在に感謝しているくらいです。
 
 
お子さんの好きなことはなんですか?
 
 
お子さんの得意なことはなんですか?
 
 
好きや得意は『やる気』を引き出す最強のアイテムです。
 
 
好きや得意をうまく利用して、お子さんの『やる気』をぜひ引き出してあげてくださいね。
 
 
笑顔の男の子
 
 
 
 
 
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