友達ができるか心配…。中学生・高校生の新学期の不安を解消する親の関わり方

新学期を目前にお子さんは不安になっていないでしょうか?高校生にもなると、ある程度親の手を離れ、子どもは自分の力で問題を解決できるようになっていきます。しかし、子どもが不安になっている時こそ、親の関わりがとても重要になってきます。いつもの会話にあることを意識して会話をすると、お子さんの不安な気持ちが和らぐことができますよ。
 
 

1.新学期は不安が大きくなりやすい時期です。

 
 
新学期も目前となり、入学や進級、進学の準備を始めたりする方もいるのではないでしょうか?
 
 
中学生高校生にもなると、ある程度、親の手を離れ、問題を自分の力で解決できるようになってきますよね。
 
 
不安気質の強かったお子さんも、これまでの経験から「新学期に対する不安もあまり感じなくなってきた」と感じている親御さんもいらっしゃるかもしれませんね。
 
 
また、思春期になって、あまりお父さんやお母さんと家庭で話さなくなってきたお子さんもいらっしゃることでしょう。
 
 
ですので、お子さんが入学や進級に対して、どのような感情をお持ちかわからない親御さんも多いかもしれませんね。
 
 
しかし、中学生になっても、高校生になっても…。子どもたちは新学期に対して何かしらの不安を抱えていることを忘れないでください!
 
 
私たち大人だってそうです。大人になったからと言って、新しいことが始まる時の不安は全く無くなったでしょうか?そんなことはありませんよね?
 
 
私たちは、大人になって不安という感情に対して「どう対応したらいいのか」を経験から学んだだけで、不安という感情は子どもの頃と変わらず持ち続けています。
 
 
中学生や高校生になって、体も心も成長した子どもたちですが…
 
 
まだまだ経験値は少なく、不安という感情に対して、どう対応したらいいかを経験から学んでいる途中です。
 
 
平気に見えて、実は不安でいっぱいというお子さんは多いと思います。
 
 
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2.中学生・高校生の新学期の大きな不安は『友達問題』

 
 
中学・高校と年齢があがってくると、小学校の頃とはまた違うことに不安を抱えるようになります。
 
 
もともと、不安気質はその子が持って生まれたものということもあり、中学・高校になってもその特性は残っていることもあるので、やはり環境の変化が原因で不安が強くなることがあります。
 
 
実は、最近の子どもの場合は、私たち親世代では考えられないようなことで不安が膨らんでいるようです。
 
 
現代の子どもはスマホの普及により、学校が始まる前からSNSで繋がり、新学期が始まる前から誰かと繋がって新学期を迎えようとしています。
 
 
むしろ誰かと繋がっていないと不安であり、自分だけが取り残されてしまうのではないかという想いから、SNS上で同じ学校の友達を探してしまうようですね。
 
 
または自ら発信して、友達探しをしているようです。
 
 
 
 
「友達ができるか心配」
 
「新学期が始まる前からすでにグループができていて不安」
 
「自分は誰とも繋がっていないのに大丈夫か…」
 
 
中学生や高校生になると、新学期の不安には『友達問題』が大きく影響しているようです。
 
 

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3.不安が強い時こそ、非言語コミュニケーションが効果的!

 
 
いずれの年代の子どもも春先に不安を抱え鬱々としてしまうので、その不安が大きくならないように親子のコミュニケーションがとても大切になってきます。
 
 
親子のコミュニケーションといっても会話だけが全てではありません。
 
 
もちろん話す「言葉」も大切ですが、実は話すことだけがコミュニケーションではないということを知っているでしょうか?
 
 
コミュニケーションには「言葉」以上に大切なものがあります。
 
 
不安の強い子どもに気をつけたい親子の会話のポイントは、言葉も大切ですが、実は「非言語情報」の会話が大切です!
 
 
非言語情報と聞くとすごく難しく感じてしまうかもしれませんが、漢字を見ての通り、言葉に頼らないコミュニケーションで表情や声のトーン、語調などのことをいいます。
 
 
 
 
こんなことありませんか?
 
 
普通に子どもにして欲しいことを伝えただけなのに、子どもに怒っていると勘違いされたり、怯えた目でこちらを見ていたりすることはないでしょうか?
 
 
このように子どもの脳では、言葉の中身より非言語情報が先に処理されてしまうので、言い方次第では、伝わらないことがあるんです。
 
 
この場合はお母さんの表情の方が先に処理されてしまい、真顔のお母さんを怖いと認識してしまったために、子どもは怯えてしまい、言われたことが頭に入らないという現象が起こります。
 
 
だからお母さんは言い方に気をつける必要があるんですね。
 
 
では、会話をする時にはどのようなことを意識したらいいのでしょうか?
 
 

4.子どもの新学期の不安を解消する親の関わり方

 
 
非言語情報が大事というお話をしましたが、そこで覚えていただきたい合言葉は「3S」です。
 
 
3つのSの頭文字をとったものです。
 
 
そのSとは、
 
 
Smile…「笑顔」
 
Sweet…「優しい声」
 
Slow…「ゆっくりと間をとって」
 
 
この3つの「3S」を意識するだけで、褒め言葉や、指示の伝わりやすさが断然変わっていくのです。
 
 
 
 
特に不安が強いお子さんには有効なテクニックです!
 
 
話しかける時からニコニコ笑顔で、そして優しく丸みのある声で、矢継ぎばやに言わず話と話の間をしっかりと取って話すようにしましょう。
 
 
お母さんがこの3Sを意識しながら話しかけると、伝えたい言葉の中身も大事ですが、それ以外にも優しいお母さんの表情や落ち着いたトーンの声などが目から耳から入り伝わっていくので安心感へと繋がっていきます。
 
 
つまり3Sを意識すると子どもの目にはお母さんがいつもご機嫌に映って、家の中が和やかな雰囲気になっていくのです。
 
 
それが子どもに安心感を与え、家の中が安全基地となるので、不安な気持ちなども話せるようになっていきます。
 
 
是非、お子さんへ話しかける際は3Sを意識して話をしやすい雰囲気を作ってみてくださいね。
 
 
 
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