今日は、
子どものやる気を10倍アップさせる
“ご褒美作戦”
についてお話しします。
「ご褒美って、
甘やかしになるんじゃないの?」
「ご褒美がないと
やらない子になるんじゃ…?」
そんな風に思っているママも
多いのではないでしょうか。
ですが実は、
やる気を育てる脳の仕組みとして、
ご褒美はとっても有効なんです!
私たちの脳には、
「報酬系」と呼ばれるシステムがあり、
嬉しいことや予想外の楽しさがあると、
“やる気を出すスイッチ”がパチンと入ります。
だからこそ、
子どもに“行動させるきっかけ”として、
ご褒美はすごく効果的なんです!
しかも、
発達に特性のある子どもたちは、
このスイッチが入りにくかったり、
スイッチを押す「体験」が
少ない子も多いんです。
だからこそ、
家庭で「ご褒美」を上手に使って
脳に動きたくなるきっかけを
プレゼントしてあげることが、
子どもの発達を
グーンと伸ばす力になります!
とはいえ、
ご褒美をただ与えればいいわけでは
ありません。
大事なのは、ここから!!!
【ご褒美作戦】
ご褒美と褒め言葉はセットで!
ご褒美がよくないと考えている人は、
「ご褒美をあげすぎると、
ご褒美がないと行動しなくなる」
と考えがちです。
ところが、
この認識は間違いで、
“褒め言葉”が足りないケースに
多いんです。
ご褒美はあくまでもオプション!
大事なのは
「褒め言葉(ママの心)」
なのです。
褒めが不十分だったり、
自己流の褒め方で
十分に伝わっていないと、
ご褒美ばっかり欲しがる!
という状態になりますので、
ちょっと注意が必要です。
しっかりとママの褒め言葉が
伝わっていれば、
次第にご褒美は減っていき、
最後に残るのは「褒めことば」
つまり「ママのことば」だけに
なるので心配無用!
子どもはママの言葉で満たされて、
「またやってみよう!」と
自然に行動できるようになります。
行動をしないと、
行動するための脳の回路が作られず、
いつまで経っても、
できるようにはなりません。
だからご褒美を与えて、
行動させれば、
脳に行動の回路ができて、
次第にご褒美なしでも、
行動ができるようになるんです!
だからこそ、
きっかけが「モノ」でも、
「ママの言葉」とセットなら大丈夫!
たとえば、
「片づけたらゲームしていいよ」と言って
行動のきっかけをつくるのもOK!
大人は、
「キレイになって気持ちいい!」
と思いますが、
子どもはそう感じるのはまだ先の話。
だから、
「片づけてゲームができたらラッキー!」
でまずはOKなんです。
その体験の積み重ねで、
「片づけるとスッキリする」
「できると嬉しい」
という脳の回路が、
知らず知らずにできていきます。
だからこそ、
「ご褒美+褒め言葉」
をセットにして、
やる気をサポートしてあげてください!
もしも、
「ご褒美の要求が
エスカレートしてきた?」
と感じたら、、、
褒め方が
自己流になっているサイン
かもしれません!?
そんな時は、
ぜひ発達科学コミュニケーションで
脳が伸びる褒め方を1から学んで、
正しい褒め方をマスターしましょう!
「ご褒美は甘やかし」
なんかじゃない!
子どもに必要なのは、
「できた!」「やれた!」の
成功体験。
成功体験をつくりにくい
グレーゾーンの子どもたちだからこそ、
ご褒美をうまく使って、
「行動のきっかけ」
を作ってあげましょう!
それが、
脳を育てる最高の
“家庭教育”になりますよ!