【分離不安キッズ✖️夏休み特集】生き物、動物好きの子どものワクワクが止まらない!〜北海道 旭山動物園〜

この夏、ふたばschoolは分離不安キッズとそのママたちの夏休みの挑戦を応援します!夏休み特集号では、全国各地のママさんたちへのインタビューを掲載。分離不安キッズのためのお出かけ情報をお伝えしていきます。お出かけ前の事前準備にぜひお役立てください。〜夏休み特集・第5号は北海道のお出かけ情報をお伝えします!〜
 
 

1.今年の夏休み、分離不安キッズの挑戦をふたばschoolは応援します!

 
 
みなさん!夏休みどうお過ごしですか?
どこかにお出かけされる計画はありますか?
 
 
海、川、遊園地、旅行…
 
 
夏休み、子どもを連れて行きたい場所はたくさんあるものの、発達の特性のあるお子さんを連れて行くとなると
 
 
「待ち時間が多くなって、イライラし始めたらどうしよう?」
 
「安心して過ごせずパニックになったらどうしよう?」
 
「料金を払った後に行きたくないと言い出したらどうしよう?」
 
と、ママの悩みは尽きませんよね。
 
 
分離不安や発達凸凹の子どもをお出かけに連れていくのは、子どもにとっても、ママにとっても一つの大きな挑戦です。
 
 
考えれば考えるほど、せっかくのお出かけが億劫になってきて、お出かけを諦めてしまっているママもいらっしゃるのではないでしょうか?
 
 
そんな分離不安キッズ・発達凸凹キッズを育てているママたちへ…
皆さんの夏休みの挑戦をふたばschoolも応援させてください!
 
 
分離不安キッズ・発達凸凹キッズのお出かけを計画する際、ママの下調べ事前準備がとても重要になってきますよね。
 
 
そこで、夏休み特集号として、分離不安キッズ・発達凸凹キッズにおすすめする「全国各地のお出かけ情報」をご紹介していきたいと思います。
 
 
ふたばschoolは全国各地の分離不安キッズのママたちのコミュニティ。
ふたばschoolのママたちは、皆さんと同じ悩みを持って子育てに奮闘しているママさんたちです。
 
 
全国各地にいるふたばschoolのママさんたちから教えていただいた
 
 
「この施設は分離不安キッズも遊びやすいよ!」
 
「ここは、この時間のこのスポットが発達凸凹キッズにはおすすめ!」
 
 
などの、分離不安キッズ・発達凸凹キッズのためのお出かけ情報を特集でご紹介していきますね。
 
 
 
 

2.子どもの特性に合わせた楽しみ方ができる!〜埼玉県 鉄道博物館〜

 
 
夏休み特集号、第5弾は北海道の情報をお届けします!
 
 
教えてくれるのは発達科学コミュニケーションリサーチャーの「たかもりいずみ」さんです。
 
 
いずみさんのお子さんは、小学校2年生の不安が強い男の子です。
 
・自分の興味のあることへの好奇心がとても旺盛
 
・昆虫、水辺の生き物、動物など身近な生き物の採集や観察、お世話が大好き
 
・好きなことをしている時はとっても集中して取り組むことができる。
 
・興味のないことや自分の苦手なことに対しては、あきらかに興味がない様子や態度が出てしまい、人に合わせること、他者の気持ちに思いを向ける事が苦手
 
・お出かけでは、順番を待ったり並んだりする事と興味のない場所に連れて行かれる事が大変苦手で、暴言も出ますから、毎回ヒヤヒヤ。
 
・想いが強すぎて兄弟喧嘩になるととっても激しくぶつかり、外出先でも、何を言っても声が耳に届かないなんてことも多い。
 
といった特性を持っていらっしゃいます。
 
 
そんな生き物・動物好きの息子さんのワクワクが止まらなかったスポットは…
北海道の「旭山動物園」!!
 

さっそく、いずみさんにインタビューしていきたいと思います!

 
 

いずみさんが「旭山動物園」にお子さんを連れていくことになったきっかけや思いを教えてください!

 

私は北海道旭川市出身なので、幼い頃から旭山動物園に親しんできました。

 

子どもたちと暮らす自宅は関東のはずれですが、どうしても都市部のお出かけは、
道が混む、トイレが混む、何をするにも混む

 

まわりに合わせられない息子は、並ぶことへの嫌悪感が大きく、暴言悪態をつき始めます。

周囲の目が気になる私にとって関東でのお出かけはどうしてもハードルが高くなりがちです。

 

そんなことから私は、帰省するたび、生き物、動物好きの子どもたちを旭山動物園に連れて行っています。

 

旭山動物園は、地方だからと言ってあなどるなかれ!

 

2004年には月間で入園者数日本一となり、2007年・2008年には、年間300万人の入園者が訪れた人気のある動物園なのです。

 

動物本来の姿を見せる行動展示で楽しませてくれますし、『なるほどガイド』『ワンポイントガイド』『手書き看板』などではとても見やすく動物の生態を教えてくれます。

 

子ども牧場では、モルモットやウサギと触れ合う事ができます。

『もぐもぐタイム』では、動物と飼育員さんのやりとりに笑いが起こることもしばしばです。

 

コアな動物や生き物好きな息子にはたまらない動物園なのです。

 

 

 

いずみさんが「旭山動物園」を分離不安キッズや発達凸凹キッズにおすすめする理由を教えてください!

 

旭山動物園の1番のおすすめポイントは、満足できる内容に対して園内がほどよく空いているということ‼︎

 

コロナ禍が明けて5類になって、ここ数年よりは入園者が増えては来ましたが、都市部の施設に比べれば、やはりほどよく空いています

 

チケットを買う、動物を見る、トイレに行く、売店に並ぶ、何をするにも待ち時間が少ないということ、じっくり観れるということは自己中心性が高いと言われている発達凸凹キッズや同行するママたちにとってお出かけのハードルがグッと下がる点ではないでしょうか?

 

また、園内がコンパクトにまとめられているところも旭山動物園の魅力のひとつです。

 

一般的な子どもよりも体力がなかったり、感覚過敏で疲れを感じやすかったりする発達凸凹キッズはいませんか?

 

旭山動物園は広大な土地を持つ動物園とはひと味違います。

 

もちろん、ある程度の広さを確保していますし、山の斜面に動物園が作られているため、山道を歩くのに慣れていない方にはつらく感じることがあるかもしれません。

 

しかし、次々に展示施設が出て来て、とてもワクワクした気持ちになり、自然とどんどん足が進むのです!

 

 

混雑や待つのが苦手な発達凸凹キッズは多いはず。

 

待ち時間が少ない。ゆっくり観れる。というのは分離不安キッズや発達凸凹キッズのお出かけにとって、最重要ポイントかもしれませんね!

 

「旭川動物園」に分離不安キッズや発達凸凹キッズを連れて行く際、気をつけておくべきこと事前に準備をした方がいいことがあったら、教えてほしいです!

 

 

①スケジューリングをする!

 

動物の生態を詳しく観察したい‼︎という動物好きのお子さんには、もぐもぐタイムのある動物を確認することと、その時間をうまく組み立ててスケジューリングすることをおすすめします。

 

あざらし館横のサポートセンターで時間を調べる事ができますよ。

 

また、コロナの感染状況によって、子ども牧場での触れ合いができるかどうかも確認しておいた方が良いですね。

 

こちらも時間帯が限られますし、時間によって触れ合う動物がかわります。

初めにチェックすることでより楽しむ事ができるようになります。

 

生き物と触れ合う時間は動物好きな凸凹キッズにとって脳を柔らかく、成長させてくれるかけがえのない時間となります。

ぜひお子さんの希望が叶う動物園見学にしていただきたいと思います。

 

 

 

②駐車場の場所を確認

 

お子さんの山歩きに不安がある方は駐車場をどこに設定するかも大切になって来ます。

 

ふもとの駐車場に停めると初めは登りが大変だけれど、疲れの出てくる後半に山下りのイメージ。

 

山頂に停めると、最初は楽々だけれど、最後疲れが出てくる頃に上りで正直キツイ…

 

駐車台数にも限りがありますから、ぜひ事前に園内地図をダウンロードのうえ、
『お子さんと何を楽しみたいか』に焦点をあてて計画を立ててみてください。

 

 

 

 

 

やはり、お子さんが楽しむためにはママの下調べと準備は必須ですね!

 

「旭山動物園」に行って、いずみさんのお子さんはどう成長しましたか

 

 

子ども牧場でモルモットと触れ合えたことや飼育員さんと話した事がとても心に残っているようでした。

 

また、自分で好きな動物の写真を撮ることにも挑戦しました。

 

その結果、水の中で泳ぐペンギン、あざらし、ホッキョクグマの素敵な写真を撮る事ができたのです。

 

自分が理想とするシャッターチャンスと出会うために何度も施設に入り、出る、をくり返せたのも、自分が撮りたい!と思うアングルで撮る事ができたのも、ほどよく空いている旭山動物園だったからです!

 

たくさん自己実現をさせてもらって大変自信になった様子でした。

 

帰るのも名残惜しく、今日学んだ動物の生態を得意げに家族に話し、またひとつ頼もしくなった子どもたちです。

 

(お子さんの撮った写真)

 

 

 

「好き」という気持ちは、子ども興味関心を広げていくだけではなく、苦手なことにも挑戦しようという気持ちにも大きく繋がっていきます。

 

外出が苦手なお子さんでも、「好き」が目的にあると外出も億劫ではなくなるんですよ。

 

いずみさんのように、お子さんの「好き」をさらに広げていける経験をこの夏に挑戦していきたいものです。

 

いずみさん、素敵な情報、そして素敵な写真、ありがとうございました!

 
<施設情報>
 
旭山動物園
〒078-8205 北海道旭川市東旭川町倉沼 
 
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