1.今年の夏休み、分離不安キッズの挑戦をふたばschoolは応援します!
2.きょうだいみんなの願いが叶う!~長野県 忍者の里 ちびっ子忍者村~
三姉妹真ん中の小学6年生の娘さんは、不安が強く、場面緘黙症です。
初めての人や場所も平気でドンドン進んでいく好奇心旺盛の2人なんだとか。
長野県にある 忍者の里 ちびっ子忍者村 です。
さくらさんが「忍者の里 ちびっ子忍者村」にお子さんを連れていくことになったきっかけや思いを教えてください!
次女には聴覚過敏や視覚過敏があり、すぐに疲れてしまいます。
せっかく外出しても「疲れた〜」「帰りたい〜」としょっちゅう言うし、小さい時はすぐに「抱っこ〜」と言ってベビーカーが必需品でした。
単に体力がないだけと思っていたので随分と無理をさせていたと反省しています。
次女は過敏の特性を持っていますが
・休憩をしっかりとれるスケジュールにする。詰めすぎないゆる〜い予定にする。
・目からの刺激(太陽光、人混み、街中のキラキラや派手な装飾)を和らげてあげるために、キャップをかぶる、休憩をこまめにとる、いつも使っているタオルを持たせて安心させる。
・耳からの刺激(人混みのざわざわ、急な大声や大きな機械音)からはイヤーマフで対応する。
・情報を事前に仕入れ、混雑状況を把握して出かける。
・行き先の情報を本人に伝え、見通しが持てる状況にする。
などの対応をしていると、長時間のお出かけも可能です。
「疲れやすいけれど、どこかには連れて行ってあげたい!」
次女が無理なく遊べて、活発な長女や三女の希望を叶えることができる。
三姉妹が楽しく遊んだ思い出を残したくて、みんなの願いが叶う忍者村に行くことにしました。
さくらさんが「忍者の里 ちびっ子忍者村」を分離不安キッズや発達凸凹キッズにおすすめする理由を教えてください!
私が皆さんに「忍者の里 ちびっ子忍者村」をおすすめする理由はズバリ!
感覚過敏の子でも楽しめる!活発な子も超慎重な子もみんなが楽しめます!
忍者村は屋外のアスレチックが多く、忍者修行ができます。
活発なお子さんはチャレンジしながらどんどん進んでも行けるし
超慎重な子はみんなの様子を見てから、途中からでも自分ができそうな所だけでもチャレンジすることができます。
屋外アスレチックは制限がないので、慎重さんがよく経験する、やっと慣れたのにタイムオーバーになることもなく三姉妹が満足するまで遊ぶことができました。
また、親子で忍者衣装をレンタルすることができ忍者に変身することができます。
衣装を着て写真を撮るのもヨシ!
忍者になりきって遊ぶのもヨシ!
洋服が汚れる心配なく遊べます!パパが一番楽しんでいたかもしれません(笑)
屋外に疲れたらカラクリふしぎ屋敷やキッズルームで休憩することもできます。
私たちが行った時はそこまで混んでいなかったので、満足するまで遊び尽くせました。
人酔いやうるさいこともなく、気持ちの良い屋外アスレチックで性格の真逆な三姉妹でも十分楽しめました。
(実際のお子さんの様子)
なかなか忍者修行ができる施設なんてないので、ぜひ行ってみたいです!
きょうだいそれぞれ性格も特性も違うので、それぞれのペースで遊べるのはとても助かりますね。
「忍者の里 ちびっ子忍者村」に分離不安キッズや発達凸凹キッズを連れて行く際、気をつけておくべきこと、事前に準備をした方がいいことがあったら、教えてほしいです!
①きょうだいを連れて行く場合、できたら大人2人以上で行くと安心です
ウチのような活発な姉妹と超慎重な次女では行動範囲も違えば、最初のスタートダッシュも違います。
何も恐れずにドンドン進む子達と超慎重な子をママ1人で見るのは物理的に無理なので、可能であればパパや他の大人がいれば安心です。
ママ1人しか来れない場合は他の子に協力してもらったり、「最初は見てるだけで良いよ。歩いて一緒について行こうか⁈」と提案してみてくださいね。
「せっかくきたんだから一緒にやりなよ!」と無理させてしまうよりも、不安が強い慎重タイプのお子さんは「安心」が鍵となるので、本人が挑戦するまで待ってあげましょう。
②朝イチか夕方がおすすめ!
GWやお盆休み中は混雑しますので、少しでも混雑を避けたい場合、朝イチもしくはあえて夕方に行くのがおすすめです。
営業時間は9時〜17時(最終入場16:00)です。
11月下旬から4月下旬までは閉園しています。アスレチックは無料ですが有料施設もあります。
③車酔いしやすい方は要注意
ちびっ子忍者村は山間部にあるので勾配の強いクネクネ道があります。
そのため、車酔いしやすい方は注意が必要です。
不安が強い慎重タイプのお子さんが挑戦しようとしている時は、周りが焦らせずに本人が挑戦するまで待ってあげることが最重要ポイントですね!
「忍者の里 ちびっ子忍者村」に行って、さくらさんのお子さんはどう成長しましたか?
次女はちびっ子忍者村に行ってからは外出に前向きになりました。
余裕を持ったスケジュールで満足が行くまで遊び尽くせた経験が、良いイメージとして記憶に残ったんだと思います。
普段の外出では人や場所に慣れるのに時間がかかるため「自分だけできない!」の記憶が残りやすいのですが、今回の外出では成功体験をたくさん積むことができました。
「あの時こうしたら大丈夫だった!」の経験から、同じような場面が予想できるようになり、前もって準備しておけば乗り越えられると自信もついたようです。
やりようによって、こんなにも次女が楽しそうに遊べることがわかり、次女にとっても私にとっても得ることが多い忍者村でした。
忍者村での成功体験から億劫だった外出も頻度が多くなりました!
成功体験をたくさん積むことができ、お出かけに対していいイメージを残すことができたんですね!
不安が強い子には、少しハードルを低くして成功体験をたくさん経験させてあげることで自信に繋げることができます。
皆さんもぜひこの夏、お子さんの成功体験をたくさん増やしてあげてくださいね!
さくらさん、素敵な情報、ありがとうございました!