キレやすい子どもの子育て中、感情に巻き込まれ、イライラする経験をしたことがある高齢出産ママはいらっしゃいませんか?高齢出産ママも体調変化でイライラすることあるかと思います。そんなときに気に入らないことがあるとすぐキレる子どもをイライラせずに落ち着かせるためにお母さんができる4つの秘策をお伝えします。
1.すぐキレる子どもと高齢出産ママのイライラは違う⁈子どもにイライラをぶつけてはいけない理由
遊びに行ったと思ったら些細なことで怒って帰ってきては癇癪を起こしたり…
やりたくない宿題を始めるとすぐ怒って暴言を吐いたり…
つい怒りを収めるつもりでお母さんが「仕方ないでしょ」なんて言ったらさらに怒り出し、親子バトルに発展してしまう。
そんな、気に入らないことがあると、すぐキレたり怒ったりする子どもに、高齢出産ママのイライラが爆発なんて経験ありませんか?
子どもの怒りがなかなか収まらないと、次第にママも子どもの感情巻き込まれ、「いい加減にしなさい」とさらに怒ってしまう。
もうこうなると火に油ですよね。
親子バトルがどんどん発展していってしまい、最終的には高齢出産ママは疲れ果ててしまうのではないでしょうか。
2.キレる子どもに巻き込まれ、親子バトルに発展
私には高齢で出産した、現在小4の発達凸凹の息子がいます。
発達凸凹の息子は、切り替えが苦手、ネガティブな記憶をためやすい、さらに感情のコントロールが苦手という、発達の特性を持ち合わせています。
そして、私も高齢出産ママのため、体調変化から感情のコントロールが効かない時がありました。
息子は発達の特性から、感情のコントロールが苦手で、何か気に入らないことがあるとすぐにキレてしまいます。
それを宥めようとして私が声をかけると、さらに癇癪を起こす。
イライラした私も息子の怒りの感情に巻き込まれてしまい、最終的には親子バトルに発展してしまうなんてことが当たり前になっていました。
3.高齢出産ママがイライラせずに、キレる子ども落ち着かせる4つの秘策
子どもが怒りの感情を爆発させてる時には、お母さんは話を聞く体勢で子どもを見守ります。
①【保留】まず、子どもの現在の問題は一旦置いておいておきます。
絶対に子どもにアドバイスをしない。
お母さんは余裕をもって見守りましょう。
②【受容】子どもに、ここは安全な場所なのだと思ってもらえるように子どものありのままを受け入れましょう。
暴言吐いていても否定せず全部受け取りましょう。
③【理解】子どもが何を感じているかを見つけましょう。
なぜ怒っているのか本当の感情を見つけて代弁してあげましょう。
④【共感】子どもの今の状態に共感してあげます。
怒りで酷い暴言を吐いていても理解して共感してあげるのです。
お母さんが①〜④を実践していくうちに子どもが落ち着いたら、「自分で落ち着けたね」と褒め、子どもの話をゆっくり聞きましょう。
そして本当の感情を見つけ「悲しかったね」や「辛かったね」など声をかけます。
子どもの脳はまだまだ発達途中で未熟です。
自分の本当の感情を言語化できないことで、怒りや癇癪でお母さんに伝えてるのです。
なのでお母さんはどっしり構えて、子どもを受容し理解し共感してあげましょう。
子どもは、お母さんに自分の気持ちをわかってもらい、伝わったと思えると安心します。
そして自信にも繋がっていきますよ。
執筆者:
発達科学コミュニケーション トレーナー
ごとうあかり